中華料理 野口軒 千葉・曽谷 ※閉店



昨日のぐずついていた天気をひきずる事もなく、朝から好天の晴れ渡る爽やかな水曜日だった。とは言え昨日はラー博で食べ過ぎてしまったようで、やや胃がもたれて出掛ける事なく正午を過ぎまでまったりしていた。

それでも午後一時過ぎにはお腹が空いて来て、あっさりでいいからラーメンで行きたくなり、ふとこちらが浮かんでまた自転車に跨がってその店頭へやって来た。

しばらく前からお店の頭の上にあった店名看板が強風か何かで無くなってしまい、隣りの呑み屋の看板が目立っていて辛うじて中華料理とある暖簾がその店の存在を示す程度だった。

店内へ入ると先客ゼロに店主がおられて、カウンター席の一つに腰掛けながら以前も口にした事があるワンタンメンをお願いした。大地震の世間話しを投げると大した被害はなかったそうで、かえって同じ市川でも湾岸周辺地域の被害が大きかった事を心配されていた。

2年ぶりに訪れたが多少の変化はあるものの、雰囲気は相も変わらずの落ち着ける感じが良かった。まもなく奥さんが奥から来られて、冷水を汲んだコップを出してくれた。そして常連さんらしき後続客がいらして、ビールをオーダーして軽く喉を潤してから定食らしき注文をお願いしていた。程なく到着。

それではと口にすれば、やはり鶏の風情が実に豊かな中華醤油スープに中細ちぢれ麺で、ワンタンも多めに入って嬉しかった。メンマにナルトやインゲンも中華そばの風合いを押し上げていて良かった。それはもう、気がつけば完食だった。いや、かなりとっても美味しかった。

(左フォト) ワンタンメン (2011.04.20)







眩しい大空から、燦々と春の陽射しが降り注ぐ、五月も直ぐそこの、祭日の穏やかな水曜日だった。

何度か訪れたこちらへ、また行って見たくなり、そんな日の正午頃に出掛けた。三段ギアの自転車に跨がり、通りを快走させて店頭に到着。

擦り切れた暖簾に、すでに味わい深さを感じてしまう。中へ入ると、出前でよく出掛けているご主人がおられ、厨房内にご夫婦二人が揃っていた。

先客が一人おられ、ビールを開けた後の様で、肉野菜炒めらしき定食を、カウンター席で口にしていた。ひと席あけて、その入り口寄りの席に腰掛ける。

椅子を回転させ、後ろの壁上のメニューを見上げ、さて何にするかと思案する。迷いに迷ったあげくの果てに、肉そば700円を大盛100円増しでお願いした。

中華店で肉そばと一口に言っても、様々なパターンがあり、これが一般的な肉そばだよと言っても、何を言うかと、始まってしまうのがオチだと思う。

あらゆる想像をつけても、違うイメージのものが、今までよくやって来たりしたものだ。オーダーした後に、どんな肉そばかと聞くのも変な話しで、しばしイメージを膨らませながら、そのラーメンを待つ。

少しすると、先客が精算して出て行き、TVでは芸能人の、きったはれたにコメントする、ワイドショー番組をやっていた。程なく到着。

おお、やって来たのはあっさり塩スープで、タンメンの様に野菜がたっぷりと入り、そこに厚めの豚肉も顔を覗かせていた。

キャベツも多めで、シイタケの具も見えて、湯気に野菜の甘みが映っていて、これはまた美味しそうで、野菜の青色が映えるものだった。

それではと行かせて貰えば、それはもう、旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。

タンメンと呼ぶには、コクがしっかりしたスープで、肉野菜塩ラーメンと言った風情があった。

中細ちぢれのコシの良い中華麺に、じんわりと来る塩気が柔らかなスープが絡み、具沢山の様々な野菜に肉も多めだった。

到着前には、あんかけタイプや醤油スープタイプも想像していた肉そばだったが、どちらかと言えば、自分にとっては理想に近い肉そばであった。

気が付けば完食。やはり、しみじみと来る、美味しさで良かった。

(左フォト) 肉そば大盛/店舗外観 (2009.04.29)



数日前から暑さも一段落となり、聴こえて来る蝉の音も涼やかな、今にも降り出しそうな曇り空の、八月葉月の金曜日の月末最終日。買い物も兼ねて、ランチ時に自宅近くのこちらへ、また行って見る事にした。

中に入ると、ちょうど一人おられた先客が精算していて、その方と入れ替わりでテーブル席に着く。メニューから、タンメンをお願いする。クーラーが今年の暑さの所為で壊れてしまったそう。幸いにも今日は曇り空で、半開きのドアの簾の隙間から来る風が涼しい。見上げるとその天吊り形の、年代物のクーラーがあり、よく見るとナショナルの古いロゴマーク・・・。程なく到着。

