山勝角ふじ 千葉・新松戸



 
厚い雲が陽射しを隠して午後から雨の予報が出ていた、涼しさがまた一段と増して思わず半袖のボタンダウンシャツに、久々ニットのフード付きパーカーを羽織って出掛けた9月下旬の月曜日だった。

当初考えていた某店が営業しておらず、さてどうするかとなった時に道すがらのこちらの引力に負けないで来た事を思い出し、それならばと磁石に吸い寄せられる砂金の如く身を任せてその店頭へ立った。

松戸の雅商曾南柏の東葛○角と南流山にも支店がある、麺屋こうじ系から独立した2005年4月にオープンしたこちらだ。それにしても周辺の超人気店のオーラを放つ状況で、どの駅からもそう近くはないのに何処からともなくお客さんが続々入って行った。そんな状況を垣間見ながら私も中へ入った。

一番奥に券売機があるこちらで、つけ麺が続いていた事にこの涼しさもあって、ラーメンを選択して小豚のボタンも連打した。

殆ど埋まっていたカウンター席だったが、一つだけ空いていた席があったので確認しながらそこへ腰を降ろした。さりげなく先客の客層を見ると中年よりも青年が多く、サラリーマンよりも肉体労働者の方ばかりだった。

背中には麺茹でに7分掛かる旨の案内。ニンニクの確認がありそこはお願いして、何も言わずともかなり野菜が積まれて行った。壁のインフォを見れば野菜多めの場所にドクロマークが表記されているだけに、オシオキされそうだったので回避したが正解のようだった。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、そこはもう至高の世界とも言いたくなる程の満足感がやって来る美味しさ。背中に待ち客が時間を追う毎に増えて行くのも頷けるもの。

めちゃくちゃ極太のうねった麺も良ければ、以前杏仁豆腐と形容した背脂も若干小粒になったが相変わらず健在で嬉しかった。チャーシューも次元が違う旨さと言えるし、昔とみ田が大黒屋本舗だった頃の角ふじモードを彷彿としていた。

爆盛りとは言えそこは気がつけば完食。いや、随分かなりとっても超スペシャルに良かった。お奨め。

(左フォト) ラーメン+小豚/壁にあるインフォ (2011.09.26)


 山勝角ふじ (やましょうかどふじ) 新松戸店   ※下記データ(2011.9.26)情報更新

 住所:千葉県松戸市新松戸3-418  TEL047-343-8233  ※公式サイトはこちら

 定休日:年中無休  営業時間:11:00〜1:00

 アクセス:JR常磐緩行線他新松戸駅下車。改札を出たらダイエー新松戸店へ向かい、その奥の
       道を左折してしばらく歩いた右側、徒歩およそ10分。










昨日とは明らかに違う過ごし易い気温の低さで、そして暗い空から微量の小雨が舞い落ちる、七月・文月の月末最終日の金曜日の朝だった。

とは言え昼時にはまた天気が持ち直し、暑い日だったものの湿気が少ない分爽やかな感じで、夕暮れの夜ラでとっても久々なこちらへも、足を伸ばして見るかと歩いて行く事にした。

JR新松戸駅の改札を出て、ダイエー奥の道を左折し、更に進んで行く。

暮れなずむ街角に、涼やかな風が駆け抜ける。しばらく歩いて、午後七時少し前に、店頭へ到着した。

相変わらず変わらない、インパクト大な「腹がへったらうちに来い」の大きく目立つ縦看板があり、今日もその看板が迎えてくれたこちらだった。

以前同じ松戸市内の雅商會さんへ訪問したが、そちらはこちらと同じ系列店で、茨城大勝軒グループから独立した本家角ふじ連雅會さんが経営するラーメン店だ。南流山にも系列店があり、現在全部で3店舗を有しているこちららしい。

中へ入ると、早い夕食の時間帯だったが、半分近くの席がすでに埋まっていた。

見ると奥に券売機が見えたのでそこへ行き、特にこれとは決めていなかったが、うま辛つけ麺と言うのがあったのでそれを選び、小豚の追加と大盛ボタンも連打した。

けっこう辛いのかなと思いつつ座る席を探すと、一番奥に冷水器がありそのすぐ隣りが空いており、これはちょうどいいとソコへ腰掛けた。

何れにしても喉が渇いていたので、すぐさま立て続けに冷水を二杯飲み干した私であった。

チケットをお店の方に渡しながら、大盛りはグラム指定が可能という事で、麺量を400gでお願いした。程なく到着である。

おお、もう既におそるべし、そのビジュアル。つけ汁は混然一体とした醤油色で、刻まれたタマネギが多めに浮いており、一味も若干入ったものだった。

そして嬉しくなる量の、太ちぢれの麺の上には、小豚の下味だけ付けたプリプリした感じの豚バラ肉に、辛みをつけた挽き肉、そして半裁の味玉に大判の海苔が麺に指されていた。

それではと行かせてもらえばそれはもう、いやいやいやいやいやいや、これは美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い。

