味噌屋せいべえ 東京・御徒町





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共和党のブッシュ氏が、アメリカの大統領となった年、悲しい象徴となったグラウンド・ゼロが出来て、もう既に八年近くが経過していた。

そんな事を思い起こす度に、広島と長崎が、世界貿易センタービルとペンタゴンに、次元がオーバーラップして行く。そうした事を、ふと満員の通勤電車の中で思いついた、もう早春の、三月中旬金曜日の朝であった。

先日こちらへ来て、醤油や塩もある事を知り、また訪問する事にした、本日の遅いランチタイムだった。中央通りと山手線の中間にある、裏通りをずっと進んで歩いて行き、春日通りに出て、横断歩道を渡ればこちらへ到着する。

一般的にその店の実力を知りたければ、塩を食べて見れば判ると言われている。しかし、食べ歩きをする人間にとっては、醤油ラーメンの方が、お店によって個性が出やすく、そうした違いを楽しめる事が出来る。

一方塩ラーメンだと、よっぽどの場合でない限り、そう大した違いはないケースが大半で、却って塩気の相性が合わないお店に、出会ってしまう恐れもあったりする。閑話休題。

そんな訳で券売機に立ち、醤油味の中華そば650円に大盛券120円も連打し、近場のカウンタ席に腰掛け、サービス小ライスもお願いした。

初訪問した前回の時は、店頭で味玉子無料券を配布していて、また配ってないかなと思って来たが、その考えは甘かったのだった。程なく到着。

おお、一瞬だが、味噌ラーメンが来たかと思う程に、そんなビジュアルの醤油味とあった、中華そばがやって来た。いわゆる所の、豚骨醤油の様な感じとも、言い難いものがある。

それではと行かせて貰えば、それはもう味噌の時と同じ勢いが、混在している醤油らーめんと言えて、もう旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。

それはニンニクを効かせた、濃厚豚骨醤油と言った風情のもので、ハマる人はドえらくハマりそうな仕様と言えた。

やはりこちらのラーメンも、ラードが蓋の役割りをしている様で、アツアツ加減がまたいい。ひとつ言える事は、今日が休みであれば、心おきなくスープを飲めたのに、だった。(笑)

そんな訳でご飯も一緒に食しつつも、レンゲにニンニク粒を確認した頃、麺とメンマ等の具だけをすくい直し、スープを残して、ともあれ完食。いや、良かった。

(左フォト) 中華そば大盛/店舗周辺の風景 (2009.03.13)


最近は、朝六時には空が白けて来る様になり、三月も間近となった、多湿な空から時折り雨粒が滴る、二月・如月の水曜日だった。

そんな本日の遅いランチ時、残念ながら閉店してしまった某店の跡地のその後を確認すると、まだテナント募集の案内が成されていたままだった。さてここまで来たのならばと、すぐ目の前の春日通りに、何の気なしに出て見た。

すると、ネットでもよく目にした店名の、こちらがいつのまにか営業しており、思わず入って見る事に決めた。池袋に本店がある、ばんかららーめんを経営する企業の別ブランドのお店で、どうやら昨年三月に新橋から移転して来たらしい。

店頭に立つとお店の方が、寒い中で営業よろしく無料味付玉子券を配布しながら、呼び込みをされており、入り口に立った私にもその券を渡してくれ、これは良いタイミングの入店だったのか。

入店すると直ぐ左手に券売機があり、大量にあるボタンの中から人気ナンバー2とあった、辛ねぎみそらーめん860円を選び、その食券を無料味玉券と共にお店の方へ渡し、入り口前のカウンター席へ腰を降ろした。

首都圏内に何店舗かのFC店が営業している、フランチャイズ好評展開中の、企業が直営する本店らしい。半ライスが付くらしく、厨房の方からもその案内があり、もちろんそこはお願いする私だった。

カウンタートップには、いつでも手が届く距離に、冷水ボトルや調味料が整然と並び、そこには大粒の生ニンニクと、それを潰すクラッシャーも用意されていた。

また店内には、どこかのコンビニをヒントにした様な、食欲をそそるラーメンのイメージフォトがあり、如何にラーメンが出て来るまでに、その食欲を高めるテンションを上げさせるかで、食した時の満足度も上がるもので、そんな次に繋げる戦略を垣間見る事が出来た。程なく到着。

おお、視覚的にもただ辛いだけでは無い、結構美味そうで具も豊富に乗ったビジュアルの、辛ねぎみそらーめんがやって来た。

顔を丼に近づければ、比較的仄かに、ニンニクも香って来る。それではと口にして行けば、さすがFC展開に力を入れている直営の本店もあり、なるほどな美味しさが口内を驀進する良さがあり、もう美味い美味い美味い。

濃厚感の強い味噌らーめんだが、不思議と口当たりは良く、すんなりと口に仕易いもの。しかし濃厚感が中途半端と言う訳では無く、そんな満足感は高いもの。

麺は太平やや縮れの、プリプリした随分と良い麺で、チャーシューの一枚肉も、大きくこれもイケていた。メンマはややカタメで、その分存在感のあるものと言えた。

辛さは程々と言えば程々だが、絡めたネギが甘く美味しいのもあり、後から若干顔が火照る程度に辛かった。またニンニク感は、それほど強くは感じないものの、味噌らーめんと一緒にギョウザを口にしている感覚はあった気がした。

味玉子もこれが無料とは素晴らしいクラスのもので、半ライスのいいおかずにもなった。強いインパクトがある味噌らーめんで、一気呵成に楽しめた。気が付けば完食。いや、これは、良かった。

(左フォト) 辛ねぎみそらーめん/券売機ボタン/店頭外観 (2009.02.25)


 味噌屋 せいべえ 本店  ※公式ホームページはこちら

 住所:東京都台東区上野4-2-1榮屋ビル  定休日:無休  営業時間:11:30〜翌5:00

 アクセス:JR御徒町駅北口下車。目の前の春日通りの横断歩道を渡り、本郷方面に少し進んだ
       右側。秋葉原周辺拉麺MAPはこちら

食欲をそそらせるフォトインフォ。 ニンニククラッシャーもある店内。



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