食堂 七彩 東京・都立家政







ドラマティックなほどの夏の陽射しが原色に近い緑に注いで、霞んだ青空が夏の扉を全開にさせていた七月文月も半ばとなって来た休日の金曜日だった。

少し前に武蔵浦和駅前で営業する麺匠むさし坊さんを訪れて、こちらのことが思い浮かばれて実は先日その店頭に立ったことがあった。

ところが何故か営業しておらず、向かいのラーメン店のお兄さんが出て来られたので話し掛けると、火曜日は定休日だと教えてくれた。

てっきり金曜と土曜が定休日と思っていただけに、がっくり肩を落とすしかなかった。

その日はそれでも代替が利く周辺某店があったので、そちらを訪れてその日はその日でそれは充実したつけ麺を愉しむことが出来た。

と言うわけで、リベンジである。そんなわけで、また性懲りもなく都立家政駅に降り立ち、その店頭へやって来た。そう言えば麺や七彩時代の時もフラれたことがあったことを思い出した。

2007年2月に開業した麺や七彩だが、2011年4月に輝しくも東京ラーメンストリート店がオープンして、製麺機器等をそちらへ移設してその機能は大きく東京駅の方にシフトした。それだけに江戸甘も今やそちら側で営業している。

そんな中で創業店舗となるこちらは、2012年5月より食堂七彩として夜営業のみでリニューアルオープンを果たして、ラーメンでは無い御飯もの等をメインにしたメニューを提供し始めた。

そしてその7月からは昼営業も再開して、その昼はラーメンを提供するようになった。

そのラーメンこそが佐藤養悦本舗製の稲庭うどんの伝統的な製法を元に作られた国内産小麦100%にカン水が練り込まれた稲庭中華そばだ。

なお本日来て見ると、喜多方手打らーめんなるボタンがあった。これは気になるボタンだ。

またお子様やご高齢の方向けに、稲庭中華そば用の500円と明記されたチビらーめんや、極上親子丼なるボタンも用意されていた。

営業開始時間を過ぎて正午前と言う時間で行列覚悟で来たが、そんな行列も無く穏やかな時間が過ぎる店先となっていた。さっそく入店して券売機の前に立つ。

暖かい方の稲庭中華そばのつもりだったが、この暑さもあって稲庭冷がけ中華そばを選択。手頃なサイドメニューがないかと思えば、きまぐれ御飯なる日替わりのそれがあるそう。本日は玉子おにぎりだそうで、鹿児島県徳之島の郷土に伝わるものらしい。

振り返ると数人の先客だけが座る、もの静かな店内だった。阪田氏がおられるのかと思ったが、厨房におられる方は別の方であった。普段からおられないそうで、お聞きすると氏はコンサルタント業が本業となっているそうだ。

稲庭冷がけ中華そばは様々なスープが用意されているそうで、醤油や塩味のほか味噌や辛味噌に冷やし中華仕様にもなるのだそう。そこは順当に行こうと醤油でお願いした。

以前は確かに金曜と土曜の定休日だったが、火曜定休に変わってもう半年以上が経過しているそう。

前回ここに来たのは四年前で、その後はラーメンストリートの東京駅店に5度ほど訪れたが昨年はどちらにもご無沙汰していた。

こちらは東京駅店と共に株式会社アール・エー・アールが営業するラーメン店で、金町製麺なる関連店が以前オープンして営業しているが、そちらは若干違う運営スタイルらしかった。程なく到着。

稲庭中華そばは乾麺だが、それを感じさせない弾力あるコシと豊かな喉越し。クレソン等の様々な青菜に低温調理されてピンク掛かった豚モモチャーシューがビジュアルに花を添えていた。

冷えて麺が締まっているのもあるようで、お店の方も冷がけの方がこの時季なら余計お奨めらしかった。無化調らしいスープも絶妙で、七彩らしさが全開で実に素敵だった。

テレビのケンミンSHOWでも紹介されているらしい玉子おにぎりは、玉子焼きの味わいが何ともたまらないもので、中心に肉味噌が入ってこれまた美味しかった。

店長さんが手打ちで作ったと言う極太のちぢれの手作り麺を見せて貰ったが、しばらく前から前述した喜多方手打らーめんの提供を以前とはまた違った手法で始めたそうだ。

製麺機器は東京駅に持って行ってしまっただけに向こうで製麺したものでしょうと言うと、これが手と足を使って製麺機器なしで正真正銘手作りの麺と言うから驚くしかなかった。

