番外編
牛丼専門 サンボ 東京・秋葉原
※提供飲食品以外撮影禁止・携帯電話使用禁止



青空から燦々と目映ゆい陽射しがそそいで、昨日と違っていつの間にか風の向きが北寄りに変わって気温が20度以下に落ちていた、そんな秋めく十月神無月下旬の休日火曜日だった。

休日の本日もまた麺休日ならぬ麺無し日となって、さてそんな時に何処へ行くかとなって考えた末、こちらがご無沙汰であっただけに思い浮かぶところとなって訪ねることにした。

1979年の昭和54年に創業したこちらのようだ。

そんなわけでお休みの今日も、電車に乗って秋葉原で下車。電気街口から外に出て、中央通りのまだ青い銀杏の木々を眺めつつ、その裏路地で営業するこちらの店頭へやって来た。

さっそく入店すると、なんと券売機があり驚いた。見ると左から順に牛丼並・牛丼大盛・お皿・牛皿のボタンで、下から順にデフォルト・生玉子付・みそ汁付・生玉子&みそ汁付となっていた。

なお後から追加出来るよう生玉子とみそ汁の単独ボタンもあった。

思わずサンボに券売機とはと思いながら、ついつい、いつもそうするようにそれを撮影。すると提供している飲食物以外は撮影禁止であることを注意されてしまった。

携帯電話使用禁止のこちららしい出来事で、失礼しましたと言うしかなかった。奥寄りのテーブル席に促されてそこへ座り、来られた女将さんに券売機から出て来たチケットを手渡した。

以前に触れたようにお皿は野菜多めの牛皿で、牛皿は牛肉多めの牛皿。どちらもご飯が付くが、生玉子とみそ汁は付かない。

券売機のボタンで牛皿に生玉子とみそ汁がセットになったボタンがあったので今回それにして見た。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、若干風味が変わったのかこちらの舌の感覚が変わったのか、以前より風情のいい醤油の風合いが感じられた。

シラタキや豆腐にも実に美味しく、タレがよく染みた玉ねぎに牛肉がまた素敵で気がつけば完食。いや、やはりとんでもなく絶大に果てなく、とても素敵でなかなか良かった。

(左フォト) 牛皿/付属ライス+みそ汁・玉子 (2014.10.28)


 牛丼専門 サンボ                      

 住所:東京都千代田区外神田3-14-4 国際ビル1F  TEL 非公開

 定休日:不定休(大抵やっている) 営業時間:平日11:30〜19:00◆土日祝11:30〜17:00

 アクセス:JR山手線・秋葉原駅電気街口下車。中央通りを上野方面へ進み、ソフマップ
       秋葉原本館がある交差点から二つ目の左路地を入り次の右路地を進んだ右側。


 

中央通り黄葉前の銀杏並木。

テーブルに用意された紅生姜。

中央通りの裏通りで営業している。



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爽やかな新緑が朝日に照らされ、そんな陽射しが、大きな凹凸レンズにさらされた富士の山を都会の上空に映していた、四月下旬の週明け月曜日の朝だった。

それも総武線電車が、江戸川を渡ると、いつもの様に姿を消して行った。都会の街は、誰も気が付かない内に、いつも何かを生き付かせ、何かを壊して、何かを隠しているのか。

そんな今日は、簡単に昼食を済ませたいと言う事もあり、久々のこちらで、超久々の牛丼大盛で行く事にした。

入り口に近いテーブル席に案内を受け、牛丼大盛に生玉子も注文した。程なく到着。

おお、いい感じに牛肉が多めに乗り、ドンブリの上で戯れているかの如く。頂上を箸で穴を作り、研いだ生玉子を流し込む。

数口だけ口にしてから、空いたスペースに、紅生姜を気持ち多めにつまんで入れる。そしてそれではと言う所で食らえば、もう旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。

誰もが魅了される、牛肉の絶妙な味付けに、ただ酔いしれて口にして行く。そこに生玉子のコクが足されて、さらなる嬉しい美味しさとなった。

気が付けば完食。小銭入れを見ると、うまい具合いに百円玉五枚に五十円玉が一枚あり、思わず精算時に「小銭でオツリ無し」と言ってお店を後にした。

オツリ無く支払うと、お店の方も喜ぶ。 いや、うまかった。

(左フォト) 牛丼大盛+玉子 (2009.04.27)


安らいだ朝日が、都会の街を照らす、十二月も下旬の木曜日の朝だった。しばらくすれば、大晦日も近い、快晴の秋葉原界隈である。

しばらく前から、こちらのシャッターが、ずっと重く閉まったままとなっていた。いつ再開するかと心配となったが、ついに二十日から再開を果たしたらしい。

知らずに五日も経過してしまったが、本日、何気なく近くを通ると営業している事に気が付き、思わずラーメンを中止にして入店する事にした私だった。

普段からラーメンを食べ歩いている私だが、7年前はせいぜい一週間に一杯程度で、外食と言うと松屋等のチェーン店や、中華料理店のランチ等を食べていたものだった。

以前は石丸本店近くにも、某店の場所に「どんどん」と言う牛丼店があり、そこで随分食したものだが、こちらにも入って食したものである。

その牛丼店は、吉野家に近い大手チェーン的な味に対して、こちらは大変に家庭的な牛丼を提供するお店で、多くのファンの心をがっちりと掴んでいる、伝説を持つお店と言えた。

