麺 旬風 東京・秋葉原 ※閉店

 

霞みの様な雲が空一面を覆い、夏の陽射しを隠していた、六月・水無月上旬の火曜日だった。そんな天気が昼近くも続いていて、過ごし易い本日となっていた。そんな事もあり、やや遠いもののまたこちらへ、行って見ようと言う感じになった。

武蔵新店工事現場に寄り道すると、まだまだこれからと言う進行状況で、今月下旬オープン予定となっていた。そんな事を確認しつつ、昭和通りの路地を入った、こちらの店頭へ到着した。

おお、以前訪問した時に、昼もつけ麺を提供するお話しがあったが、それが店頭インフォに紹介されており、既に提供が始まっていたこちらであった。もうこれは、それしかない、と言う所である。店頭の案内を撮影している内に、一人が店内に入られてゆき、慌ててその後に続いて入店した。

あいにく財布には五千円札しか無く(おいおい)、お詫びして両替して貰い、券売機で「つけ麺」750円を選び、大盛増し100円ボタンも連打し、数席だけ空いていたカウンタ席に腰掛けた。

つけ麺は麺が太い為、時間が掛かる旨のインフォがあり、そしてさらに麺は小麦粉に「春よこい」を利用しているそうで、100%国産小麦粉と言う付記もされていた。

パンによく利用されている小麦粉で、「春よ恋」と書くブランドだが、麺にもタマに見られる強力粉。濃厚つけ麺用の太麺に利用すると言う事で、これぞ「汁よ濃いつけ麺」と言えた(名前変わってます)。

無料半ライス要否の確認があり、つけ麺大盛りだけに貰うか少し悩んだが、お願いする事にした。程なく到着。おお、こんなシフトの麺は、また他で見ないタイプだけに何処か個性的だが、麺を楽しむのが好きな私としては、これもまたなかなかと言う事が出来る麺だった。

それではと口にすれば、いや旨い旨い旨い旨い旨い旨い。チャーシューがまた良い感じで、岩海苔が具として麺に乗っていた。つけ汁は油分でやや淡い味付けな面があったが、胡椒で辛味を広げた工夫もあった。

オチョコにあるのは、南高梅による自家製梅酢だそうで、後半になってから入れて楽しんだが、これがまたなかなかの風情があり良かった。麺は結構多い方だったが、御飯も何とか入り、美味しいつけ麺であった。

(左フォト) 濃厚つけ麺大盛(麺・汁) (2009.06.09)


 麺 旬風 SYUNPOO (しゅんぷう)

 住所:東京都千代田区神田佐久間町3-1森本ビル1階 定休日:日曜日

 営業時間:11:30〜14:30/18:00〜22:00(土曜11:30〜15:00)

 アクセス:JR山手線他秋葉原駅昭和通り口下車。昭和通りに出て横断歩道を渡り、日本橋方面
       に歩き、次の左路地を入り50mほど歩いた右側。秋葉原周辺拉麺MAPはこちら

 




通勤電車から見上げた大空は、まるで真冬のように薄暗く、途中の停車駅近くで、大衆酒場の消し忘れた提灯が、その周りだけを仄かに照らしていた、霜月の名に相応しい下旬の木曜日だった。

昼時になって外へ出ると、また雨が降り出して来た。そんな今日は、7月のオープン時に一度訪問したこちらへまた、ぬかるむ道の中を行って見る事にした。

雨が降って、遅いランチ時もあり、先客1名だけの店内に入る。入り口の券売機で、前回と同じらーめんの名前だけが若干変わっていた、特盛りこく旨正油750円のボタンを選んだ。「特盛り」は「特製」の事を、指している感じの様。

ライスがないのか確認すると、そのインフォは見当たらなかったが、無料のサービスで有るらしく、券だけお渡しして奥手前のカウンター席に腰を降ろした。昼はらーめんで夜はつけめんを提供する、スタイルのこちらのお店。程なく到着。

麺は随分と雰囲気が変わっていて、中太平ちぢれ低加水の麺になっており、結構以前よりは良い感じになっていた。一方スープは以前に較べて、油が強めに出ていた感じだった。

つけ麺を昼の部で行う予定がないか、厨房の方にお聞きすると、お客さんからそうした要望が出ているそうで、既にどうするか検討に入っているそう。気が付けば完食。いや、良い方だった。

(左フォト) 特盛りこく旨正油 (2008.11.27)





低く白い雲が暑さを情感的にして、夏のステージが青空と言う名の銀幕に映し出される、そんな七月も中旬の土曜日。以前随分と情報を提供して頂いていた、Y氏から久々の新店情報メールを頂いた。三年間の空白が無かった様に、時の流れは昨日の続きの様に話しが弾んだ。

昭和通り側のJR総武線ガード下と、神田川の間の路地にあるらしい。7月14日にオープンしたばかりで、今日まで全品二百円引きだそう。そんな訳で、大変気になる所となり、また社内の方と二人して店頭に到着した。

一見すると、天下一系やムジャキ系な風情を持つオシャレなラーメン店。入店するとすぐに券売機があり、750円が200円引きの550円になっていた特製ものらしい、こってり正油丸特らー麺を選んだ。

空いていた席に腰掛けると、小ごはんがランチタイムに無料サービスだそうで勿論お願いする。

お店の方にさりげなくお聞きすると、個人経営のお店だそう。店内のインフォを目にして行くと、麺は何と全て自家製麺。昼はラーメン、夜はつけ麺の二部構成で行くらしい。年間を通して正油味を提供し、春夏は塩味、秋冬は味噌味を夫々季節に応じて提供する様。

ラーメンは、細ストレート麺のあっさり正油&塩味と、手もみちぢれ麺のこってり正油の3タイプで、夫々に特製ものと、こだわりが高そうなチャーシュー麺メニューがあった。

醤油は再仕込丸大豆を使用して、塩は流行りのゲランド塩らしい。蘊蓄と言うよりも、そうした取り決めが事細かに整理されて案内されていた。程なく到着。

麺はインフォを軽く読んで、てっきり内麦と思って口にしたが、よく読み返せばつけ麺だけが内麦で、ラーメンは海外産の小麦で、ちゃんとそう書いてあった。中太平ちぢれ形状の麺で、非熟成感が先行する食感の麺だった。

一方スープは、豚骨醤油と言う感じのもので、最近は超濃厚が流行っているが、こちらはごくありがちな濃さながら、本格的な結構美味しいスープで、いやいや旨い旨い旨い。

そしてチャーシューが、結構特筆もので、かなり研究されている感じの食感と旨み感があった。

そこにメンマも流行りの穂先もので、流行りの具材の岩海苔も乗り、半熟味玉子の半熟加減がまたこの上なく完璧で、そこに水菜が彩りを添えており、麺はやや好みでは無かったものの、スープは万人受けしそうな感じで良かった。

暑い夏をラーメン一本で行く事は無いと思うので、今後店名にもある様な旬の風が感じられる、冷やしものメニューにも期待したい所。出来れば今日も、あればそれにしたかったそんな暑い日で、どうやらやっと梅雨も明けた様。そんな夏本番のランチ時。

気が付けば完食。いや、ともあれ、良かった。

(左フォト) こってり正油丸特らー麺/店頭外観 (2008.07.19)


喜劇らーめん食べ歩きTOP