これは是非とも食したいと思うのが道理だ。500円のチビらーめんで喜多方手打らーめんをお願いすると、本来は稲庭中華そば用のものだそうだがこの際だから対応してくれるところとなった。

その頃になると後続客の方が続きに続いて、常連さんがメニューに無い注文が出ているらしく、しばし待つように促されて承知すると、その常連さんが通常メニューのチケットを買うといつもメニューに無いものを奨められているらしくそんな会話が向こうで続いていた。

しばらく待っていると、チビらーめん仕様の喜多方手打らーめんが到着した。口にすればそれはそれは幸せなひとときがが流れるばかりだった。

麺は純手作りだけに佐野らーめん的な仕様で、また違う麺の愉しみ方となって実に良かった。気がつけば完食。いや、かなり果てなく途轍もなく実に素晴らしく何処までも素敵で良かった。

(左フォト) 稲庭冷がけ中華そば/喜多方手打(チビ仕様)/玉子おにぎり/店頭 (2013.07.12)


 食堂 七彩 (しちさい)  ※データ情報更新(2013.07.12) ※フェイスブック公式サイトはこちら

 住所:東京都中野区鷺宮3-1-12  TEL03-3330-9266  定休日:火曜日

 営業時間:昼のらーめん11:30〜15:00/夜の定食18:00〜21:00

 アクセス:西武新宿線都立家政駅下車。改札前の道を右へ進み、踏切りを渡って少し歩いた左側。

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※東京ラーメンストリート店オープン前「麺や七彩」時代










日毎に空の白む時間が遅くなり、夜空と青空の区別がつかない大空のようにまだ見える早朝に、乾いた枯葉の絨毯を歩けば、その独特な音が周囲に鳴り響き、そこに秋の深まりを感じた十月後半週明け月曜日の朝だった。

そんな今日はこちら周辺の営業に出掛け、その前の腹ごしらえと言う事で、営業開始直前の店頭へ立った。すると未だ5人程度の待ち客だったので、予定通りその後ろに並ぶ私だった。

最近はあまりにも盛況なこちらのようで、土日曜日辺りだけか長蛇の行列を防ぐ為、ノートに記帳して順番通りに入店させるスタイルにしているらしい。

今日は平日でさほどでないにせよ、後続客が足早に来られて、今日もまたその行列が徐々にに延び始めた。そこはやはり人気無化調店のこちらであった。

ふと見ると「野生こうぼパン・Lacher」とあるフラッグ状の看板がこちらの入口左手にあり、本日のパンとして小型の黒板には、幾つかのパンの名前が金額と共に列記されていた。

お知り合いが焼かれた天然酵母で焼いたパンを、店内で不定期だが販売しているようで、今日もその日のようだった。

一般的にイーストよりもっちりした食感となり、ズシッと重く感じるパンで最近かなり流行っているよう。

程なくすると暖簾が掛けられ、列がゆっくりと動き出した。特にこれと決めずに券売機に立ったが、色毎にメニューの名前が分けられており見易い感じになっていた。

そんなボタン表記の中から、1日限定20食となっていて限定の文字からつい「喜多方手切りらーめん」を押し、物珍しさからつい「ソースカツ丼」と、スイーツブログの好調さもあって、つい「きまぐれデザート」のボタンまでも連打した。

チケットを手渡すと麺量の確認があり、カツ丼もあったので自重して中盛にして貰う。周囲を見回すと大学生や若い営業マンに交じって、50代や60代らしき方も見受けられ、こんな光景は今をときめく流行を発信するラーメン店ではここだけかも知れない。

つけ麺のメニューは訪問する度に変わっているが、現在は通常の醤油つけ麺以外に、「喜多方手切りつけ麺」と「生海苔の塩つけ麺」があった。

しばらく前にお伝えした間もなく始まる大つけ麺博だが、こちらはその関係で21日の江戸甘と、22日から28日まで昼夜とも都立家政のこちらはお休みされるようだった。

そして何気なく見上げるとそこには神棚が設けられており、その直ぐ横には「最強ラーメン伝説」(通称・参ったラーメン)と言う企画のTV番組で好成績の中で貰った、山岸マスター手書きによる「参った」と記された大判状の板札が飾られていた。

カツを揚げるパチパチと言う音が聞こえて来て、しばらくするとそのソースカツ丼がドンブリに蓋をされて到着した。その蓋を開けると、結構多めにカツが入っており、なかなか美味しそうだ。

