砂町らーめん 東京・砂町銀座 ※閉店





昨日の夕方から降り出した雨は、小降りになって来たものの、出掛け時に傘が手放せない五月下旬の日曜日。昼過ぎまでには止むらしいので、折りたたみをA4バッグに入れ出掛けた。

とらさんの新店情報でこちらを知り、最近は法事でしかお会いしていない親戚が近くに住んでいる事もあり、砂町銀座商店街を歩いて見たい衝動に駆られたのもあり、都営地下鉄に都営バスも利用し、こちらへ向かう。都内で駅から離れた場所は都バス路線図から利用路線を検索できる。なお千葉方面はこちら。雨が上がったばかりの店頭に到着。

細々(こまごま)とした事はこれからと言う感じで、ちょうど一週間前の日曜日に産声をあげたばかりの、真新しい和でまとめた、どこか気骨さを感じる落ち着いた風情の店頭。店内に入ると右手に券売機があり、特製系らしい砂町らーめん880円を選ぶ。見るとつけめんのボタンもあったが、まだ先のメニューなのか売切れになっていた。

先客がお二人に、厨房には店主が颯爽としておられ、店主のお母さんらしき方も。開店祝いの花がカウンター入り口付近にあり、見ると大成食品株式会社代表取締役からで、同企業が展開している塾出身の方だそう。一番奥におられた先客の方は、こちらの店主と縁が深そうな感じで、その方と世間話しに花が咲き、月刊とらさんの愛読者だそう。

店主にネットを見て来た事を告げると、件の隣りの先客の方が、「インターネットのとらさんがあるなら、月刊誌は買わなくていいよねえ」と来られた。 (^^; (^^; (^^; ←(突然の質問内容にたじろぐ図式)
げ、月刊とらさん関係者では無いものの、思わずそこは思いとどまるようにその方に力説。普段皆さんに有効な情報を得る為に、安易な発言が比較的多い私だが、そうした事には注意を払っている、気がする(おいおい)。

店主は以前、割烹料理店のような飲食店を、経営されていた方らしい。背中の壁には、オードリーヘップバーン時代の女優の絵が何枚か額に飾られていた。程なく到着。

大成食品の塾出身と言う事で、麺彩房系的なラーメンなのだろうと、イメージしてドンブリを見れば然に非ず。そのビジュアルと香りは、魚介系塩ラーメンのそれで、ひとたび口にして行けば、おそるべしと言える程に、もう旨い旨い旨い、旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。センスがいい、妥協感がない、これで満足していない、とレベルが充分に高いからこそ派生するその思考性。

スープを何口かすすると、関東的な要素があきらかに無く、西日本的な出汁の取り方か。そんな事を店主に告げると、塾の先生が京都の方だそうで納得。大人げない事を言ってしまったかと思っていたら、その事に絡んで京鰹を用いている事を教えて頂き、ここぞとよく知らない京鰹とは、枯節とはどう違うものなのかお聞きすると、煮干し類や宗田鰹など多種な鰹節をブレンドしたものだそう。そ、そうだったのかと、霧が晴れた事もあり、更にラーメンが実に美味しく感じる事が出来たものだった。

また麺は、中太ストレート系の二日ほど寝かせた感じの中加水麺で、これまた比較的細いのに、それ以上の弾力感を有しており、やはりさすが大成食品さんだった。

メンマに見えた具は、何とエリンギでこれまた驚き。刻んで茹でたキャベツも入り、チャーシューもまた絶賛もの。そして、青ネギも入っている。鶏出汁はやや濁っているが、透明のスープにして行きたいそうで、今後さらに洗練性が高まりそう。気が付けば完食。

近くのドトールで一息して、その後に砂町銀座をさらに奥へ進んで散策。美味しそうな惣菜が、あちらこちらの店頭に並んでいた。道幅はかなり狭いものの、かなり長い距離があり、途中で折り返して夕飯のおかず用に、何店舗かで惣菜をお買い上げ。電車の駅からやや離れた場所だが、都営バスが頻繁に走る明治通り沿いの商店街で、様々なお店が様々な商品を並べており、何度来ても飽きない感じだった。

商店街も楽しく良かったが、ラーメンもここはかなり良かった。


(左フォト) 砂町らーめん/この路地を入るとすぐ左側/砂町銀座に並ぶお惣菜 (2008.05.25)


 砂町らーめん (すなまちらーめん) 住所:東京都江東区北砂4-10-8

 定休日:金曜日 営業時間:11:30〜 ※中休みや夜閉店時間等未定 ※水曜日は昼のみ営業

 アクセス:都営地下鉄新宿線西大島駅下車。A4出口から地上に出て明治通り夢の島方面へ歩くと、
       徒歩およそ20分強程度。又はA4出口そばの都営バス停より門前仲町駅前行等に乗り、
       三つ目の北砂二丁目で降車。少し前進した左路地の砂町銀座商店街を進みしばらく歩いた
       右路地を曲がり程ない左手。右路地入口足元に案内板あり。


     
西大島駅A4出口そばの都営バス停。   大成食品さんの麺で、非麺彩房系店。   「悲しみは空の彼方に」のポスター。 砂町銀座に並ぶお惣菜その弐。


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