新福菜館 東京・麻布十番







真っ青に広がる表層から優しい陽射しが燦々とふり注いでいた、冷え込みがその分だけ増していたような二月如月も中盤近くの休日火曜日だった。

季節柄か年齢の所為なのか体調が悪いわけでは無いものの、ここ最近は以前ほどこってりしたラーメンをがっつり行きたいこともなくなって来た。

そんな中でこちらが首都圏にその支店を復活させた情報をネットで目にして気になっていた。

誰もが知る京都のゆるぎない有名老舗人気中華そば店だけに、グランドオープン前のようだが今回訪れて見ることにした。

1938年の昭和13年頃から京都の街角で屋台創業した、現在は三代目店主の青木豊氏が仕切る京都老舗中華そば店のこちらのようだ。

1944年から現在の地に店舗を構えた人気中華そば店で、やきめしもまた多大な人気を博している。

ちなみにネットでは1937年創業とするサイトも見受けられるが、先代店主のその昔の新聞取材では具体的な年数が語られなかったこともあり独り歩きしているようだ。

首都圏の出店では新横浜ラーメン博物館において、1997年8月1日より2002年11月30日まで営業していたことがあった。

また首都圏の常設店では、港北モザイクモール内で営業していた港北店が存在していたが、2003年1月8日にオープンして2010年9月15日に惜しまれながら閉店して行った。

都内ではお台場のアクアシティでラーメン国技館とした、ラーメン複合型商業施設で営業していた。

その第五期出店の一店として、2007年2月10日より半年ほど臨時出張店を出店していたことがありその際は訪れたものだ。

つい最近の2015年1月31日にプレオープンで開業したこちらで、2月23日グランドオープン以降は、やきめしも提供していく予定だそう。

百貨店の催事店やラーメン店集合施設等における臨時出店を除けば、初の東京常設進出店となるこちらと言えた。

そんなわけで総武線電車を両国駅で降りて、都営地下鉄大江戸線に乗り換え比較的小型の愛らしい車輌に揺られて麻布十番へやって来た。

改札を抜け出て左手へ進み、その前方の出口7から外に出ると十番稲荷神社の隣りに出た。赤羽橋方面を臨むと、東京タワーが比較的近くに見えた。

前方の大通りを左手に歩いてしばらく行くと、今は厨房老朽化による改装工事のため来月17日まで休業中の麻布永坂更科本店がある新一の橋交差点だった。

見上げれば首都高速の橋げたがあり、その上を勢いよくクルマが通り過ぎていた。そんな交差点を横断することなく左折して、50mもすれば店頭に八人ほどの人が並ぶこちらが在った。

その後ろについて待っていると、徐々に行列が詰まって行き、まもなくと言う頃にお店の方が出て来たので、これ幸いと話しかけてみた。やはり直営店ではなくFC店になるそうだ。

なおラーメン国技館の営業とは、関係ないこちらだそう。ちなみに直営店舗は京都たかばしの本店と、同じく市内上京区の府立医大前店のみらしい。

それ以外の全ての店舗はいわゆるフランチャイズ(FC)店らしく、そのFC店は過去の店舗は省略させて貰うが現在こちらも数えて13店舗のようだ。

直営店舗も合算すれば、国内15店舗におよぶ新福菜館だった。やはり京都府内が最も多く、久御山店、三条店、東土川店、伏見店、物集女(もずめ)店、天神川店と続く。

その殆どは関西圏内で、さらに守口店(大阪)・KiKi京橋店(大阪)・石山寺店(滋賀)・大津京店(滋賀)とあり、そして四国地方に今治店(愛媛)と、東北地方にララガーデン長町店(宮城)が営業しているようだ。

さて自分の番となって入店を促されて、入ると左手に券売機があり、そこで予定通りチャーシュー麺を選んで、この際だからと九条ネギ増しのボタンを連打した。

振り返るとお店の方がおられて、チケットを手渡しながらネギを別皿でお願いすることにした。

こちらを経営する方と交流があるのだろうか、ふと見ると大竹しのぶさんからの開店祝いの花が飾られていた。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、完全無欠の新福菜館チャーシュー麺で絶大に素敵な美味しさがたまらないもの。それにしても薄く切られたチャーシューがうま過ぎる。