口にするとウスターソースか何かにくゆらせたようで味がしみこんでおり、手頃なサイズに切られてもいて、口にしやすい大変美味しいソースカツ丼であった。

ちなみにパン粉は自家製ではないものの、パンから手作りした本格的なものだそうで、確かにそんな質感が楽しめたものだった。

冷水を汲んでなかったので席を立ち、コップに冷水を入れて戻る頃にはラーメンの方もやって来た。それはまるで甲府名物ホウトウが来た?と勘違いしてしまう程に麺が極太だった。

そんな極太平ちぢれの麺が、あっさりを絵に書いたような醤油スープの中で、ウネウネしていてそれは美味しそう。

ファンがシルバー層にも多いのが頷けると言う、それは大変あっさりしていた醤油スープであった。

それではと行かせて貰えばそれはもう、いやいやいやいやいや美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い。

カツオ風味でありながら、煮干しもたっぷり染み込んだ醤油スープに、これ以上ないくらい極太平ちぢれ麺が、頬の裏を暴れ太鼓のように乱れ打った。

今までも極太平ちぢれであったし、今までも手で切っていたかは不明だが、太さの違いも流石に判らないものだし、手で切っていると表明しているのもあるし、以前よりかなり太く感じた麺であった。しかもかなり茹でても以前ほど茹だっていない所も証明材料と言えた。

更に言えばしかもメンマの方が細く、それが一種の笑いのツボにハマりそうだった。中盛で麺量200gなるもそれは瞬く間に麺が消え、今度は蓋をしてまだ暖かい完食していなかったソースカツ丼の残りを胃に収めた。

その時点で気まぐれデザートをお願いすると、やって来たのはオチョコ大サイズの器に入った杏仁パンナコッタと御説明されるデザートであった。

中国デザートがその四千年の歴史の中でも、果たしてイタリアのデザートと過去に融合した事があっただろうか?(そこは流すところ)

なお一緒に来たボトルには「オーガニックりゅうぜつらんエキス」とあり、それは蜂蜜のようなものだそう。

メキシコ高地で有機栽培された、漢字で竜舌蘭と書く植物の花茎の蜜らしい。まず蜜をつけずに口にすれば、何とも言えない美味しい食感も良いデザートで、茎蜜を少量垂らして楽しめば、濃厚な蜜の味が爽やかに口内へ広がり、食後のひとときをそれはまったりとした時間にしてくれた。

食の安全が叫ばれる現代において、七彩さんが示す食の安全性に対する標榜とその考え方は、あらゆる観点からずれる事なくメニューに生かされており、国内のどんな一杯のラーメンが示すインパクトよりも、その道標の大切さを念頭にして今後も私達をいざなってくれるのだろう。

もうカツ丼からデザートまで、それこそ気が付けば完食だった。いやいやいやいや、大変良かった美味かった。

(左フォト) 喜多方手切り中盛/ソースカツ丼/杏仁パンナコッタ/神棚周辺 (2009.10.19)

 










昨夜の雷雨の所為か、今日は朝からクスんだ灰色の雲が陽射しを遮り、残暑が続いていた関東地方に、高地の街を行き過ぎる様な、夏の涼風が駆け抜けていた、お盆休み最終日の八月中旬の日曜日だった。

前回の前に、二度フラれて、ミクシーのコミュニティ情報確認が欠かせない、セクシーな麺を提供する、現在私的に再訪したいお店の常に上位クラスを保ち、臨時休業に注意するお店でも常に上位クラスだったりする(おいおい)、最近の夜営業の部は、「江戸甘」と店名を変える、喜多方ラーメンを基本とした超人気ラーメン店。

某店がお盆休みだった事もあり、そんなこちらへまたラーメンで楽しみたくなり、店頭へ正午の数分前に到着。おお、天候不順で小雨が降っていて、その所為なのか何なのか、いつもの店頭には、五人がおられるだけ。

ラッキーと思い、とにかくその後ろに並んだ。それにしても今日は日曜日で、これはやはりアリえない外列の人数。

ふと何気なく振り返ると、何とこの列の続きが、今まで列が出来ていた方向とは逆方向の、しかもハス向かいの焼き肉店の前に出来ており、ざっと十人近い列があり、一番前の方だけで無く、皆さんが一様に私を見ていた。

そ、そんな訳で、その前を気恥かしさもあり、にこやかに笑顔を振り撒いてごまかしつつ(おいおい)、何しろこれは不可抗力であり、何事も無かった顔をして、その後ろに並び着き、しばし外列の人となる私であった。

