水道橋 虎ジ 東京・水道橋





午前中だけ時折り霞みのような小雨が降った、高く厚い雨雲が何処までも続いていた、ふと埃を被っていたススキの穂を道端で見掛けた、十月の秋深しな曇りの日曜日だった。

大抵ラーメン店へ行く場合、臨時休業対策もあり出掛ける直前まで心を浮き立たせてくれる、そんなラーメン店をネットサーフィンなぞしながら探している。そう、今日もそうだった。

そして一度興味が湧いてもそんなネット検索で、訪問する直前に萎えてしまう場合もある。そう、今日もそんなだった(おいおい)。

そんな中でこちらの一軒が、急浮上した午前中だった。まず訪問を決めてから思ったのは、あの焼肉チェーン店はラーメン店もやっていたのか?だった。しかし更によく調べると、全く違うお店のよう。店名のトラジは漢方の効果がある、長生桔梗の事を指すらしく、ドラジとも読むらしい。

らいおん@府中で修行した方が、7年前に浜田山で一号店を開業させ、3年前の今頃こちらの支店がオープンした模様。そんな訳で本日は、こちらに出掛ける事にした。

総武線緩行電車に乗車して、JR水道橋駅に到着。ちなみにこの駅の上りと下りのレールの間には、Y字形のポールの構造物が規律よく並んでいるが、これは明治時代の古いレールで、ドイツから取り寄せたものらしい。

本日は菊花賞の様でホームに降りると、いかにも場外馬券売り場へ向かう人たちで、埋め尽くされるプラットホームだった。それをやり過ごしてから改札を抜け、二分も掛からずに店頭へ到着。

勇ましい虎の顔が描かれた立て看板があり、茶色の暖簾に風情を感じる雰囲気の良い入口だった。

店頭は正しくお店の顔であり、その雰囲気でもう来て良かったと感じていた。要はお店側が、どれだけ客観的になれるか、と言う事に尽きる。

周辺には「やすべえ」「博多龍龍軒」や「太陽のトマト麺」がある周辺環境だった。

店内に入ると右手に券売機があり、ラーメンは醤油・味噌・塩味とあったが、ネットで決めていた醤油虎ジ麺800円のボタンを選び、さらに中盛(麺240g)増しボタンも連打。振り返れば間接照明が、お洒落な店内が広がっていた。

正午前もあり先客数名の中、券売機の券と共にこちらの味玉の虎卵(フータン)が無料になるネットクーポンを印刷した紙をお店の方に手渡し、中程のカウンター席に腰掛けた。

・・・・・・。石橋を叩いて渡るとよく言うが、焼肉チェーン店と接点がないか、念のためお店の方に確認してみた(おいおい)。 よ、よく聞かれるのか、スムーズで丁重なご回答を頂き、全く全然これっぽっちも無いらしい。程なく到着。

おお、経営企業公式サイトのイメージそのままに、デザインされたビジュアルのラーメン。平面から立体となって、美味しさを表現している。

それではとスープだけ口にすれば、豚骨に比内地鶏だそうで、芳醇な味わいが口内に広がった。

そして十種類のスパイスと醤(ジャン)と挽き肉を、白髪ネギに絡めた具が大変にスパイシーながら、それと共に食して行けば、そこはもう旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。

麺は大栄食品さんの、やや低加水気味中太やや細のストレート麺で、スープのかみつきもコシもまず良く、その風合いがまた良かった。何ともおそるべし、大栄食品さんの麺だった。

チャーシューもなかなかで、こちらオリジナルの油通しした感じの半熟味玉子がこれまた良かった。メンマは乾燥戻しっぽい仕様が、またまた思わずOK。

気が付けば完食。何処となく思うのは府中周辺には、また違うラーメンスープ文化を、食材が変わっても感じる面があり、そうした意味で新鮮みのある美味しさを堪能する事が出来た。

いや、ズバン!と良かった。

(左フォト) 醤油虎ジ麺中盛+虎卵/間接照明のお洒落な店内/店舗外観 (2008.10.26)


 水道橋 虎ジ (すいどうばし とらじ) ※本店公式ホームページはこちら

 住所:東京都千代田区三崎町2-19-8杉山ビル1F  定休日:火曜日  営業時間:11:30〜22:00

 アクセス:JR総武線水道橋駅西口下車。改札を出て通りを左に進み、すぐある左路地を入って
       程ない右側。


     
この先のマックの角を曲がってすぐ。 この立て看板が目印のこちら。 メニューは多いが選び易い。 水道橋駅の中央は、明治時代のレール。


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