つけ麺 上々 東京・木場 ※閉店







遠い先だった春の訪れも、そうでもなくなって来て、そんな事を意識しやすい程に快晴の青空が広がっていた、首都圏の休日の土曜日だった。

実は今週の火曜日の夜、いつものようにヤフーメールが来ていないか確認をすると、懐かしい方から一通のメールが到着していた。

かつて、秋葉原駅から徒歩圏内の神田和泉町に、こちらの支店が営業をしていた。そこでこちらを知る事となり、創業者の店主と知り合う事となった。御無沙汰となっていた、その常脇店主からだった。

一度訪問したこちらを、今回大幅に改装して、自家製麺によるつけ麺店にしたそう。最近は本店の店長をしていた御子息に後を任せたそうで、たまにそのラーメン店を手伝いながら、NPO活動をされているらしい。

そんな訳で、つけ麺店にリニューアルしたこちらへ、早速再訪する旨の返信メールを送った私だった。


総武線電車に乗ってJR錦糸町駅で下車し、そこから都営バスで木場に出て、正午前には三つ目通り沿いにある、こちらの店頭に到着。

以前は店舗右手にお弁当店を併設していたが、それを無くしてラーメン店を広くしたようだった。

賑やかしで色々な案内があり、見るとちょっと無いサービスが紹介されていた。まずはその名も「早来るサービス」で、午前11時45分までに来店すれば、大盛り・チャーシュー・味玉のどれかをサービスするもの。

さらに、これが凄くて、なんと驚きの「つけ麺専用年間大盛(350g)フリーパス(700円)」&「つけ麺専用年間ダブル麺(500g)フリーパス(1000円)」と、名前の通り一年間有効の、来店する度に麺が増量になる、年間パスポートを券売機で購入出来るシステムがあった。詳細は、お店を訪れた際に、確認して欲しい。

これは特に、画期的なサービスと言えた。ディズニーランドも、びっくりドンキーである(おいおい)。


そして入店すると、直ぐ目の前に常脇氏が出て来られ、久々の再会を喜びつつ御挨拶。外見は以前と殆ど変わらない、人当たりの良さそうな、いつもの店主だった。

券売機で特製つけ麺大盛り1000円を選び、すぐ目の前のカウンター席に腰を降ろした。なお、つけ麺専門店と肩書きが有りながらも、ラーメンも従来通りに販売していた。

NPO活動について具体的にお聞きすると、ミャンマーと日本を結ぶ、懸け橋となるお仕事をされているそう。神田和泉町店の突然の閉店については、支店で働いていた従業員の方が、二人とも突然辞めてしまう事になり、それをきっかけに支店をそのまま閉店させたらしい。

ふと壁の隅を見ると、神田和泉町店の時にもあった、ランチタイムご飯セルフサービスの電子ジャーがあり、思わず茶碗にご飯をよそいに行き、麺が太いながらも、あらかじめ時間が掛かる注意書きがある所為か、さほど待つイメージも無く、つけ麺がやって来た。

おお、相も変わらず、ビジュアルが冴えていて、しかも、美味いぞ光線を放っている(おいおい)、そんな旨そうなつけ麺だった。そういえば麺彩房系だったなと、ラーメンフリークなら思い出す、そんなビジュアルでもあった。それではと行かせて貰えば、そこは懐かしさも手伝って、もう美味い美味い美味い美味い、いや美味い。

魚介豚骨つけ汁のカツオ際立つ魚介風味は、サバ節だけでない独特感が変わらずに良く、今回以前より濃度を高めて、粘度を10度に上げたそう。イワシが隠し味の食材だそうで、なる程と言う所であった。

また、豚と鶏のそれぞれ三ヶ所の部位を、出汁に利用しているそうで、麺彩房系らしさを出しながらも、麺が違う事だけで無い、オリジナリティ溢れるもので有りながらも、どこか支那そばが愛された時代を思い起こさせる良さも混在したスープだった。

そして麺がなかなかのシフトのもの。その麺のサイズは、平打ちのこちらにしては太い麺だが、一般的に考えれば中太寄りのやや太いストレート麺だった。

自家製麺と言うと、朝打ち立てを一つのウリにするお店も少なくないが、明らかに口にしているこの麺は寝かせており、いわゆる自家製をウリにしているお店では、珍しい熟成麺を提供していた事に気が付いた。念の為にお聞きすると、やはり一晩寝かせているそうで、コシを上げる為には欠かせない工程だそう。

自家製麺と言う事で、より方策がはっきりとした相性になっていて、独特的なつけ汁によくマッチしており、見た目の太さよりも、むっちり度が増していて、かなり良い麺だった。

チャーシューも手作り感が良く、こだわり高いお店でも、スープの豚のコクにチャーシューが稀に負けているケースがあるが、そんな事もなく美味しいもので、茶碗によそった御飯に置いて、上からつけ汁を若干垂らして楽しんだ。

気が付けば完食。いやいやいやいや、これはとてもとても、良かったつけ麺だった。


(左フォト) 特製つけ麺大盛り(麺・汁)/店舗外観/東京メトロ木場駅周辺 (2009.02.07)


 つけ麺 上々(じょうじょう) 木場店

 つけめん麺量 〜 普通盛り250g 大盛り350g ダブル盛り500g

 住所:東京都江東区木場2-17-10 定休日:日曜日・祝日 営業時間:11:00〜15:00/18:00〜23:00

 アクセス:東京メトロ東西線木場駅門前仲町寄り下車。永代通りと三つ目通りの交差点を、三つ目
       通り木場公園方面へ、向かって進み歩いた左側、徒歩およそ3分。


     
錦糸町駅から付近まで、都バスも運行中。 ランチタイムは好きなだけご飯をよそえる。   太麺の為に茹で時間が掛かる旨の案内。   麺増量も年間フリーパスの時代が到来。

※以下は、らーめん上々 木場店、弁当店併設時代。


麹町が本店のお店で、秋葉原駅近くの支店が、閉店した残念な情報を受けて、先日訪問して確認をしていたこちらだった。

それより少し前に、先日辞めた会社の営業時に、こちらを見つけていた。公式サイトで、バイキング弁当の「マリシャン80」と言うお店が紹介されているが、それがこちらの隣りにあり、ここにあったんだぁ、って感じだった。

そんな訳で某店を出て一服した後、予定通りこちらへ入店する。公式サイトには紹介されていないが、サイトが更新できない羽目になったのかも知れない。中に入ると女性三人がテキパキと仕事をされていた。

券売機で、上々ラーメン600円の券を買い、空いたテーブル席に腰を降ろして券をお店の方に渡す。店主にお会い出来るかなと思ったが、普段は麹町の本店におられるらしい。

お弁当屋の方にお客さんが来たらしく、一人がそちらのスペースへ小走りして大変そう。程なく到着。

お、やけに黄色み掛かったラーメンなのだった。香味油を多くした感じだが、味的にはいつものラーメンに魚介が多い雰囲気のもので、そう変わらず良かった。やはりどこか心が和むラーメンだった。

チャーシューが、やつぱり良いのだった。久々に、上々のラーメンが食べる事が出来た。 いや、良かった。

(左フォト) 上々ラーメン (2006.02.02)


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