隣店との絡みで、しばしば起こる、外列の場所とルールだったりする。こんな場合、人付き合いが、ものを言うのか(変なこと気にしない)。

およそ40分強で入店。券売機で、まだ未食だった塩味の、喜多方ちゃーしゅーめん970円を選び、大盛まで価格が同じと言う事で、そこはそれ、券をお店の方にお渡しする際に、大盛りでお願いした。

醤油らーめんは、当初と味が違っている情報もあったが、同じ店主が理念を持って作っている以上、そう大した差は無いものと感じ、そこは塩らーめんにした。

ちなみに、店内の麺量インフォメーションの量が、以前より若干増えていて嬉しい限り。カウンターには、醤油のパンフレット類が置かれていて、醤油商品コーナーが壁際に出来ていた。

ふと、そんなこだわりの醤油を眺めていると、麺のミミ50円なる商品が目に入り、「これかあ」と、思わずお買い上げ。

こちらは自家製麺のお店で、それで出来た切れ端や太さが不揃いの部位等を、廉価で販売しており、最後の一袋だった様で、ラッキーだった。お聞きすると400g近く、入っているらしい。帰りにスーパーへ寄って、タレと適当な具材を買って、自宅で楽しみたい。程なく到着。

塩味だからなのか何なのか、以前より植物油が強く感じられるものの、やはりしっとりと来る、多加水の麺作り感が大変良く、そこはやはりもう、旨い旨い旨い旨い、旨い旨い旨い旨い。

チャーシューは、レア状のものと、しっかり煮込んでいるものが、交互に体裁良く並べられており、それが映えるビジュアルとなっており、これは美しいチャーシュー麺。このタイプのチャーシューの中では、なかなかと言える味と食感だった。

また、そこに香草が彩りを添えており、無化調らしさの高いラーメンに、上手くマッチしていた。良い意味でキレの良さが、ひときわ際立つ旨しラーメンだった。

大盛なるも、そんな良い麺でスルスルと入り、気が付けば完食。いや、ズズン!と来る良い麺に、スパッ!と来るスープのキレが良いラーメンで良かった。さすが、こだわり無化調の、こだわり塩味。

(左フォト) 喜多方ちゃーしゅーめん(塩味)/麺のミミで作った我が家の夕食 (2008.08.17)


見上げれば青空が、五月の高い空を演出していて、また元の気温に戻った感のある、そんな木曜日の正午前。前回こちらへ訪問したその後で、その良さに感動していると、TVに雑誌に引っ張りだこの様で、露出度が大変に高くなっていた。

本来なら敬遠する所のシチュエーションだが、しかし、それでも行きたいとなって、実は以前こちらの店頭へ立つ私であった。すると何と臨時休業の貼り紙が。いやいや、そんな事でめげる私では無い。

またしばらくした後に、店頭へ立つ私であった。すると、またしても臨時休業・・・。二回目は、さすがにめげた・・・。

立ち尽くした店頭にあった貼り紙を見ると、二回とも計画的なものの様だったが、定休曜日以外は臨時休業みたいなものだが、本日来て帰ってから思った事は、よく判らないで来た自分が悪いと言うしかない。何れにせよこうなると、意地が先に立つしか無かった。

そんな訳で天気が良くなったのもあり、今回はある程度の確認もして、本日また出掛ける事にした。三度目の撃沈か、三度目の正直か、そもそもこれで散鬱(さんうつ)になるのか(おいおい)。

都立家政駅で下車して、商店街を再び歩き行けば、店頭には外列が出来ていて一安心。無理っぽい感じの様だが、休業日のお知らせがある公式サイトが欲しいお店と言えた。

外列には8人の方がおられ、その後ろに着きしばし待って入店。あらかじめ店頭メニューから、何気なくパクチー(香草)つけ麺870円に決めていて券売機に立つ。

すると、つけ麺のボタンは一つだったのでそれを押し、チャーシュー飯370円も良さそうだったのでそのボタンにもタッチ。

カウンター席に腰を降ろし、券をお渡しする際に、パクチーつけ麺の麺300gの中盛りと申請する方式と推察出来たので、その旨告げてお願いする。

プラス100円で米の粉で作った麺状のフォーにする事が出来るらしいが、こちら独特の太麺が楽しみで来たので麺は変更せず。程なく到着。

おお、かん水の水溶液に乳化させたのであろう、エクストラバージンオリーブオイルが練り込んであるようで、さらに生地に圧延する方法がウドン特有の古来の打ち方を用いているらしく、そのむっちりそうなビジュアルには、何とも魅了させるものがある。

