中華そば すずらん 東京・恵比寿

※東京都渋谷区渋谷3-7-5大石ビル1階時代






春の中頃だったか今年の夏は冷夏だと臆されていたが、蓋を開けて見れば正逆の猛暑だった、今日もそんな肌を刺すような陽射しが朝から注いでいた7月後半の木曜日だった。

そして今日も仕事が終わって外に出れば、雨の気配は無いものの、やけに湿度が高く感じられた午後9時過ぎの夜の渋谷だった。

そんな今日はこだわりが強く感じられながらも、いつも漠然としかその良さを理解する事しか出来ない、そんなこちらに歯がゆさもあって訪れる事にした。

入店するとそこは盛況なこちらで、ムシムシした外と違って冷んやりした快適な店内だった。こう暑いとそこは席に腰を降ろした時点で、つけそばの何にしようかとしか思い浮かばなかった。

そんなわけでメニューを見てから清浄麺とも付記されているつけそばからその角煮麺の味噌にした。

そして麺は極平太形状の店では「ひもかわ」と呼んでいるそれがあったので選んで、お店の方の「大盛にしますか?」のそのお言葉に従った。

ふと思う所があって、気さくになぜ「ひもかわ」と呼ぶのかお聞きしたところ、皮を紐のようにしたものと同じように見えるからだと教えて頂いた。

思えば初めて5年前に来た時は幅3サンチ程の超平打ち麺に慄き、その次は軍鶏の乱切り麺によるラーメンでずっとご無沙汰にいたこちらだった。

そして勤務先が渋谷となった事から、中細麺の醤油らーめん、乱切り麺の醤油つけそば、太麺の味噌らーめんとここまで口にして来た。


さて今回は「ひもかわ」のつけそばに、何か気がつく事はあるのだろうか?程なく到着。

おお、角煮は大きいサイズのものがドンと麺の上に置かれていて、それだけ先に口にして見ればやや甘さが舌に残るシフトでかなり美味しかった。

それではと麺を汁に浸して行かせて貰えば、味噌の味わい深いコクが麺に寄り添って来た。

そしてその麺は猛烈なコシの極平太麺で、その瑞々しさはつい先ほど麺を打ったばかりのよう。そのコシの強さは麺を熟成させたゆえなのか、それではこの瑞々しさは一体どうしたことか。

外麦の中にも最高級の良質な内麦とそう変わらないものがあると聞いた事があるが、そうした知らない未知の小麦粉から生まれたコシなのか。

想像が想像を呼んでどうにも答えが導き出せずに、まるでロダンの「考える人」の如くにポーズして硬直するしか無かった。

ともあれその美味しさゆえに今日も止められないとまらない素晴らしさに気がつけば完食だった。スープ割りもまた良かった。

そんな頃後続客が続かず束の間の休息時間に店主が直ぐ傍に来られた。これ幸いとそこら辺をお聞きして見れば、何とこのコシにして一日二回打つ当日の麺だそう。

小麦粉は特に特殊でない国産の上級小麦粉しか使用していないそうで、独自の麺の打ち方でこんな風になるのだそう。

私からすればその語る店主の背中からは、まるで後光が射しているようだった。いやいや、そうだったのかと唸る事仕切りで、大変に美味なそのつけそばであった。


(左フォト) つけそば味噌角煮麺ひもかわ大盛(麺・汁)/店頭外観 (2010.07.22)


 中華そば すずらん

 住所:東京都渋谷区恵比寿1-7-12 久保ビル1階  TEL03-5422-6705

 定休日:日曜日 営業時間:11:30〜15:30/18:00〜23:00

 アクセス:JR山手線ほか恵比寿駅西口下車。徒歩およそ2分。






今日も仕事が終わって午後9時過ぎに外へ出れば、若干だけ雨が降ったようで少しだけ湿ってやや乾いていたアスファルトに大勢の人が交錯していた夜の渋谷の街角だった。

そんな朝方に何気なくケータイラーメンサイト某ラーメンバンクを久々に開けば、一週間くらい前から宮益坂の中腹にあったラーメン大戦争ビルが、何と4店舗丸ごと閉店して近々移転再開する予定だと言う情報が記されていた。

確認の為そのビルの前に立てば確かにその通りで、そこそこ盛況だったのに普段店頭を行き来している方も驚いているに違いない事だろう。いつ訪問しても活気を感じたそちらが、ただ行き場のない単なる空間の一つのように闇に紛れていた。また新しい試みが始まるのかも知れないし、そうであればその状況を見守りたい所だった。

