らーめん食べ歩き 
 麺屋昇ばし@千葉県印旛郡印旛村ヴァリオいには野※閉店

2007.03 「のぼりばし」と読むお店。
2007.03 炙りチャーシューめん

2007.03 駅右手に行けば、VARIOいには野。

2007.03関東の駅百選にも選ばれている最寄駅


アクセス 北総鉄道線印旛日本医大駅下車。駅そば「ヴァリオいには野」内、印旛郡印旛村舞姫1-2047。
定休日 月曜(祝日の場合は翌日)
営業時間 11:30〜15:00/17:00〜23:00※スープ終了次第閉店


穏やかな陽射しに、爽やかな春の風。見上げれば青空に、優しい桃色の桜花。未だ、つぼみでいる桜も、花開く事を予感させる程に、気温が加速して行く三月下旬の水曜日。北総鉄道の終着駅そばに、こちらが営業を始めたと知り、そろそろズンドウさえも馴染んで来た頃だろうと、そんな春の日に出掛ける事にした。

東松戸駅から電車に乗り、車窓を眺めて行く。開業して20年以上立つその風景は、千葉ニュータウンとその近隣の森林。計画が止まった様な造成地には、雑草が生い茂るのが見える。そして時折り、ぽつんと点在する高層ビルが、何かを象徴していた。

電車は、北総の台地を駆け抜け、終点の印旛日本医大(松虫姫)駅に到着。松虫姫と言う副駅名が付いているこの駅は、関東の駅百選にも選ばれている駅で、一般公開はされていないが展望台があり、外観は大変独特なものとなっている。

松虫姫とは、奈良時代の皇族の不破内親王の別名で、駅から印旛沼の方向へ向かう途中に、松虫姫が眠る松虫寺(千葉県印旛郡印旛村松虫7)がある。地名にもなっており、この駅が計画された時点では、印旛松虫と言う駅名から、松虫姫と言う副駅名があるのだろう。

エスカレーターを上がると、立派な駅構内は、人もまばら。外に出ても、車が一台すら無い駅のロータリー。・・・思えば遠くへ来たもんだ、と言う感じ(おいおい)。 右手に歩けば、こちらがある商業施設「VARIO(ヴァリオ)いには野」が見えて来る。

店頭に立てば、「麺」の大きな文字が、麺に対するこだわりの大きさにも見える。そしてダシの香りが、食欲をそそらせる。入店すると、おお、人が沢山いるのを、ここに来て初めて見た。メニューを広げると、炙りチャーシューめん950円の文字がババンとあり、思わずオーダー。麺上げをされていた方が、麺屋武蔵出身だそうで、何と拉麺阿修羅@船橋の店主と同期だそう。おお、その方の麺上げが格好良い。

修行店で培っている、流麗にして理に適った麺上げ。それを褒めた所為なのか、幾つかの質問を受けて応えたからなのか、味玉をサービスしてくれるそうで、なんて素晴らしいお店なのだろう。程なく到着。

おお、これはなかなか、旨い旨い旨い旨い。ありがちで無く、変なしつこさも無い、魚粉豚骨のスープが良い風情を醸し、早川製麺らしい中太麺が、絶妙な加水感のもので、思わず、いいですねええ、だった。カセットバーナーで炙っていたチャーシューも、良い味と食感で、味玉は黄身がトロトロの美味しいもの。

刻みネギが、また良かった。気が付けば完食。新興住宅地にあるラーメン店と言えば、大抵は全国展開しているチェーン店か、地元密着型の中華系チェーン店だったりするが、こちらは本格的ならーめんを提供するもので、都内有名店の素晴らしいノウハウが、らーめん店全体の質を高めて行く事は、願ってもない事だと思う。 

いや、旨かった。

(2007.03.28)


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