中華そば専門店 天下一品 東京・神田





どんよりとした雲行きながらも時折り淡い陽射しを感じて始まったものの、日暮れてから天候が崩れる予報が出ていた九月長月上旬の週末土曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、太平洋寄り頭上の空から降るものは未だないものの、少しだけ内陸に寄れば雨模様らしかったそんな午後七時過ぎだった。

今年の三月に吉祥寺店を訪れてここ最近神田周辺のラーメン店を巡っているだけに、こちらにも訪ねて見るかとなるもので仕事帰り立ち寄ることにした。

その時のレポートでも触れているように、天下一品は現社長である木村勉氏が36歳の時に、1971年の昭和46年から京都市内で引き始めた一台の屋台が始まりだそう。

昨日何気なく公式サイトを見ると、今まで気がつかなかったメニューが目につくようになっていた。

吉祥寺店に訪れた時に気がつかなかったが、かなり前から天下一品で提供しているメニューのようだが、最近になって力を入れたところだろうか。

その提供メニューの名前は、味がさねと言った。スープはこってりベース。麺は専用の太麺。具は白菜と豚バラ肉だそう。他には真似できない天下一品渾身の新感覚ラーメンらしい。

そんなわけでまた神田駅西口を出て、そこからそう遠くないこちらの店頭へやって来た。と言うことで、こちらもまた11年ぶりの入店だった。先月から午後三時まで全席が禁煙になった旨の案内が、入口に張り出されていた。

さっそく入店すると以前は陽が高い時に訪れていて、今回はかなり経過してしかも夜の訪問だけに、同じ店へ三度目の訪問と言う気持ちは微塵も湧かなかった。

奥へ進むと中ほど中央辺りのテーブル席に促されて、言われるがままそこへ腰を下ろした。オーダーは既に決まっていただけに、お店の方が程なく来た時に開口一番予定通り先述した味がさねを注文した。

後続客が続く店内。吉祥寺店とはまた違った趣向の提供メニューとそのフロアの雰囲気だった。後でお店の方にお聞きすると、フランチャイズ店のこちらだそう。やはり直営店ではないことが、直ぐに判る店内と言えた。程なく到着。

目の前にはラーメンと共に、別添え薬味となる白胡麻とおろしニンニクと辛みの効いた肉味噌に、あまり焦げていない白ねぎをフライにしたものが置かれた。

食し方が記された案内を参考にして口にして行く。まずは何も入れずに食すと、生姜の風味が強く効いたものだった。

そして白胡麻をそこへ振り掛けると、香ばしい胡麻の持ち味が足され、確かに雰囲気が変わった実感があった。

今度は揚げねぎを投入する。なるほど不思議と、がらりと持ち味が変化した。さらに少なめにおろしニンニクを投入。これがもう良かった。

そして最後に辛い肉味噌を入れると、なんともな唯一無二のシフトが確かに天下一品ならではのものと言うしかなかった。それだけに、気がつけば完食。

以前は直営店だけで出していた味がさねだそうで、フランチャイズ契約の店舗ではほとんど提供していなかったそうだ。

もうしばらく待つとやって来る10月1日は、天下一品の日だそう。略称で天一と呼ばれ、まさしく10・1ということらしい。当日はラーメン並以上をオーダーした方を対象に、ラーメン並無料券が進呈されるらしい。

天下一品祭りと称して翌日から13日まで、スピードくじでオリジナルグッズがゲット出来るそうだ。景品を当てられなくても割引券が貰えて空くじなしだそう。いや、なかなかとても実に良かった。

(左フォト) 店頭外観/味がさね/2014天下一品祭り (2014.09.06)


 中華そば専門店 天下一品 神田店

 住所:東京都千代田区内神田3-23-8 第3唐澤ビル1階  ※公式サイトはこちら

 TEL03-3256-0330  定休日:日曜日  営業時間:平日11:00〜翌1:40LO◆土祝11:00〜21:40LO

 アクセス:JR神田駅西口下車。西口前の通りを右手に150m近く進んだ左側にあり。
       秋葉原周辺拉麺MAPはこちら



JR神田駅西口右寄りのこの左側道路を進んで行く。

神田店のこちらは、フランチャイズ店になるらしい。

メニューリストと味がさねのインフォメーション。

味がさねの別添え薬味のご紹介。

「こってり一筋」と「天下一品の底力こってり」のポスター。

遠くに見えるのは、JR神田駅のプラットホーム。


先日こちらに行って、あっさりを食べレポートをUPしているが、サイト訪問者様からメールを頂き要約すると、「本来の天下一品はこってりにあるんですよ」との事で、それは大変個性の強いスープらしい。

という事でまたこちらへ入店する。先日と同じチャーシュー麺(大)を今日はこってりでお願いして、ニンニクも受け入れる。程なく到着。

見た目は白濁気味の豚骨醤油と言った感じだが、レンゲでスープをすくい飲んでみるとビックリ。ちなみに秋葉原デパート1階の「びっくりイナリ」は150円で、キンピラゴボウが入って大きく、夕方に小腹が減った時には打って付けで美味しい。閑話休題。

そのスープはとってもドロドロで、ポテトを裏ゴシしたポタージュの如くで、それに鶏とニンニクがドワッとやって来るもの。もはやラーメンのスープの領域では無い濃さ。

私の様に、これを初めて食べた方はきっと面を食らうに違いないだろう。スープはそんなに入っていないのだが後半、スープも含めた完食が厳しくなって来てカウンタに辛み料があったので入れてみる。

雰囲気を変えて、辛みの力で完食を狙った訳だが、この辛み料がまた独特だったりして、踏んだり蹴ったりとはこの事である。美味しいかそうで無いかと言うよりも、慣れたかそうで無いかの世界である。

結局、スープを完食せず清算を済ませ、外に出ようと、タッチ式自動ドアを何気なく通過しようとしたら挟まれそうになる。お、恐るべし天下一品、&こってり(たまたまだろう)。

なお帰ってインターネットの某サイトをじっくり読んで見ると、このスープのドロドロは鶏の骨や皮が長時間煮込んだ事によりゼラチン化して脂肪分が乳化した為らしい。また辛み料は「唐辛子味噌」というらしい。あっさりとは全然違うラーメンであった。

(2003.10.30)



2003.10 チャーシュー麺(大)こってり



2003.09 チャーシュー麺(大)あっさり


京都を本拠地に持つ全国展開のチェーン店で、一度は入って見るかと思っていた。しばらく前に神田駅周辺にもあったのを見つけ、本日入店をしてみた。

やはり京都独自の背脂こってり系のお店らしいが、壁のインフォに是非あっさりもどうぞ的な言葉があったので、それをチャーシュー麺(大)でお願いする。程なく到着。

湯(スープ)をあっさり醤油にして見た。創業当時の味は知る由も無いが、その骨格はますたにラーメンのそれと大差無い気がした鶏のコクだった。麺はツルツル感がいい。チャーシューはロース系がやや多めに入る。

(2003.09.30)