甘酢でまとめたつけ汁は、軽く辛みを効かせてあるだけで、麺の上にある挽き肉に辛みを映していてそれで辛さを楽しむ仕様のつけめんであった。

それを汁に入れて楽しんだが、それでも激辛では無いが程よい辛さで、この時期にありがちな夏バテ気味の体調もあり、甘酢が食欲をそそらせた。

太麺をそんな汁にくゆらせて口にすれば、刻まれたタマネギがまた更なる美味さを引き立たせていて、かなりたまらない美味しさだった。

駅からやや歩く場所にあるこちらだが、歩いても全然惜しくない、良さがやはりこちらにはあった。

時間に余裕があり、旨いラーメンやつけめんをがっつりと楽しみたいのであれば、是非こちらまで歩いてその真価を知って欲しいと思う美味しさであった。

麺量400gなるも、やはり気が付けば麺が消えた。スープ割りをお願いすると、柚子に更なる刻みタマネギを入れてくれ、これがまた良かった。

それはもう、まるで真夏の夜の夢だったかの様に、その美味さゆえに疾風の如く過ぎ去ってしまった。

過ぎ去った後に残るものと言えば満足感だが、その大きさはいつもより良かった。

公式サイトが出来ており、見るとこちらの住所が更新されていた。それにしても、いや美味かった。


(左フォト) 小豚+うま辛つけ麺大盛(麺・汁)/店舗外観 (2009.07.31)



また、こちらへ行って見ようと入店すると、タイミング良く列も無かった。列が出来る時もあり、これはラッキーだった。券売機の前に立ち、ラーメンも考えたが、結局つけめんに大盛券と、子豚に味玉券も買って着席。すると「大盛初めてですか?」と来た。本当は「あっちこっちで食べてます」と言いたいところ。こちらは今回で二度目だが、大盛を食べた記憶は無かったので、「初めてです」と応える。

初めてだと、麺は300gらしい。ちなみに次回以降は、3kgまで盛ってくれる様。う〜む、麺量3kgは凄すぎる内容量で、そりゃ無理と言う所だった。とは言え、もう少し欲しかったが、まぁしょうがない。後続がドドッと来てやはりタイミングが良かった。厨房を見ていると、つけ汁椀に魚粉を入れていて、麺はくすんだ色の極太うねり麺で無く、東池袋系の様な白肌太ストレート麺だった。なるほど大黒屋本舗とも兄弟店だし、ニンニク系で無い様だがそれも良かった。程なく到着。

丁度お隣りの方がつけめん普通盛りで、それに較べれば遥かに多い。魚粉も入っていたのもあって、豚肉も美味しく、予測したつけめんと違っていたが、なかなか楽しめたつけめんなのだった。こちらの味玉はうずら卵を使用しており、ビジュアル的にも個性があり面白い。それにしても、駅から歩くお店だったが来て良かった。なお、この後市役所に赴き、県市民税受付で一時間以上待って相談したところ、「年末調整が終わってますので、何の問題も無いですネ」との事。聞かなければ判らない事だし、まぁ良かった良かったと、家路に着くのだった。それにしてもラーメン以外で、こんなに待たされたのは、とっても久々だった。

(2006.02.21)


  2006.02.21 つけめん大盛子豚味玉(麺)   2006.02.21 つけめん大盛子豚味玉(汁)


夢館@新松戸さんの跡地に、すぐこちらがオープンしていて、落ち着いたら行こうと思っていたら、自分の自由な時間が増えていて、いつでも行ける状態になった。う〜む、である。とは言え、鉄道資料の整理をしたり、焼き増しもせず、眠ったネガをPCで画像化して、懐かしがったりしている昨今だったりする。ラヲタ仲間 (^^ゞ も、結構こちらに訪問しておられる様なので、よし、行って見ようとその気になり、世間は子供の日の祭日の中、開店してまもない11時40分頃に入店する。茨城大勝軒系列の、二郎模倣系の角ふじの新しい支店。

店頭には大きく、「腹がへったらうちに来い !! 」とあり、ラーメンにインパクトのあるお店が、店頭もインパクト大。先客が10人近く座っておられた。券売機で、らーめん680円に、バカ豚300円がチャーシューだろうと買う。バカパク、バカシブ、バカブタって感じである ( ・・・ ) 。 カウンタ席に座り、先客の方々を見ると、まだ誰も食べておらず、皆来るラーメンを待っておられた。お、おそるべし、さすが極太うねりの麺のお店で、麺茹でに時間が掛かっていた。ところでスムーズに座れて、それ程混んでないなと思ったら、後続客があれよあれよと続き、たちまち店内に長蛇の列が、椅子に座られ出来ていた。ふと見ると、柏の大御所がおられ、思わず御挨拶。厨房を見るとドンブリが10個近く並んでおり、1個が追加され同時に自分のラーメンもやって来る様。またもや、おそるべし、だった。ニンニクを足すか聞かれ、お願いして程なく到着。

比較的小さなドンブリで、量もそれに比例しておとなしめ。ぽっぽっ屋の様な麺に、杏仁の様な背脂に、二郎の様なビジュアル。やや味噌の様なコクのある味付けの仕様で、味付けニンニクが味を深めて、刻みタマネギが動物系をまろやかにして、旨い旨い。チャーシューの味付けも、これは好きな感じ。やはり量的に少なめで、気がつけばすぐに完食だった。
席を立って帰ろうとすると柏の大御所に、「いや、早いねぇ」と言われ、思わず「デフォルトで少ない方ですね」と申し上げてお店を後にしたが、冷静に考えれば、先客が誰一人席を立って帰っておらず、一般的には多い方の様。

(2005.05.05)



2005.05 らーめん+バカ豚



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