六厘舎TOKYO 東京・八重洲





今年の五月に東京スカイツリー観光がてらソラマチ店でつけ麺を愉しもうとしたが、長い行列に店頭で販売していたお土産つけめんを購入して自宅で食したものだった。

そして九月には土曜日限定で営業する三田店主が厨房に立つ大崎本店を訪れて、進化を遂げたこちらのつけ麺をその店主の前で堪能させて貰ったものだった。

時折りこちらの店頭を何度か通り過ぎたが、以前よりはその長さが短くなったものの、それでも長い行列であることに変わりは無かった。

今日は千葉某所を訪れる予定だったが急遽変更して恵比寿某店を訪れ、その帰り道に夜はこちらのお土産つけ麺にするかとなって、店頭に立つとお土産つけ麺が進化していることに気付かされた。

魚粉が復活して限界だしなるパックが増えたのだそう。ふーんそうなんだと思いながらも、一味唐辛子の辛味もオプション販売していたのでそれと共にお買い上げ。

陽が暮れていつものように夕飯前お風呂に入ってくつろぎ、かくて袖を捲りあげてつけ麺作りを始めた。今回いつも使う小型ズンドウは休ませ、雪平鍋二つだけで作ることにした。

まずは徐に茹で玉子を作り、白ネギを細かく刻んで小皿に一味と共に添えた。スープパックと限界だしを鍋であたため、もう一つの鍋で浅草開化楼の極太麺を茹でる。

その間につけ汁に使う器をお湯で温めておく。海苔と魚粉は直ぐに出せるよう、予めビニールを軽く破っておいた。

雪平鍋で極太麺を茹でるのは失敗で、直ぐに泡があふれてしまい大変だった。次回はやはりズンドウを使おうと誓った。

それでも何とか時間をかけて茹で上がり、しっかりとヌメリを取ってドンブリに盛る。つけ汁に茹で玉子と具材も入るスープパックと限界だしを投入。

そして海苔を浮かべてその上に魚粉を静かに落とせば出来上がりだ。やはり極太麺の艶と、つけ汁から来る香りが半端では無かった。

それではと行かせて貰えば、極太麺が冷たい分直ぐにつけ汁が冷えてしまう。これではぬる過ぎるとなって電子レンジを利用して汁を温めた。これが正解で瞬く間に熱いつけ汁となって美味しく頂けた。

唐辛子はかなり入っており後半になってから入れたが、辛いのが少し苦手な方は半分程度だけ入れれば程良い辛さとなるだろう。

今回のブラッシュアップはかなり気合が入ったもので、三田店主がただ一人唯一認めた秘蔵っ子の六厘舎 TOKYOを仕切る瀬戸口亮氏の手によるものらしい。

これがもうお土産つけ麺かと唸るほど、とんでもなくかなりとっても良かった。

醤油ダレとスープを分けることにより、味のキレと共に醤油の香りも引き立つ手法を見つけたようで、その結果限界だしが生まれたようだ。

老舗製麺所浅草開化楼の負死鳥カラス氏と三田店主が妥協せず苦心の末に作り上げた、こちら専用粉「傾奇者」を使った傾奇御麺がまたとんでもなく素晴らしかった。

気がつけば自宅で完食。昨年の大晦日にこちらのお土産つけ麺を食したが、なるほどかなり進化していた。いや、果てなくとんでもなく途轍もなく、それは美味しいお土産つけ麺だった。


(左フォト) 自宅でお土産つけ麺/一人前の箱の中身/店頭外観 (2012.11.06)


 六厘舎 TOKYO (ロクリンシャトウキョウ) 東京ラーメンストリート店  ※公式サイトはこちら

 住所:東京都千代田区丸の内1-9-1東京駅八重洲南口地下1階一番街 東京ラーメンストリート内

 TEL03-3286-0166  定休日:年中無休  ※データ情報更新(2012.11.06)

 営業時間:朝つけタイム7:30〜10:00(LO9:45)/11:00〜22:30(LO22:00)

 アクセス:JR東京駅八重洲中央南口改札下車。改札を出たら右手に進み、階段を降りて少し
       奥に進んだ、東京駅一番街の地下1階南通りの東京ラーメンストリート内にあり。






昨日程では無いにせよ、二十四節気の立秋らしく、今日も朝から夏の香りが立ちこめていた、そんな8月前半土曜日の朝方であった。

こちらが年明け頃から朝つけを始めたとして、そこは機会があれば是非とも愉しんで見たいと思っていたが、その時は無職だっただけに行こうと思えば行ける状況だった。

しかし「今は行かないようにしよう」と、心に決めて行かなかった。そんな事を思い返すと、思わず自分らしいと苦笑してしまったりするものだった。

その頃はまさかこうした仕事先の状況になるとは夢にも考えていなかった。そして一人思う。今のこういう状況なら行ってもいいのかな、と。

そんなわけでやや早めに自宅を出てしまい、それならこちらの朝つけで行ってみるかと、店頭にまたやって来た次第だった。ほぼ先日の閉店間際と同じ10人程度の外列が出来ていた店先だった。