そしてこのパクチーつけ麺のつけ汁は、塩スープのベースにナンプラー(タイの魚醤)等が入ったものだそうで、後半入れるとエスニックな風味になるらしい、香りがとても豊かだったビネガー(お酢)が入った容器を差し出してくれた。

それではと口にして行けば、店主はややお疲れ気味な感じだったが、この一瞬にとても時間が掛かった事もあり、その旨さはまさにひとしお。

もう兎にも角にも、旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。久々に旨いを並べてしまったが、それはかなりの良さ。

独特なアジアンテイストなスパイシー感がありつつ、パクチーの香草も野性味がありながら上品な方向性も示しており、感受性豊かな店主のスタンスが、十二分に現れたつけ汁と言えた。

そこにこの麺のむちむちさだからもうたまらない。後半になってから、ビネガーを投入。もう参りました!の一言に尽きた。

チャーシュー飯も、甘辛な味噌をチャーシューに合え、新鮮そうで甘そうなネギに、糸唐辛子がまた華々しさをプロモートしており、スープをつけ汁に足して貰ったスープ割りを楽しみながら、気が付けばフイニッシュ。

おそるべし、現代の雄よ、麺や七彩さんだった。

(左フォト) パクチーつけ麺(麺・汁)/チャーシュー飯 (2008.05.15)
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今年の二月に、埼玉の有名店「むさし坊」から独立したお二人の、創作喜多方系ラーメンのお店が西武線都立家政駅そばにオープンした。

それがこちらのお店で、既に大変人気を博しており、気になる所となって、年内中には訪問したいと思っていた。そんな折り、ネットでの画像に絆されたのもあり、本日のランチ時訪問する事にした。

ちなみに最寄り駅の西武線都立家政駅は、周辺にそんな名前の女子大でもありそうな名前の駅名だが、同名の学校は存在せず、東京都立中野高等家政女学校が旧名の、都立鷺宮高等学校が周辺にあるのみだったりする。閑話休題。

微量の雨も上がったものの、厚い雨雲は動かない、そんなランチ時に店頭へ到着。

おお、さすが人気店の土曜日の正午少し前。15人程が並ばれていた。なぜかいつもより、ラーメン店の列に馴染む私。 ・・・。 なぜだろう?ああ、平均年齢が他店よりも、高い所為だった。

50代の方が多く、若者が少ない列。30分強程で、自分の番になり入店。醤油らーめん大盛で行こうと券売機に立つと、ネギらーめんは最近話題の千寿ネギを使用している事が判り、そっちで行こうとそのボタンにタッチ。

なお、醤油味は、喜多方ラーメンの老舗店「食堂はせ川」を参考にしているらしく、ちなみに塩ラーメンの方は、「坂内食堂」を参考にしているらしい。

また麺量は小盛120g・中盛160g・大盛200gで、金額は同一。特盛は320gでプラス100円。ふと見るとちょうど空いた席は、カウンタ中央の角席。もちろんと言う事で、無化調らしい。程なく到着。

千住ネギは厚めに削がれてあり、ラー油が合えてあり旨そう。ふんわりと魚介の風味が香る。透けたスープから見える麺は、えらく太くえらく縮れている。

チャーシューはさすが喜多方ラーメンで、3枚と多めに乗っている。それではと口にすれば、おおおお、何とも素晴らしい。いやいやいや、もう、旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。

当たり前と言えば当たり前だが、なぜかつい醤油ダレが自家製で感動してしまい、麺はムチムチプリプリで悩殺ものな極太平ちぢれの麺。

鶏ヒャクパーな(多分)口当たりが、またもうたまらない良さ。そんなだからチャーシューも良い風情を作るものだ。

例の千寿ネギは、瑞々しく、また豊かな風合いの甘みもあり、さすがな長ネギだった。麺200gなるも、気が付けば完食。

店主のお一人が横に来られたので、ついその良さを申告。全てのパーツが自家製のラーメンだそうで、既成調理済み食品には、全く興味が無いとの事。

やはりこだわり高いなと思いつつも、私がその筋の業者に見えたからそう言われたのか、それは定かでは無い(おいおい)。 いや、ズバン!と旨かった。

(左フォト) 喜多方ねぎらーめん(醤油味)/店頭外観 (2007.12.29)