めん徳 二代目つじ田 東京・飯田橋





大空を見上げれば快晴で、どこからか春の陽気も漂う、三月・弥生半ばの休日の日曜日だった。

麹町に本店があり、小川町に支店があり、何度か双方とも訪問した、言わずと知れた都内人気店と言えば、めん徳二代目つじ田である。どうやら最近になって、三店舗目もオープンさせたからなのか、公式ホームページも出来ていた。

また此処の所、店主をテレビを通して初めて見る機会があり、かなり好印象な活躍をされたおられた事もあり、三店舗目のこちらも、そろそろ落ち着いて来た頃だろうと、訪問して見る事にした。

正午前の開店して二巡程した、そんな頃に店頭へ到着。本店とお茶の水店の地理的に中間と言う、位置関係もあってか、たまたまなのか外列の人数は四人程だった。

並ぶとちょうど目の前に券売機があり、行きの電車の中であらかじめ決めておいた、二代目つけめん980円に大盛ボタン120円も連打した。

こちらにはその上に、上位メニューの特製が更に付くメニューがある。それは二代目つけめん(又はらーめん)に比較すると、チャーシューとは別に豚ほぐしが加わり、味玉子が半裁に対して一個が丸ごと入るもの。

そう待たずして入店すると、やはり御茶ノ水店と雰囲気が似ている店内で、お店の方の快活な挨拶の声が、小気味良く店内に響き渡った。

金属性の冷水タンクが整然と並び、木に温もりが感じられるカウンターが渋い。そして、落ち着いた空間を演出する白熱照明具が、先客達のラーメンや、つけめんを照らしていた。

厨房には若き五人の精鋭がおられ、続く入店する後続客に、食事を終えた先客一人一人に、挨拶を欠かさず聡明な言葉をかん高く発していた。

こちらの「二代目つじ田」は、店名の冠に「めん徳」と言う名前が付くが、これはおよそ20年前、高円寺にあった名店の名を受け継いでいる事によるもの。程なく到着。

おお、深みのある色のつけ汁には、様々な具が浮かんでいて、美味しそうオーラを発しており、ひときわ太く感じられる麺は、光沢のある輝きを放ち、キラリと艶やかにその良さを主張していた。

それではと片手に箸を携え、麺をつまんで汁につけずに数本を啜り、その後で汁へ浸して行かせて貰えば、どうにも止まらない♪だった。いやいやいやいや、もう、美味い美味い美味い。たまらなく旨い旨い旨い。厳選豚骨に比内地鶏の鶏がら、深みを与える魚介類に多彩な野菜が利用されているらしい。

以前は「つじ田」と言えばカネジンさんの麺だが、現在は三河屋製麺さんらしく、そちらの麺も、ムッチンと来る度合いが、またかなりに良かった。

途中こちら自慢の、京都祇園黒七味を汁に振れば、また旨い旨い旨い。最終コーナー手前でスダチを絞れば、爽やかな果汁の酸味が加わり、これまた旨い旨い旨い。

この独特にして王道感のある、自然なとろみ感とうま味感を持ちながらも、これだけの美味しさの割りには、待つ時間が比較的短いお店と言えた。

気が付けば麺が消え、スープ割りで完結するまで、感動の度合いの落ちる事は無かった。

ちなみにお店を出た後、駅の反対側になるが、歩いてもそう遠くない場所に、ジャン=ポール・エヴァン氏の元で修行した方が営んでいる、人気パティスリー「カー・ヴァンソン」があり、帰宅前に立ち寄った。

青空が続く午後の、穏やかなひととき。飯田橋駅へ戻り、また電車に乗って帰途についた。いや、かなりに良かった、二代目つじ田であった。

(左フォト) 二代目つけめん大盛(麺・汁)/店舗外観 (2009.03.15)


 めん徳 二代目つじ田 飯田橋店 ※公式ホームページはこちら

 住所:東京都千代田区飯田橋4-8-14  定休日:不定休

 営業時間:平日11:00〜22:00/土曜・日曜・祝日11:00〜21:00

 アクセス:JR総武緩行線飯田橋駅東口下車。改札前大通りを、右へ進んで行った右側。


                                                                                                                                   

現在の麺は、三河屋製麺を利用
 
冷水タンクとお洒落な白熱照明器具
 
変化が楽しめる、京都祇園黒胡椒
 
徒歩圏内に、人気パティスリーあり
                                                                                                                                   


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