らーめん食べ歩き 
 たまぞう@東京都府中市・北府中

2005.05程近い所に三億円事件現場。
2005.05福生市ラーメン一番継承のお店。

2005.05豚麺

2005.05味玉正そば


アクセス JR武蔵野線北府中駅より徒歩15分、府中市晴見町3-7-2。
定休日 月曜日
営業時間 11:30〜14:30/18:00〜21:30(日祭11:30〜15:00/18:00〜20:30)


先日、サイト訪問者の方からメールで、府中市内の良いらしいラーメン店を教えて頂いた。それがこちらで、調べて見ると、一度訪問もした事もあるお得意さんだった方の近くで、その時はあまり意識していなかったが、府中刑務所が程近い。

府中刑務所と言えば、その北側道路上で昭和43年12月10日午前9時21分頃に発生した三億円事件である。東芝府中工場社員の方々の、ボーナス2億9430万7千500円が奪われた事件で、昭和50年に時効が成立している。

そんな訳で、その現場も見てみたくなり、行って見る事にした。JR武蔵野線で乗り継ぐ事無く、一時間強かけて北府中駅に到着。すぐ隣りが件の東芝府中工場で、見張りの様な塔がそびえていて、あの日以来見張っていたのかも知れない。

こちらへ向かう途中、商店街でも無い道路を歩いていると、どこからとも無く音楽が流れていて、不思議にも音が小さくなったと思ったら大きくなりその繰り返し。

お店に着くと、開店まで時間があったので、例の事件現場が近い様なので、先に立ち寄って見る。おぼしき場所におじさんが立っていたので、お聞きして見ると指をさし、「そこら辺」と教えて頂いた。刑務所の高い塀が小綺麗にペイントされ、近くには消防署があった。あのモンタージュ写真が目に浮かぶ。

戻ってしばらく店頭で待って、開店となり入店。「松戸から来ました」と言って歓迎を受ける。数字を押すタイプの券売機で、とんこつラーメンらしい「豚麺」600円と、醤油ラーメンらしい「正そば」の味玉入り700円にして、案内を受けた席に着席。

店主は、福生市(おそらく加美平)にある、「一番」と言うお店で修行したらしい。特に並ばずに入ったのだが、まもなく何処からともなく後続客が続き、店内の席はすぐに全て埋まり、待ち列も外へ出来ていた。やはりおそるべしなお店の様。
豚麺の方から先にお願いして程なく到着。なるほどビジュアルにインパクトも持ち合わす旨いとんこつラーメンで、スープの上に、ゴマやナッツ等の小さい土手がドンブリの端と端を結ぶ様に出来ていた。

それを避ける様にスープをすくうと、トロリとした白濁豚骨でありながら全くクドサが無く、サラリとして独特感ある洋風の暖かいヴィシソワーズスープの雰囲気。麺は九州豚骨をイメージしたのか細ストレートで、コシの感じも良い麺。チャーシューも良い感じだった。青菜が菜の花の茎で、これまた良かった。

そして一息おいてから、次の味玉正そばが到着。醤油がとがる事無くその良さを主張するあっさり醤油で、じんわりとその旨みを舌へと伝えてくれる秀逸なもの。麺は打って変わって、太平ちぢれのぷりぷりしたもの。多加水気味の面白い食感が、ラーメン自体を地味にさせない所が面白い。

味玉もホクホクしながら半熟気味になって旨い。チャーシューも食いちぎって食べる食感が楽しい。お洒落な麸が入っていて、和のもてなしを感じる事も出来た。う〜ん、これは旨い。同じお店で違う二杯であった。

帰りがけ不思議な音楽が流れる通りに差しかかったが、よく見ると街灯にスピーカーがついていただけだった。北府中駅に戻って喫茶店を探すと、炭火煎珈琲「琥珀」と言うお店を見つけて一服。オレンジシフォンケーキが、フワフワしていて生クリームも付き、やたら美味しいのであった。

(2005.05.12)


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