桃天花 東京・三河島





また早朝から小雨降り頻る東京周辺で、霧雨となって止むかと思えば雨マークが天気予報にまとわり付いていた、そんな十月上旬金曜日の朝だった。

そんな今日は日暮里界隈営業の前に、浅草開化楼の麺を利用するこちらで、今までつけ麺ばかりだった事もあり、久々訪れてラーメン系も行って見たいと訪れる事にした。二年前からラーメンとつけめんに特化して、中国料理店のメニューを一新したお店だ。

上野で常磐快速に乗り換えたがよく考えず乗ったものだから、三河島駅でホームに降りると結構日暮里寄りで屋根もなかった。そういえばそうかと折りタタミを広げ、南千住寄りに一つしかない改札へ向かって歩いた。

改札を出ると目の前には尾竹橋通りがあり、車が勢いよく水を切って通り過ぎて行った。大きい滑らかなブレーキ音が聞こえて振り返ると、都営バスが降車客を降ろしていた最中だった。

そんな尾竹橋通りの駅前にある横断歩道を、一度畳んだ折りタタミを再度広げながら渡って右手へ進んで行き、降り止まない雨の中正午少し前に到着した。

店内はまだ正午に達してないのもあってか、まだそんなに混んでもなく臨戦態勢が整っていた。そんな中で券売機の前に立って予定通りカレー担々麺並盛を選び、またチャーシューの切り落としのボタンも連打し、チケットをお店の方に渡してカウンター席右端に腰を降ろした。

並盛の麺量を確認すると160gだそうで、以前はつけめんの大盛にして麺量の多さに今回並盛としたが、カレーと言う事に一度落ち着いた後で麺量を追加するのもルールに反する事もあり、立席して小ライスのチケットボタンを押してそれを追加でお願いした。

何気なく見上げると、天井近くの壁には辛さのレベルのインフォがあり、標準・辛口・激辛の3段階が出来る旨が案内されていた。また右手の壁には、今月の22日から来月の11日まで日比谷パティオで開催の「大つけ麺博」の大判ポスターが貼られていた。

開催期間を三つに割って24店舗が8店舗ずつ営業するもので、こちらは第一期の一週間の間参加する予定で、その関係から準備も含めて19日の午後の部から10日間程お休みするらしい。オリジナルメニューで参戦だそうで、きっと魅力あるつけめんを用意に違いない。程なく到着。

おお、これもまた美味そうだ。ガラムマサラから来るイエロー掛かった風合いに、その独特な配合を感じる香りは絶え間無く食欲がそそられるもの。それではと行かせて貰えばそれはもう、美味い美味い美味い美味い美味い美味い。焦がしニンニクパウダーが、更なる食欲を増幅させた。

坦々麺としては太い方の中太やや細ちぢれの麺が何とも言えない魅力を保持しつつ、ミルキーなカレー風味のゴマ担々スープの胡麻の持ち味も濃厚ながらサラッとした新鮮味を覚えるもの。抑え気味のスパイスのインパクトもあって、出汁がその分比較して本領を発揮させるものだ。

残念ながらライバルメーカーである胡麻を利用されておられたが、こちらもそれは大変に良質の胡麻であった。本当に悔しいけれど、これは書いておくべきだと思った。(笑)

しかもその胡麻本来の持ち味も然ることながら、それを十分に生かし切っておられた、店主にも称賛の拍手を送りたい程だった。そしてジャガイモ等の具が沢山入って、並盛でもそこはボリューミー。そこにオプションのチャーシューの切り落としと来て、ラーメンの中は既にカーニバルショーの真っ最中と言う感じであった。

麺が無くなってから残った具とクリーミーなスープを、レンゲを使ってご飯が入った椀に少しずつ入れて楽しみ、2段ロケット的なスタイルが楽しめるこんな形もお奨めと言えた。ご飯もなくなり、気が付けば完食。いやいやいやいや、汁ありのラーメンも良かった美味かった。

(左フォト) カレー担々麺並盛+叉焼の切端/大つけ麺博ポスター/店舗外観 (2009.10.02)


 桃天花 (とうてんか)  ★つけめん麺量:小盛180g 並盛230g 大盛350g 特盛460g

 住所:東京都荒川区東日暮里3-37-11  定休日:水曜日

 営業時間:11:00〜14:30/18:00〜21:00 ※スープ終了時閉店

 アクセス:JR常磐線三河島駅下車。改札前通りの横断歩道を渡り右方向へ直進。ときわ歯科先
       を左折して次の十字路にあり。

  






毎年の事だが、夏に向かうその間には、三寒四温と人の言う、暑さ寒さを繰り返すものだが、そんなまさしくな寒さが街を包む。

そんな小雨が降ったり止んだりの、皐月の五月雨を予感させる、灰色の低い雲が垂れ込める、初夏もを待つ季節の日曜日であった。

ここ最近は日曜日になると、嫁さんとラーメンデーになっているが、今日は逆にどんなラーメンが良いをか嫁さんに聞いてみた。

すると昨夜見た人気TV番組「チューボーですよ!」でお題がジャージャー麺だった事から、それがいいと言う事になった。

ジャージャー麺かあ、だった。大抵の中国料理店には、メニューとして並んでいる麺料理と言える。テンメンジャンの甘辛な味噌のひき肉餡に、生の刻まれたキュウリが添えられている。

