弥彦 東京・幡ヶ谷 ※閉店





まもなく卯月と言うのに、青空から陽が降り注ぐものの、やや冷え込み、満開の桜は未だ先の様にも見える、三月下旬の休日の朝だった。

先日自宅でTVを見ていると、こちらが映っていて紹介されていた。山岸マスターも加わって、誰もが認める後世に残るラーメンとして、相応しいかを審査する番組だった。

よほど人気がないと出演出来ない企画内容で、そんな事から気になる所となり、行きたいと思ったのだが、行ける日曜日は違う店名とラーメンで臨んでいた。

鯛だしとんこつラーメンがウリの「我武者羅」さんで、平日はそのファーストブランドで、TVでも紹介された、そのラーメンを提供している。しかし土曜と日曜は、新潟越後味噌らーめんを提供する、「弥彦」と名前を変えて営業していた。

ちなみに、平日夜九時からは、新潟燕三条系インスパイアのラーメンを提供する「背脂煮干濃厚醤油どっかん」と、更にラーメンと店名が変わるらしくおそるべし。

ともあれ、同じ方がたずさわっている様で、どれもがきっと、ウマいに違いないと言う訳で、出掛けて見る事にした日曜日であった。

しかも何しろ新潟・巻町の、割りスープ付き味噌ラーメンをアレンジした創作ラーメンだそうで、今やつけめんに当たり前に付くスープ割りだが、ラーメンにも用意されている事を知り、行かずにはいられないそんなラーメンでもあった。

そんな訳で本八幡から、都営地下鉄新宿線の急行電車を利用して、店頭に到着したのは開店午前11時30分の10分前で、誰もおらず一人待つ事にしたのであった。

自宅から遠かったが乗継ぎがよく、シャッターするつもりは無かったがそうなり、すると後続がその後に続きに続き何とオープン時には、八人近い外列の先頭の人で、まるでラオタのように(おいおい)なってしまった。

暖簾が入り口に掛けられ入店し、背を向けていた券売機に回り込み、一番スタンダードな仕様の、越後味噌剛麺とある濃厚味噌らあめん800円に、味玉100円とオジヤめし用らしい「ぶっこみめし」100円のボタンも連打。

ラーメンはこの他にそれを基本にして、つけめん、カレー風味を加味したもの、担々麺風にしたものがあった。

店主が作っている間、キラーンと目を光らせながら眺めていたら、同業者が偵察に来たと思われた様に見られた気がしたのは、気のせいかも知れない。程なく到着。

おお、なるほどスープ割りが一緒に来て、やたらデカいレンゲに、口直し風なショウガの浅漬けらしき付け合わせも来た。軽く湯通しした白菜らしき野菜が入っていて、刻んだ青ネギの上には、糸唐辛子があしらわれていた。

それではと行かせて貰えば、いやいやいや、もう美味い美味い美味い美味い。

魚粉らしき魚介風味の、口当たりがなかなかいい濃厚感のある味噌とんこつラーメンと言った感じで、角煮のような口にしやすい煮豚が多めに入り、極太麺が嬉しいシフトのもの。

店頭で待っていた時に、出汁の良い香りがしていたが、その風情そのままの芳香の良い濃厚味噌ラーメンでもあった。

後半になってから例のスープ割りを入れると、スープ自体は大変マイルドになり飲み易くなったが、麺との絡みが当然と言えば当然だが、何が何して何とやらだった(おいおい)。

スープ割りは途中で入れるにしても微量で留どめた方が良さそうで、インフォメーションにもその事が記載されていた。最後に煎り白ゴマが和えられていた、ぶっこみめしをスープにぶっ込んで、また違う楽しみ方が出来て良かった。

(左フォト) 越後味噌剛麺+味玉/ぶっこみめし/店頭入り口 (2009.03.29)


 新潟越後味噌らーめん 弥彦(やひこ) ★普段は「新潟らぁ麺専門店 我武者羅」。

 住所:東京都渋谷区幡ヶ谷2-1-5弓ビル1F  ※データ情報更新(2012.10.04)

 定休日:年中無休(不定休)  営業時間:土曜11:30〜15:00/18:00〜23:00 ※日曜は〜23:0

 アクセス:京王新鮮線幡ヶ谷駅北口下車。左に出て新宿方面へ進んだ左側で徒歩およそ2分。



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