そんなわけでそこから移動して、こちらの店頭へやって来た今夜であった。白い壁がうっすらと闇を照らしていた。店内へ入って行くと、左手のカウンター席が数席だけ空いていたので、その角席の方に腰を下ろした私だった。メニューを手にとってふと見つけた、味噌雲呑麺をそのまま太麺でお願いした。程なく到着。

やはり麺がいいこちらで皮が厚手のワンタンがまた良かったし、味噌のスープは首都圏で流行った昭和の札幌味噌全盛時代にほぼ近いものがあった。それらしさがどこか人間的に映るのも或る意味面白いし、実力がそんな所で良く判る一杯と言えた美味しさだった。気が付けば完食。いやいや、良かった。

(左フォト) 味噌雲呑麺 (2010.06.10)







春がそよぐ3月も最終日となった、気温も幾分上がり気味の水曜日で、ふと腕時計を癖のように見れば午後九時過ぎの渋谷の夜だった。

渋谷に勤めるようになって昼間はいつも弁当にしていて、終業時間が遅い事もあり帰宅前にラーメンを渋谷の街で食すスタイルで今後も行きそう。実はそのラーメン撮影とレポート作成は、サイトアップを短時間で済ませたい事もあって、ケータイだけで行っていたりしている。

休日は従来通りザウルスとデジカメだが、このスタイルも慣れると全てがケータイで出来てしまい、このやり方もなかなか悪くはないが、レポート作成はザウルスの方がやはり便利そう。

始めは撮影がピンぼけだったがマクロモードが至近距離から撮影する機能だったことを思いだして今では画像も問題がなくなって来た。

そんなわけで、またこちらへやって来た今夜であった。平成15年5月渋谷警察署の裏手にオープンした、自家製麺を提供する人気ラーメン店のこちらである。

店頭に到着すると空席も見える店内だったので、そのまま入店すると指定された席へ促されてそこへ着席した。今回はつけそばで行こうと決めてそう告げると、味噌と醤油があるそうで、そこは醤油にしてその野菜入りを選んだ。

その後で麺について一言だけ触れると、その発言を受けて厨房におられた方が目をキラリと光らせて、まるで満を持してステーキの肉かマグロの部位でも選ばせるように、いくつかの太さの麺が数玉乗せられた皿を私の目の前に置いた。

そこで目立っていた太さがえらく不均一な乱切り麺なる麺を選ぶと、客席側におられた女性店員の方がそれだとプラス百円アップする麺と教えてくれ、そこはそれでも承諾してお願いした私であった。

そうすると今度は、300g強になる大盛りが無料で出来るそうでもちろんそれでお願いした。まもなくすると後続客が何人も続いて、いつの間にか外に待ち列が出来たよう。先客が帰って行くと、その先頭の方が入店を促されていた。程なく到着。

おお、茹で上げられた麺は、その不均一さがよく判るように広げられており、風情が豊かな表面がそれでより判り易くなっていた。それにしても麺も良さそうだが、つけ汁もまた野菜共々いいオーラが放たれておりなかなか美味そうだった。

それではと行かせて貰えば、微細な極上感が何とも豊かな表現を示しており、実に美味しいもので麺も汁も野菜に至るまで、在り来たりで無いさりげなさが心憎いまでひた向きな実直さを示していて、気が付かない内に感動領域にまで達していて、さすがおそるべしなこちらであった。

それは最後のスープ割りに至るまで変わらず、やはり気が付けば完食だった。いやいやいや、それはそれは何とも美味しな、醤油野菜つけそば大盛であった。


(左フォト) 醤油野菜つけそば大盛/店舗周辺の夜景 (2010.03.31)


本日からまた仕事が始まったそんな一日であった。今度の勤務地は渋谷となり、仕事の内容は以前と比較的似た感じとなり、そうした営業の仕事にまたやり甲斐のあるものとなった。出勤時間が遅い分帰宅時間も比較的遅いが、通勤に利用する路線バスには間に合う為、大した問題もなく安心して通勤できそう。

そんな記念すべき初日の就業もアタフタしていたら午後八時が過ぎていて、タイムカードを通して外に出れば、目前には午後九時過ぎの渋谷の夜の街が広がっていた。そこでふと行きたくなったのがこちらで、渋谷駅東口前から陸橋を上がって行き、渋谷警察署脇を降りて行って店頭に到着した。