味噌餡とキュウリと麺の三位一体感がハマりそうな、ある意味これは元祖汁なしそば。

出来ればブランド麺で、楽しめる所が何処か無かったかなあと、過去に行ったお店の券売機のボタンを、しなやかに頭の中でフラッシュバックさせた。

すると不思議にも結構早く、ひと昔前のレジキャッシャーが開いた時の音が鳴り響く感じで、こちらが思い浮かんだのであった。

そんな訳で、やや天気が悪い中、正午を少し過ぎた頃にこちらへ到着。券売機前に立ち、まず嫁さんが食したかったジャージャー麺を選び、私は前回こちらの人気メニューである、気になりながらもスルーをしていた担々つけめんを大盛(麺350g)にして、この前の様にチャーシューの切りおとしのボタンにもタッチ。嫁さんもそれ、と言う事で同じボタンを連打。

やや広い中華店という風情の店内はそこそこ盛況で、空いていた一つのテーブルを、占有する様に腰掛けた。こちらは、浅草開化楼の麺を、提供する中国料理店。程なく到着。

おお、柔らか目の太平ちぢれの麺がいかにもで、つけ汁は今日も、チャーシューの切りおとしもあって具沢山加減がいい感じ。汁は清々しくさえも感じられる練りゴマの風情よろしく、辛味もいい感じで、もう旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。

やはり中本で鍛えられた分、辛味が以前ほど強く感じられず、思わず卓上にあったラー油を、何度となく手に持っては振りかけて辛味を楽しんだ。ジャージャー麺もやはりテンメンジャンの甘辛加減がやや甘めだが、たまに口にするとこういうのも良く感じるから不思議と言うもの。

気が付けば完食。と書きつつ、つけ麺のベスト麺量は280gくらいかな?と思う京唄子師匠、・・・いや、今日この頃だった。今回も、ズズンと良かった。

(左フォト) 担々つけめん大盛+叉焼切れ端/ジャージャー麺+叉焼切れ端 (2008.05.11)





春近い気候が街を包む、それは穏やかな、ひな祭り翌日の火曜日。オーバーコートのボタンを外して、急ぎ早やに歩く人とすれ違い、高級車が乱反射の光りを送る。春らしいそよ風は、そんな全てを陽気にさせる。

いつ行くかなんて思っていたら、色々あった関係で流行り出してから一年近くが経過した、こちらへ本日やっと出掛ける事にした。麺は浅草開化楼の、坦々つけめんがウリのお店。

ちょうど正午頃に入店。時間的にこれから混み出すのか、外列は無いもののランチタイムと言う事で、殆どのテーブル席が埋まっていた。

入ると券売機がスグあり、ここの所ラー油系のつけ麺が多かったので、あえて「胡麻珈哩つけめん大盛」850円麺350gを選択してみた。そしてネットでその存在を知っていた「チャーシューの切りおとし」50円のボタンにもタッチ。

見ると券売機には沢山のメニューボタンがあるが、胡麻珈哩&坦々つけめんメニューには、ハートマークのシールが貼られており、ご飯関係ボタンにはスペードマークのシールが貼られていて、私みたいなうっかり人間にも優しいお店と言えた。なお夜の部限定で、汁なし坦々麺を提供している様。

厨房前のカウンター席に、腰を降ろして到着を待つ。フレンドリーな「チーメン」に関する記述インフォや、お奨めメニューの詳細インフォが、賑やかに紹介されている雰囲気が良い店内。

年季が入っているものの、不清潔なイメージは無い店内。ちなみにつけめんは、並盛りで麺230gで特盛りは麺460gと、爆食家にもそこそこ優しいお店(おいおい)。程なく到着。

おお、爽やかな香辛料が鼻につく汁に、太く縮れて平べったい麺が、また少し前の中華店でよく見たスタイルの麺で、これが浅草開化楼なんだから嬉しい限りと言うしかない。

比較的大きい汁腕には、ナミナミと汁が注がれており、そぼろ状の挽肉が中央にあり、これがまた旨そう。麺の上には、糸状に切られた浅草海苔が多めに乗り、いかにも中華店のつけめんと言う感じ。

それではと口にして行けば、おお、さすが中国料理店で鍛えた、味のバランス感覚は見事なもので、もう旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。汁の中には、ホクホクのジャガイモや青菜系まで入り、そこにチャーシューの切りおとしが加わり、おそるべしなボリュウム。

汁はトロミがあり、麺にかなりの汁が絡み付き、このメニューに関して言えば麺をツルツルと楽しむことは出来ない感じ。とは言え、従来の中華店で見たものの様にフカフカしておらず、もうムッチリと来る食感は、さすが開化楼と言うもの。わざと汁はぬるくしている様で、その分味わい深く楽しめるようになっていた。

気が付けば、お腹いっぱい(おいおい)。 そうならない方は余った汁に、ご飯を投入して更に楽しめる様。 いや、ドバンと旨かった。

(左フォト) 胡麻珈哩つけめん大盛(麺・汁) (2008.03.04)



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