名店・八島 一時閉店最終日 編






朝の凛とした冷気が街を包み、雲一つ無い空に薄紅色の可憐な桜の花咲く、三月・弥生も下旬の金曜日だった。

また千葉市内に定期検診の日で、いつもの時間より、少しだけ寝坊して起床。その所為か病院に着くと、採血の順番は随分と後になってしまった。

大抵それでも午前中には処方箋を受け取り、病院を後にするのがいつもパターンとなっていた。


先日訪問したばかりの名店「八島」が、女性店主の体調不良等により、残念にも今日を最後に一度お店を畳んでしまうらしい。将来は、体調を回復させて、また営業する予定だそう。

急に決まった模様で、その先日に訪問しても、そこは全然知らなかったが、偶然にも定期検診の日と重なり、それであれば検診が終わったら、是非駆けつけたいと、病院内の所定待合室で座りながら順番を待っていた。

ところが待てど暮らせど、正午を過ぎて午後一時を回っても、これがなかなか呼ばれない。採血の数値結果に問題が出たのか?と、不安になる始末だった。結局全てが完了して薬を受け取ったのは、午後二時ちょうど頃だった。

遅れた理由は、担当して頂いている医師の先生が、成田の病院へ転属する関係でバタバタしていたからだそうで、採血の数値も問題なく取越し苦労だった様。さてこれから昼飯である。(涙)

診察待ちで、待合室から離れる事も出来なかったし、出来れば八島でと言う念もあり、食事を摂っていなかったのだ。

「八島」はこれから行っても、昼の部が今終わった頃だし、さすがにその気力も、待ち疲れで失われていた。そんな訳で本日の遅い昼飯は、退院直後の通院時と同じように、病院の地下売店で買い物をする事にした。

時間が時間だけに、何時ものオニギリが無かったので298円のノリ弁を買い、椅子とテーブルがあるフロアーへ行き、お湯が注げる自販機で、シーフードカップヌードルも買って、本日の昼食を済ませた。


そして病院を出ると、いつもより傾いていた、眩しい陽射しが降り注いでいた。ふと「八島」の事を思い出し、歌を口ずさみつつ、病院を後にした午後のひとときであった。

思えば春はいつも、桜が咲いている下で、そんな出会いと別れが、錯綜する時期でもあった。


グッド・バイ・マイ・ラブ この街角で

グッド・バイ・マイ・ラブ 歩いてゆきましょう


(左フォト) 本日のランチ(日清シーフードヌードル&ノリ弁)/今シーズンの桜花 (2009.03.27UP)


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