店頭に立つと二人待ちで、その後ろに並びしばし後に入店。奥の空いたテーブル席に座り、牛皿に玉子でオーダーを通した。程なく到着。

おお、待ちに待った丈に、これは何時にも増して旨そうな牛皿だった。お皿が野菜多めに対して、牛皿は名前の通り牛肉多め。ご飯の盛りも良く、そのご飯もまたいい感じ。

生卵を割り、牛肉や野菜を、その生卵にくゆらせて行かせて貰えば、しみじみとした味わいに生卵のコクが加わり、それが口内にまったりと広がって行く素晴らしさ。

結構な量なるも、気が付けば完食。そう言えば、今日はクリスマス。素敵なサンタからの、クリスマスプレゼントだった。

(左フォト) 牛皿 (2008.12.25)


幾万ものモノローグを聴いて来た、そんな真夏の青空に雲が漂い、そして夏の風が吹く、そんな7月終わりの木曜日。晴れ。

ラーメン店へ気になり日々訪問しているが、やはりラーメン店以外にも多くの気になる外食店がある。

特にこちらはその中の最たるお店で、本日もラーメン店と考えてランチ時に外へ出たが、こちらの前の細い通りを歩いたのが運のツキだった。

気が付けばお店の方の「いらっしゃいませ」に迎えられ、入り口近くにある一人テーブル席に腰掛け、「あ、お皿に玉子で」とオーダーしていた。しめて500円と言う値段。

そして、はっと我に返れば、こちらの店内。お嫁と言えばサンバ、牛丼と言えばサンボ。

お店の壁のほぼ中央にあるメニューボードには、お皿450円の隣りに牛皿650円のインフォがあり、初めて来店した方は、お皿には牛肉が入っていないと思うかも知れないがちゃんと入っている。程なく到着。

こちらのお皿とは、ドンブリに入った白飯と、牛丼の味付けの牛肉、シラタキ、焼き豆腐、タマネギの具が白皿に入り、それらがセットになっているもの。紅生姜・七味唐辛子が入れ放題。

まず、皿の具の幾つかを生玉子に絡め、白飯と共に食らう。その後は、生玉子を絡めずに具の幾つかを箸で持ち上げ、白飯と共に食らう。

そして具に染みている汁を、玉子に少し入れてから、具の幾つかを絡めて、白飯と共に食らう。

後半になって具が三分の一程度になったら、残った具に生玉子を全て入れ、それを白米の上に入れて食らう。

その間に卓上の変に色が付いて無い、良い風情の紅生姜を具と共に口にするのを忘れてはいけない。さらにまたこれも風情のある、七味唐辛子をまんべんなく振りかけて食らう。

食らい方はもちろん自由で、お好きな方法で食らって欲しい。気が付けば完食。アキバ名物、サンボのお皿。ちなみに牛皿は、主に牛肉が多めのお皿。いや、旨かった。

(左フォト) お皿+玉子/店舗外観 (2008.07.31)


以前はここまで行くのも、面倒に思ったものだったが、ラーメン食べ歩きで遠くに行く様になってからは、まるで目と鼻の距離に感じるこちらへまた入店する。それ以前に数年前まで、外商営業で外周りが多かったので、行く機会も少なかったものだった。

「牛丼大盛」と、「お皿」で悩み、みそ汁を思いついて、後者と共にオーダーする。「お皿」と言っても牛肉がたっぷり乗る。程なく到着。それに豆腐とシラタキもしっかりあり、これを定番にする常連さんが多いはず。みそ汁も吉野家とは訳が違う。これで500円なんだからもう凄い。

(2005.02.18)

今日は、無性にこちらの牛丼が、食べたくなったので、またこちらへ向かう。正午開店で、ちょうどシャッターが開いた所だったので、一番乗り。今朝は朝食を摂っていなかったので、やや控え目に牛丼大盛500円に生玉子50円。

ケータイの電源を切って、しばし待つ。程なく到着。控えめと書いたが、何れにしても、ここでは他に較べれば豪快な盛り付け。今日もやつぱり旨かった。食べ終わって席を立つ頃には全席が埋まり大盛況。アキバの愛される牛丼店。

(2005.01.22)

昭和63年から秋葉原が仕事場になって、しばらく知らずにいたお店だ。秋葉原に以前からある牛丼専門店らしい。とにかく、とにかく、盛りがハンパではない、有難いお店と言える。一度も、残したことは無い。と、言うか残してはいけないお店と言える。

ここに来ると、25年くらい前に、現在のJR新橋駅SL広場前にあった、吉野家の店内臭を思い出せてくれる。黄色い看板がトレードマークで、まさすく牛丼界のラーメン二郎的なお店。次はここを紹介したいと、とっても久々入店して、一番盛りの良い、ご飯と牛肉がセパレートで出て来る、牛皿(ご飯付)650円をお願いする。程なく到着。

牛肉の方にはシラタキと豆腐も入り、とにかくそのビジュアルに圧倒される。そしてとにかく、私にとっては、ここはとっても美味しいと思う。メニューの金額と言い、その量と言い、その具と言い、その具に合った飯粒と言い、全てにおいてそこには、愛の一文字に溢れている。

個々の部分部分で考えると大した事が無いのに、それが合わさったその牛丼は、凄い良いと思う。お店のどこにも、早い・安い・旨いとは無いが、ここはかなりの上位であると思う。いや、やつぱり良かった。なおケータイは、ここでは、ご法度らしい。

(2004.12.24)