店頭には大きいビジュアルインフォメーションに、「忙しい朝の一息に…六厘舎の朝のスタイル…朝つけ」とした文字が躍っていた。

それを見て思った事は、無職で来て見なくて良かった。(笑)

メインメニューは、つけ麺だけの「朝つけ」に、白ご飯・生玉子に朝定食らしく納豆が付く「朝つけ定食」の2つのメニューらしい。

15分程で券売機の前となり、自分の番になって「朝つけ」のボタンを選んで奥へ進むと、右手奥にはまるで観光地の和風旅館のバイキング形式のコーナーのような一角があった。

およそテーブル席を三卓分潰して、ご飯や生玉子や納豆が準備されていた。そんな場所を横目に一番奥の方の席に促されてそこに腰を降ろした。

そして外を何気なく見ると、後続の列が更に伸びていた。今や東京駅で名物化していた、六厘舎の朝つけだった。程なく到着。

それではと口にすれば、そこは流石の美味しさで、つい先日口にしたばかりだけに、比較すれば明らかに違う太麺とつけ汁であった。

麺は二回りは違う細さながらそこは太麺領域で、マイルドなスタイルの汁ながらそこは濃厚領域と言えない事もないつけ汁と言えた。

そう言えば魚粉が海苔の上に無い。麺量も並盛で適度な量で、気がつけば完食だった。

スープ割りも先程のバイキング形式のコーナーにあり、刻みネギも自分で入れる事が可能になっており満足度の高いスープ割りが愉しめて良かった。

(左フォト) 朝つけ(汁・麺) (2010.08.07)







真夏の風がそよぎ青葉を揺らして、また連日の暑さを朝から予感させていた、そうした8月上旬の水曜日であった。そんな今日も仕事が終わって外に出れば、午後九時過ぎの都会の雑踏が待っていた周辺だった。

勤務先が週明けから有楽町界隈となって、当然の如く食べ歩きの訪問先が大きく変化する事となった。本来ならあちらこちらへ行けそうな処だが、普段の仕事が終わる時間が午後九時過ぎだけに何処でもとは行かないようだ。

そんな中でまず思いついたのが、こちらの存在だった。先週辺りだったか、今月下旬の8月29日に大崎の本店が移転の為閉店する情報が突然流されて話題騒然のこちらだ。

今年初めに午前8時から朝つけタイムが始まり話題になったものだったが、少し前にはこちらの比較的近くに同じ系列店舗の「トナリ」が6月15日からオープンしたばかりである。

ちなみにここ数か月のランチと言えばファミマで買う弁当とカップラーメンだったが、そんな中で最近私的ヒットでついつい買って口にしていたのがこちらのカップラーメンの中華そばだった。これがなかなかの美味しさだった。

そんなわけで初めて東京駅の改札口を通勤定期券で下車して、八重洲南口改札から程ない東京駅一番街東京ラーメンストリート内にあるこちらの店頭にやって来た。

私の知る限り一番売り上げのいいラーメン店ではなかろうか。午後10時ラストオーダーの東京ラーメンストリートの店舗で、それまであと40分あったが、それでも10人が店先に並んでいたこちらであった。

それでも前の方が三人グループ客で、その飛び越しもあって15分弱で入店できた。

券売機で味玉つけめんに大盛ボタンを連打して進めば、厨房前手前カウンター席の搬出口隣りの席に促されてそこに腰を降ろした。

店内を見回すと、お店の女性は殆どが中国の方ばかりで、何だかバーミヤン辺りのファミレスにいる錯覚に陥りそうになった。

そんな一人に大崎の本店を閉店させて何処に移転するのか、そこはさりげなくお聞きして見るとなんと未定だそう。何処にもその情報が無いだけにそんな処だろうか。

昨年の七月以来何度か店頭に昼間来たが、そのとんでもない長蛇の列に諦めたものだった。程なく到着。

こちらのカップラーメンの中華そばに、とても独特な魚介感ながら計り知れない王道感を見たものだったが、こうしてつけめんにして見ると例のてんこもりの魚粉が、その魚介感にある意味ベールを掛けていた感じがあった。

浅草開化楼の太麺がまた実に良く、今日も気がつけば完食で、スープ割りに至るまで美味しかった。


(左フォト) 味玉つけめん大盛(汁・麺) (2010.08.04)