こんな時には午後11時頃まで営業しているラーメン店が、また神々しく見えると言う人の気持ちが自分で実感できて、なるほどと言う所であった。そんな事を思いつつ中へ入って行くと、右奥のカウンター席に促されてメニューから中華そばの大盛りでお願いした私であった。程なく到着。おお、味付け玉子は入っていないものの、大振りの本格チャーシューが多めに入っており、メンマや青菜も比較的沢山入っている中華そばで、そんなビジュアルがまた食欲をそそらせた。

それではと行かせて貰えば、これがやはり麺がいい風情のラーメンで、醤油味は中細でこちらの麺の中では比較的地味な形状のスタイルの太さだが、これがひとたび味わえばもうそこはさすが「すずらん」と唸る良さが口内を喜ばせていた。チャーシューも大きいだけでなく、しみじみとした美味しさで、スープがこれでもかと言う程に熱々になっており、ラーメンはこうで無ければとする方の需要を満たしていた。大盛りで良い麺量なるも、やはりそこは気が付けば完食であった。精算して外へ出ると、何処か身近に思えた夜の渋谷の街角だった。

※ラーメンはピンボケの為今回省略 (2010.03.18)





朝方は、白青色の大空に陽射しが眩しい、再び一段気温が下がった水曜日。こちらの軍鶏(しゃも)麺が、かなり良いらしい。感動出来るらしい。すぐ無くなるに、違いない。そんな訳で、開店20分前の午前11時10分頃、予定通りに店頭へ到着。既に二人いて後続も続く、おそるべしな程の人気店。

前のお二人は並ぶか悩んでいただけで、少しすると渋谷の街へと消えて行った。なんと先頭だ。開店間近になるとお店の方が出て来られ、オーダーを尋ねて来た。もちろん今月から提供を開始した新作メニューの軍鶏麺をお願いすると、軍鶏麺は三つあるらしい。軍鶏麺に、蒸鶏チャーシューの蒸鶏麺、鶏パーコーが入る鶏排骨麺。全て軍鶏ダシのラーメンだそう。

補足インフォのチャーシューの文字に絆されて、軍鶏蒸鶏麺1100円を選ぶのだった。鶏パーコーも捨て難いとか思いつつも変更せず、時間となり入店。よく訪問されKtさまのブログサイトでお馴染みのこちら。何たって、一番客。程なく到着。

かなり旨そうなビジュアル。青ネギが、宝石をちりばめた様に美しい。ひとたび口にすれば、淡泊な味わいが、夢ふくらむ二重丸で、もはやメロメロ。麺は太いのやら、平たいのやら、ホウレン草を練り込んだらしい麺やらで、ザ・すずらん自家製麺のオンザヒットパレード。

蒸し鶏も軍鶏では無いがかなり旨い。ひき肉は軍鶏だそうで、ズバッと来る良さ。ラー油の入った酢醤油も来て、蒸し鶏に付けて食せば、もう宮廷料理の如く。カボスかと思った柑橘類は国産檸檬だそうで、絞ればまた酸味がラーメンの底の旨みを引き上げる。胡椒があったので、入れればシャープな味の引き立て役。気が付けば完食。いやそれにしても、かなり旨かった。

(左フォト) 軍鶏麺 (2006.11.15)


せっかく渋谷まで来たんだし、と言う訳で、今話題のこちらにも足を運ぶ事にした。人気高いお店で午後二時近くでも、4〜5人が外に並んでいた。

しばし待って店内へ入店した。少し前にメニューを手渡されていて、味噌平打つけそば850円をお願いする。大盛が無料だそうだが二杯目なので辞退した。

店名からして、札幌味噌系のお店のリニューアルICだろうか、店主のラーメン作りがやたら堂に入っていたり、女将さんの挨拶に年季が感じられた。すずらんと言えば、北海道がイメージされる。程なく到着。

味噌のつけ汁の味付けが、やはりそんな感じで、麺がやはり凄かった。もう目を奪われるとはこの事で、圧力鍋を使用はしていなさそう。

もう、麺を食べてると言うよりは、コンベヤベルトが口に吸い込まれて行く感じ。これがもう大変美味しく、油の使い方がさすがと言う逸品で、なかなかな旨さ。インパクトだけに頼らない良さがあった。

(2005.06.18)


渋谷の行列人気店は、白壁が良い風情。 

味噌平打つけそば



喜劇らーめん食べ歩きTOP