横浜ラーメン 末広家 千葉・本千葉









青空からの陽射しがそうさせたのか気温がまた若干上昇気味で、やや雲の数が多いものの夕暮れ時までは雨の心配が無さそうな5月半ばの休日月曜日だった。

10年前に二度ほど訪れて実食レポートを上げているこちらだが、実は5年前のサイトをお休みしていた時期にも一度だけ訪れたことがあった。

横浜の本牧家で修行した店主が1999年7月おゆみ野に中野家を創業させたものの、その1年後の2000年10月に移転して店名も新たに末広家としてリニューアルオープンしたお店だそう。

千葉が勤務先となってまた再び訪れて見たくなり、休日を利用して出掛けることにした。そんなわけで今回はJR千葉駅から路線バスを利用してその店頭へやって来た。

5年前の時もそうだったが以前のように行列に並ぶこともなく直ぐ楽しめられるようになったが、そんな儀式とも言える待ち時間が無くなって末広家らしく無くてかえって寂しさを覚えるしかなかった。

さっそく入店するとやはり今回も数人がカウンター席でラーメンをすすっており、特に店内には席が空くのを待つ人々はいなかった。ともあれ券売機でチャーシューメン中盛に決め、振り返って直ぐ傍の席へチケットを置きながら麺カタメとだけお願いして腰を下ろした。

それでも若干の後続客が続いており、通常のラーメン店よりは遥かに人気のあるこちらと言えた。5年前の時はレポートしなかったが、もちろんとても美味しい家系のラーメンだった。

ちなみに麺の硬さや濃さやアブラの好みを指定できるが、その案内にはコショウ・ニンニク・カラシみそ・生姜等の利用を促している。程なく到着。

それではと行かせて貰えばそこは変わらぬ鶏油のシフトで、横浜勤務の際には家系を随分口にしたが、あらゆるその絶妙な加減はかなり素晴らしいと思えた。カタメでお願いした酒井製麺の太麺も、結構なかなか良いと言えるもの。チャーシューがまたとても素敵で、それはもう気がつけば完食だった。

横浜家系ラーメンの多くは荒くれた味わいをウリにするところだが、こちらはその真逆でどちらかと言えば支那そばをじみじみと愉しませるような持ち味があってそれがタマらないものと言えた。

今月の22日火曜日は臨時休業のようで、カレンダーに休業の丸がついていた。いや、行列が無くなっても、そこはなかなかとても実に良かった。

(左フォト) チャーシューメン中盛/案内/周辺の路線バス/店頭外観/前回のチャーシューメン

(2012.05.14)


 横浜ラーメン 末広家 (スエヒロヤ)

 住所:千葉県千葉市中央区末広1-15-7  TEL043-224-6778  ※データ情報更新(2012.05.14)

 定休日:日曜・祭日  営業時間:平日11:00〜15:00/18:00〜21:00◆土曜11:00〜15:00

 アクセス:JR内房線本千葉駅東口下車。大網街道へ出て右手に600m程歩いた右側にあり。
       またはJR千葉駅東口ロータリー内2番バス乗場から千葉中央バス花輪行きまたは3番
       バス乗場から小湊バス末広町を経由するバスに乗車して末広町1丁目バス停で降車。
       進行方向100m程歩いた右側にあり。


あの独特な甘みを感じ取れる麺がまた食べたい。今回はJR千葉駅の改札を出て、千葉都市モノレールに乗る。モノレールにはまたがって走るものと、ぶらさがって走るものが有り、ここは後者で比較的眺めに迫力がある。

終点の県庁前駅で下車して路線下の大網街道をしばらく歩きお店に到着。この前と同じ店内の長い列に並び座る。女性客が他の店に較べ多い気がする。

並び座っている最中に目の前に若いお母さんと四歳位の女の子の親子がいらした。店の方が女の子にカラの深緑色の可愛らしい丼といつもの大きいのり一枚が手渡される。

女の子がそのノリと遊んでいるのが微笑ましかった。店主の真剣ならーめんを作る姿勢や、お弟子さんのお客の事細かな注文内容を聞いて覚えて準備をする姿を見ていると時間が早く感じ、気が付いたら目の前に注文したチャーシューメン+のり増し味玉、麺固さ普通が来ていた。

スープは甘みふくよかな鶏油と豚骨の旨みたっぷりのやや豚骨スープ寄りの豚骨醤油スープ。やや前回と傾向が違っていたが旨い。麺は強力粉だけでは出せない感じの味と食感のスペシャルに旨い麺。

具のねぎは万能の文字が覆われ、一般的な長ネギが小口切りで入っていた。私的には青菜系野菜ならなんでもよいから入れて欲しい感じ。蒸しキャベツなんてトッピングであったらぁと思う。

具のチャーシューもいい感じだし、味玉も管理良い、いい味を保っていた。さすが四天王の一人、旨く無ければ意味がないという誰かの言葉が脳裏をよぎる。

完食して丼などをカウンタ上に置き、テーブルをふきんで一拭きして精算を済ませ外に出る。かかっていた雲はどこかへ行き、秋晴れの大網街道を歩く。

(2002.10.23)


県内家系ラーメンの中でも大人気のお店。店の前に到着する。列がない?と思ったら店内にそれはあり、およそ八人ぐらいいた。厨房には店主と活気のある弟子のお二人。「しばらくの間ホーレン草が入荷しない為万能ネギに変更させて頂きます」と店内に張り紙がありちょっと残念。

30分程待ち自分の番になり席に座る。あらかじめ座って並んでいる時に、麺カタめでノリ増しと味玉を注文する。どこかにメモするでなく記憶しているようで次から次へと客の事こまかな注文を覚えている。ラーメンを食べる前から圧倒される。しばらくしてラーメンが到着。

湯(スープ)は勿論、家系の鶏油に豚骨醤油。油普通で注文したがやや多めが普通みたいでその味は大変美味しい。麺は酒井製麺の中太ちぢれ麺の特製のようで茹で上げカタめで頼んだがこれが大正解。歯ざわりといい口の触感が歓喜の声をあげているようだ。

茹でる前に店主が麺玉をほぐしている姿を見ているから余計に旨く感じる事が出来る。どこかの雑誌で「店主の動きも味のうち」とはよく言ったものである。小麦粉のほのかな甘みを感じる事ができる卓越した麺だと思う。

具のノリが凄い。6〜7枚入っているがスープの上にしばらくのっているのにスープが着地していないところはへたる様子がなく食べても美味しい。

チャーシューは5cm径でなかなかいける。具の味玉はカタ茹でだがもうそんな事はどうでもよい気になる。冷水は冷水機か冷水ボトルから自由につぐ方式。

並んでいる最中に店先にホワイトカラーの人がやって来てお弟子が「銚子銀行の前に車を止めている方はいませんかァ」との事。人気店は別の意味でも大変なようだ。

(2002.08.14) 


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