子供たちは夏休みに突入し、夏本番を迎えた関東地方は、今日も朝から気温が上昇気味の、七月後半休日の日曜日の朝だった。

JR東京駅八重洲口にある東京駅一番街に、新たなラーメン複合施設が6月17日にオープンした。その名は「東京ラーメンストリート」で、まだ4店舗でのプレオープンだそうで、将来もう4店舗が増えてからグランドオープンとなるらしい。

そのプレオープンで始まった第1期の4店舗の中には、一店驚愕のラーメン店が名を連ねており、誰もがその店名を聞いて驚いたに違いない。何しろ現在日本で一番行列が長い、超人気ラーメン店と言っても過言ではない、あの「六厘舎」の二号店と言うから驚きである。しかも本店とは違う浅草開化楼の太麺を、提供していると言うから聞き捨てならなかった。

なおそれ以外のラーメン店も、名立たる店名が並んでおり、「塩ラーメン専門ひるがお」「二代目けいすけ海老そば外伝」「らーめんむつみ屋」と言ったラインナップだった。東京駅構内に新しい名物が出来たわけだが、昔なら名物に旨いもの無しと言われたが、今や新東京名物に旨いもの有りだ。

そんな訳で、そろそろ厨房も落ち着いて来た頃であろうと、出掛ける事にした日曜日であった。早めに行って並ぶかとこちらへ向かい、店頭へ到着すると午前10時少し前で、まだ開店まで1時間以上先の時間であったが、既に6人が並んでいた。

最近ドラクエがまた発売された様だが、それか不明だがそんなゲームをしながら皆さん列に並ばれており、私も村上春樹の新刊を読みつつ開店を待つ事にした。

あと開店まで30分と言う頃には、既に50人近い行列となり、さらにそこへ続く方が絶えない最後尾であった。もう既におそるべしと言うしかない。

開店まで数分となる頃には、70人以上と言う感じで、そこから先は他店に流れたりして、それ以上は膨らみを見せない推移をしていた。そんな頃店舗のシャッターが開いて、お店の方が注意を促していた。

そして開店を知らせる案内があり、ゆっくりと列が店内に吸い込まれて行った。入ると直ぐ左手に券売機があり、そこでチケットを購入する方式となっていた。一番上に3タイプのつけめんの大きなフォトも付いたボタンがあり、そこには「辛つけ」などもあった。

また「中華そば」や、つけ麺のみ対応する注釈が付いた「豚ほぐし」や「特盛り」のボタンも用意されていて、本店のメニュー内容と差ほど変わらないものであった。

そんなボタン群から、「味玉つけめん950円」「豚ほぐし150円」「大盛100円」の三つのボタンを連打し、奥のカウンター席に促されて、チケットを渡しながらそこに腰を降ろした。

店内はおそるべき行列が、外にあるとは思えない程に平静が保たれており、徐々にその行列が小動きしていた。

そしてひと息着いて何気なく周囲を見れば、その席はまるで私を待っていたかの様なシチューションで、すぐ隣りには浅草開化楼の麺箱が、人の背の高さ以上に高く積み上げられていた。(笑)

店頭左手ではお土産つけ麺が販売されていて、それも浅草開化楼の麺で提供されているそう。本店へ4年前に初めて行った時は、ある程度の人気店にはなるとは思ったが、これ程とはおそるべしで、そちらも超人気があって、2年近く御無沙汰だ。程なく到着。

おお、汁に浮かぶ海苔の上には魚粉が適度に盛られ、魚粉海苔のせの本家らしさの、威厳と格式さえ感じてしまう。そんな濃厚豚骨のつけ汁だった。

麺は浅草開化楼の極太麺で、麺だけ口にすると国内粉らしい香りが強く感じられた。それにしても見た目はまるでウドンの様だったが、口に入れればカン水麺らしさが先に立っていた。

それではとおもむろに食らえばそれはもう、いやいやいやいや、もう美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い。

やつぱり濃厚、そこは豚骨魚介。豚ほぐしが更に汁の濃度を高め、大盛りの極太麺もあり、汁がみるみる内に消えて行った。こちらだけの極太麺らしさは、その強いコシと、しなやかさに感じられた。

スープ割りの頃にはつけ汁が無くなり、それをお願いすると味が薄いスープ割りになってしまったので、つけ汁も足し入れて貰い、そちらも心ゆくまで堪能できた。

気が付けば完食。そこを出て階段を上がれば、東京駅一番街のロゴが頭上にあり、「一番があふれるベストタウン」のキャッチコピーに、思わず「確かに」と納得が出来た私であった。

いやもう、ズバババババンと感動出来る程に、そこは良かった。

(左フォト) 豚ほぐし味玉つけめん大盛(汁・麺)/店頭外観 (2009.07.19)


  2009.07.19 新幹線が頻繁に発着する、日本を代表する駅構内にあり。   2009.07.19 店内に高く山積みされた、人気製麺所浅草開化楼の麺箱。