長崎飯園 東京・秋葉原







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朝方雷鳴が軽く響いて雨が降り出しまもなく止み陽射しが注いだかと思えば、程なく大粒の雨がしばらくまた降り出して来てまた止んでいた、何とも目まぐるしい天候が続く六月水無月下旬の水曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、そんな一日を象徴するかのように微量の雨が通り雨のように落ちていたそんな午後七時過ぎだった。

すでに幾つかの秋葉原に戻って来たことを実感出来る店を訪れているが、こちらもそんな一店と言えて長崎ちゃんぽんやご飯ものメニューが人気の中華店だ。

そんなわけで、今夜は久しぶりこちらを訪ねて見るかとなって、六年ぶりその店頭へやって来た。

さっそく入店すると、店内は居酒屋使いのサラリーマンの方々が、テーブル席毎にビール片手にグループ同士で語らっていて賑やかな店内が広がっていた。

一番奥に今も変わらない単身客向けのカウンター席があり、幸いそこが空いていたので店内を横切って行き、その一席にお店の方へ一声掛けてから座らせて貰った。

メニューリストの内容を確認してから、予定通りこちらの長崎ちゃんぽんをお願いすることにした。

そのメニューリストをひっくり返すとランチタイムのメニューになっていて、お昼は券売機でチケットを購入するようそこに促されいた。

そう言えば前回訪れた時はランチタイムで、券売機があり驚いたものだが、夜の部では居酒屋モードになることもあってか券売機にシートが掛けられていて後精算方式になっていた。

ふと店内を見回すと、長崎特有の凧が幾つも飾られていた。以前はどうだったか忘却の彼方だが、確かこのように何枚も飾られていた記憶は無かった。

ちなみに長崎では凧のことをハタと呼ぶらしい。西暦1500年代半ば頃にやって来たオランダ人によって伝えられたようだ。

シンプルな紋様は一度見たら心に深く印象付けられるもので、確かたいめいけんの凧の博物館で見た気がする。

また何気なく調味料が並んでいる場所を見ると、チョーコー醤油なる見慣れない企業の醤油が置いてあった。どうやら長崎にある企業が醸造した醤油のようだった。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、懐かしさが込み上げて来る、実にしみじみとした豚骨スープの風情がたまらないもの。

さまざまな野菜に、タコ・イカ・小海老などが比較的多めに入って、唐アクらしい太麺の歯ざわりもあって、唯一無二感がある長崎ちゃんぽんの味わいを造形していた。

それだけに無心で喰らってしまい、気がつけば完食だった。多彩な雨がそぼ降る一日に、雨の街・長崎のちゃんぽんがまた妙にハマっていた。

精算して外に出ると、そんな雨もまた止んでいた。いや、かなり絶大にとっても果てなく何処までも素敵で良かった長崎ちゃんぽんだった。

(左フォト) 夜の店頭/長崎ちゃんぽん/店内の長崎凧(ハタ) (2014.06.25)


 秋葉原 長崎飯園 (ながさきはんえん)

 住所:東京都千代田区神田練塀町51  TEL03-3255-1089

 定休日:土曜日・日曜日・祝日  営業時間:11:30〜15:00/18:00〜20:30     

 アクセス:JR山手線他秋葉原駅中央改札口下車。改札口前の通りを上野方面に進みヨドバシカメラ
       先の信号交差点を更に直進。四つ目の右路地を入ったすぐ右側にあり。
       秋葉原周辺拉麺MAPはこちら


夏色の吸いこまれそうな青空に、躍動的な白い夏雲が浮かぶ、暦の上では秋を迎えたが、毎年これからが夏の本番と言える、今日も朝から暑い八月の木曜日。熱暑な晴れ。

日本全国に長崎ちゃんぽんを提供する、お店が津々浦々とあるが、ラーメンと一緒のお店もあれば、専門店と銘を打ちチャンポンと皿うどんだけを提供するお店も少なくない。そんなこちらは、それにチャーハンも人気のちゃんぽん専門店だ。

そんなわけで、こちらにもまた訪問して見たくなり、久々の入店となった。以前の様に店内を奥に進んで行くと、何と券売機を導入した様で、それで券を買うよう奨められた。

この暑さもありスープが入るちゃんぽんを回避して、長崎皿うどんの柔らか麺の大盛900円にした。冷水が置かれ、テーブル席に促され着席。この冷水がまた美味しいお店。

以前と態勢が色々と変わった様で、そのインフォメーションが店内の壁に成されていた。ランチ最盛タイムの午後一時までは、チャンポンと皿うどんのみの提供となり、午後一時過ぎにはチャーハンメニューにも、対応するしくみとなっていた。

長崎皿うどんは、硬い麺用の券売機ボタンもある。営業時間と定休日が、若干だけ変わっていて、今回修正した。程なく到着。

皿うどんは本当に久々で、いつ以来だったろうか。もう思い出せない程だった。ともあれ、大変に旨そうなビジュアルの、長崎飯園さんの長崎皿うどんが目の前に置かれた。

言わば、長崎ちゃんぽんの汁なしそば。スープはアンカケ状になっていて、周辺の人気チャンポン&チャーハン店だけあって、アンカケ状にありがちな、変な安っぽさは微塵も無かった。

それではと食らえば、これがもう、旨い旨い旨い旨い、旨い旨い旨い旨い。極太のちゃんぽん麺に、豚骨の優しい味わいがしっかりと絡みつつ、沢山の野菜に魚介類が程よく入っていた。

内容量も大盛りだと結構な多めで、汁なしの皿うどんだが、ご飯なしでも成人男性でも十二分に納得の行く量だった。やっぱりそれはもう、気が付けば完食。

チャーハン系もお奨めなお店。いや、ここはやや高額だが、それを納得させるものがあり、やっぱり旨く、とても良かった。

(左フォト) 長崎皿うどん柔らか麺大盛/店頭外観 (2008.08.07)