鶏ガラメインのスープに、熟成濃口醤油と豚肉の出汁が加わる黒く染まる醤油清湯スープのインパクトは、やはり圧巻の一言で、中太ストレート麺の風情の良さと言ったらなかった。

別皿で貰って撮影後に少しずつ入れて堪能した、ゆうきふぁーむで生産された九条ねぎも素敵で、それだけに気がつけば完食。

いや、かなりとんでもなく絶大に果てしなく、遥か何億光年の先の宇宙の彼方まで途轍もなく実にたまらなく確実に良かった。

(左フォト) 店頭/チャーシュー麺/九条ネギ増し/少し歩いた所の東京タワー (2015.02.10)


 新福菜館 麻布十番店

 住所:東京都港区麻布十番1-2-5 富山店舗1階  TEL 03-6441-3395 ※本店サイトはこちら

 定休日:無休  営業時間:11:00〜15:30LO/18:00〜23:00LO ※日祝11:00〜16:30LO

 アクセス:都営地下鉄大江戸線麻布十番駅出口7下車。前方の大通りを左手に進んで行き、首都
       高速下の道路を左折して50mほど歩いた左側にあり。



都営地下鉄大江戸線麻布十番駅で下車して向かった。

麻布十番駅出口7から出て左手へ進む。

2015年1月31日プレオープンで、本開業は2月23日から。

京都たかばしが本店の新福菜館の麻布十番店。

入店すると直ぐ右手にこの券売機が待っている。

店内には開業まもないこともあって開店祝いの花。

九条ねぎは、ゆうきふぁーむで生産されたそう。

割箸と冷水ボトルに、様々な卓上調味料が並んでいた。

麻布十番駅出口7そばに十番稲荷神社。思わずお参り。

※港区台場1-7-1アクアシティ5階お台場ラーメン国技館時代。(上記麻布十番店とブランドは同じだがFC店のため経営は違うようです)




本日は都内で東京マラソンが開催され、一般道がずいぶんと通行止めになるらしい。そんな日に朝から社用で成増へ出掛けた日だった。

しかも大雨が降る日曜日だ。その仕事が終わってから更に下落合へ移動した。その仕事も済ませ、通行止めを避ける様に山手通りを進み、またレインボーブリッジを渡る頃ランチ時。

またラーメン国技館へ行くかとなり、車をパーキングへ入れて入口に立つ。

今日はマラソンに雨もあってか、先日より遥かに空いていたが、それでも人の頭だらけ。そして入店したのがこちら。

京都の老舗ラーメン店で、一度食して見たいと思っていた。券売機に立つと先日と同じ様に、若い女性の案内をする方がいる。

ラーメンと一緒に、こちらの焼飯も行って見たいと思ったら、その女性がそのセットメニューのボタンを奨めて来られた。

おお、これは丁度良いと思いつつも、セットで充分な量なのか心配になり、「結構お腹一杯になります?」とその方に確認。うなづかれたのでそれを選んで、すぐに座れて程なく到着。

先に焼飯が来て口にすると、甘じょっぱい感じのタレの濃厚な焼飯で、これはなかなかな美味しさ。続いてラーメンがテーブルに置かれる。おお、ビジュアル的には、「第一旭」を思い出すもの。

やはり同じ系統。ちなみに京都のラーメンはこの他に、ますたにの様な系統に、天下一品の様な系統のラーメンがある。

では、と口にすれば、また違った印象で、田舎醤油に不思議な旨みを持つ酸味があるもので、いやいや、これは旨い旨い旨い旨い。

肉もやはり第一旭に近いもので、こういうの好きと言うしかなかった。気が付けば完食。

京都と言えば、片手はゆうに行った事のある地で、何年か前も陰陽師に影響を受けて清明神社へ行って来たものだ。路面電車が消えて久しく、今は地下鉄が走る街。 いや、旨かった。

(左フォト) ラーメン/やきめし (2007.02.18)


 新福菜館@ラーメン国技館 (閉店)

 住所:東京都港区台場1-7-1アクアシティ5階ラーメン国技館内  ※本店公式サイトはこちら

 定休日:不定休  営業時間:11:00〜23:00(22:45LO)

 アクセス:ゆりかもめ臨海線台場駅前のアクアシティ5階ラーメン国技館で営業していた。

 

当時の台場駅前アクアシティ。

以前に営業していたラーメン国技館の入口看板。

1938年創業新福菜館の催事臨時営業店のこちらだった。