いやいや、もう、これは、旨い旨い旨い旨い旨い、いや旨い。やはり、しみじみと野菜の甘味が、白濁したタンメンスープに見事に現わされているもの。気が付けば完食。 いや、良かった。

(左フォト) タンメン (2007.08.31)


 中華料理 野口軒 (のぐちけん)   ※下記データ(2011.4.20)情報更新

 定休日:無休  営業時間:11:00頃〜20:00頃 住所:千葉県市川市曽谷2-3-1

 アクセス:JR本八幡駅北口下車。ロータリー左奥発着の京成バス高塚行きまたは東松戸駅行き
       に乗車して曽谷停留所で降車。少し先の信号を左折して100m程歩いた右側にあり。






肌寒さが戻った昨晩だったが、良い天候もあって気温が上がり、爽やかな金曜日。ふと、またこちらへ行って見ようと言う気になり、自転車で軽快に到着。

見ると以前年季の入った、白い暖簾だったが新調した様で、赤い真新しい中華料理と書かれた暖簾が、二月の微風に揺れていた。

精算途中の先客が出て行った後は、後続も無く貸し切り状態。テーブル席に腰掛ける。メニューを見上げて、悩んだ末にワンタンメン大盛650円を、女将さんにお願いする。店主は出前で帰った来たと思ったら、また出前なのか料理を始めていた。入り口にはスダレが掛かり、春が遠くない陽射しを、縞模様にしていた。程なく到着。

しみじみと来る味わい深い独特なコクの中華醤油スープに、中太ちぢれの麺が実に良いコンビネーション。ワンタンの殆どは下に潜ってしまっていて、取り出すと薄黄色の皮はプリプリとして旨そう。餡もしっかりしていて、なかなかな美味しさ。

シナチクの濃い味付けが、薄味のスープにぴったりしていて、オカズの様なシナチク。インゲンの具がまた良かった。気が付けば完食。

時間が止まった様な、懐かしい風情のある店内。 自分の心の中の腕時計が、正しい針の位置に直せそうな、そんなひととき。 いや、良かった。

(左フォト) ワンタンメン大盛 (2006.02.10)


今日は夕方都心へ所用があり、昼間の遠出を避ける事にした。そんな訳で、またこちらへ行こうと、バスと徒歩でこちらの暖簾を潜る。するとちょうど店主が出前で出掛けておられず、奥さんが留守番でおられた。

壁のメニューを見上げて、タンメンと餃子をお願いすると、「餃子はちょっと」と言う事で、案じてチャーシュータンメン大盛でお願いする。

昭和43年に創業したらしい。以前は水曜日を定休にしていたが、最近は無休で営業しているそう。しばらくしてカブの音がして店主が帰って来た。ちなみにそこで注文品が、850円と決まったりする。程なく到着。

う〜ん、しみじみと来る、王道の味わい深いタンメンで、盛りもごっつい良い。心が洗われる様な旨さが、そこにはあった。チャーシューも、麹の様な旨みが合わさって、やっぱり美味しいものだった。

精算してバスの停留所まで戻る途中で、綺麗な紫陽花の花が咲いていて、今日のどんよりした天気もあって、まもなく梅雨と言う季節を思い出させてくれた。

(右フォト) チャーシュータンメン大盛 (2005.06.03)





一昨日周辺へ行った際、途中でこちらの中華店が目に入った。歴史がありそうな感じで、風情よく佇んでいた。

ざっと見ても昭和40年代には営業していた感じで、そんな訳で本日行って見る事にした。

午後一時過ぎに、掛けられた白い暖簾を潜る。よく「中華料理」とあるケースが多い町の中華料理店だが、あえて「中華そば」の暖簾にしているお店は結構当たりが多い。

中に入ると、かすれた声で老練な雰囲気の店主が挨拶をされ、それを返して先客なしの中、左側にあるテーブル席の方へ腰掛ける。右の方はカウンタ席で、その後ろに厨房があるスタイル。

壁に貼ってあるメニューを見上げて、チャーシューメン700円の大盛100円増しでお願いする。店頭にはバイクのカブがあり、出前もやっている様。

厨房からパチパチと音が出始めて、しばらくしてその場所から麺上げをしていた。程なく到着。

これがなかなかの風情のあるラーメンで、スープは秋葉原の松楽に近い甘いコクに、深みのある醤油ダレと、鶏ガラから滲み出た鶏油が合わさった優しい味わい。

豚ガラも使っているらしい。麺も低加水気味の、中細ちぢれの仕様で良かった。

そしてチャーシューが絶品と言える領域で、量も多めでやや赤みも残るもので、柔らかく旨い旨い。シナチクが濃い味付けの独特な感じで、お聞きすると手作りだそう。

こんなに近くに、こんなに味わい深いラーメンを出すお店があるとは知らず、出会えて良かったお店だった。

(右フォト) チャーシューメン大盛/店舗外観 (2005.05.23)





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