横浜と言えば中華街だ。長崎の新地にも中華街があり、そこではほとんどのお店がちゃんぽんをウリにしている。

そんな事を思っていたら、こちらを思い出し、訪れることにした。たまにご飯もので入店していたりする。今回は久々の入店で、ちゃんぽんを大盛で食した。

ちなみに以前にも触れているが、ちゃんぽんはラーメンでは無い。麺にかん水が入って無いからで、変わりに唐アクと言うものが入っており、法律的にもラーメンでは無い。

でも勿論、日本そばでも無いし、中華料理だから、ラーメンの仲間と言える。海を泳ぐ哺乳類の鯨みたいと言えるだろうか。麺は、かん水麺の様なコシは無いものの、もっちりした太ストレート。

野菜や魚介類肉がたっぷり入り、刻まれた練り物も本格的で美味。何口かして目をつむると、グラバー邸の港から来る風が頬を撫で、眼下には、坂の多い街、長崎が広がった。

(2004.06.01)


自分にとってチャンポンと言えば長崎チャンポンだ。それはイコールだろうと言われそうだが、社会人になって繁華街の中華料理店でチャンポンのメニューを初めて見つけた時、「ここでも食べられるのかぁ」と注文して出てきたラーメンが似ても似つかない五目ラーメンだった時、ショックだったのをよく覚えている。

そんなわけで、本格長崎チャンポンが食べられるこちらのお店で大盛りにして注文。しばらくして来た大盛りは皿うどんと同じ皿と違って大きなラーメンドンブリで、スープもナミナミと注がれ、普通盛りの1.8倍近くの量になっていた。

湯(スープ)はチャンポン独特のお約束の白濁スープ。豚骨や香味野菜が入った感じで旨い。麺はやはりチャンポン独特の太麺で、唐アクと呼ばれる成分が入っているそうでカン水程では無いが程よいコシがある。この麺を食べる度にラーメン二郎の麺を思い出す。

(2003.04.14)



2004.06.01 長崎ちゃんぽん大盛




2003.02.18 牛肉玉子ご飯大盛


〜番外編〜

こちらのご飯メニューで、さらに食べたいのが牛肉玉子ご飯だ。今日はこちらを大盛でオーダーして食した。やや半熟気味の部分を残した卵がご飯が見えない位いっぱいかけてあり、牛肉も大ぶりのがいくつもある。薄味の醤油ベースのタレに適度な塩気もありとにかく旨い。

チャーハンと同じスープと小皿に乗せたザーサイもついて来る。今日はラーメンはいいやと言う方は、是非少し高い値段だがこちらのご飯ものメニュー体感して頂きたい。

(2003.02.18)

〜番外編〜

先日こちらの長崎ちゃんぽんを食したのだが、入って出るまで数々のご飯ものメニューがどれをとっても旨そうに見え、特にチャーハンがとっても美味しそうであった。と、いうわけで今日のランチタイムはラーメンを休む事にしてこちらに入店する。早速、エビチャーハンと餃子をオーダーする。

なぜ美味しそうに見えたかと言えば、チャーハンの飯粒のツヤとそこから覗く炒められた卵の様子からで、しばらくして見たのと同じ炒飯が餃子と共にテーブルに置かれた。飯粒のパラパラ加減、塩気具合、味付けとも申し分なく予想通りに旨かった。しかも大ぶりの芝エビが惜しげも無く沢山入ってプリプリして良かった。卵の炒め具合が全てを物語っている。

ここまで美味しい炒飯は本当に久し振りであった。スープもそれに合わせて作った感じで、お茶のようにさっぱりして旨みのあるスープだった。また餃子も食感、味付け共に良かった。店を出てふと思う。もしかしたら餃子を注文したからその分芝エビが多く入っていたのかも知れない。いや、普段から沢山入っているかもと思う平和な一日だった。

(2003.01.25)

昭和通りシリーズをさらに続け、今回で九軒目。先日味噌ラーメンがウリのお店から勤務先へ戻る途中に偶然見つけたお店で、TVでおなじみのリンガーハットでも出している長崎チャンポンと皿うどんがメインのお店の様である。雨が降りしきる中、傘を閉じて携えこちらに入店。お昼時とあって周辺サラリーマンの方たちで賑やかな店内だった。テーブル席に合い席という事で着席した。

壁には長崎の大判のややあせた観光ポスターが数枚貼られ、異国情緒あふれる長崎の街並みが思わず目に浮かぶ。新婚旅行でハウステンボスへ行きパーク内のホテルに宿泊して、長崎にも立ち寄り中華街で食べたのを思い出して長崎ちゃんぽんをオーダーした。しばらくして到着。

皿うどんでも使われる様な浅いどんぶりに少なめのスープにこんもり野菜と麺が小山を作った感じのビジュアル。野菜にイカ・タコ・アサリ・エビ等の魚介類に小さく切られた薩摩揚げの様なものも入って本格的なチャンポンだった。味は新地(中華街)の会楽園で食べたチャンポンの味には及ばなかったがそれでもなかなか良かった。

スープは白濁して麺は中太のコシが柔らかいこのチャンポンはたまに無性に食べたくなり西船橋のリンガーハットによく行ったものだが、秋葉原でこれだけの本格的な長崎ちゃんぽんのお店があるとは本当に嬉しい限りである。なお余談だが初めて本格チャンポンを食べたのは高校時代の修学旅行の時で、友人が「これきっとソースをかけて食べるんだぜ」と友人と共に中濃ソースをかけて食べた思い出があり今となっては楽しい思い出だったりする。

(2003.01.23)