らーめん食べ歩き 
 らー麺 紫亭@東京都江東区・亀戸※閉店

めん屋そら店主の実家のお店。
2004.12 和風正油紫スペシャル大盛

2004.12 とんこつチャーシューメン大盛

2005.09 つけめん醤油味


アクセス JR総武線亀戸駅東口下車。改札を出てすぐある三井住友銀行の国道抜け道を出てすぐ左側、
江東区亀戸6-57-22。
定休日 日曜日
営業時間 11:00〜15:00/17:00〜23:00


某店を出て一服した後、せっかく亀戸に来たんだし、昨日はそらさんに行ってるし、某ブログ大御所がこちらに昨日来られてるし、と言う訳で、このまま総武線電車には乗れない。そんな訳で、久々寄って見る事にした。

人柄の良い素敵な店主のお父さんと、その家族がおられるお店。腰を下ろして、つけめん醤油味をお願いした後で店主のお父さんに御挨拶。すると、「考案中のタレも一緒に出しますので是非ご賞味下さい」との事。名付けてゴマ醤油味のつけ汁らしい。程なく到着。

まず夫々のつけ汁と麺を口にしてみる。おお、麺・各つけ汁とも、その食材の持ち味を良く生かしている感じ。特に麺は、醤油ラーメンで食べた太平ちぢれと確か同じで、その喉越しは特筆もの。

水でしめる事によって、その持ち味が数段上がっていた。醤油味のつけ汁は魚介がよく効いていて、ゴマ醤油味はそこに良い感じのゴマが足された風情の良いつけ汁。キャベツかと思った食材は白キクラゲだそうで、コリコリとした食感良く婦人病に良いらしい。

搬出口下の棚に、もうすぐ貼られる予定のそのつけめんの名前が記載された紙があり、貼られるのをうずうずして待っている感じだった。いや、良かった。

(2005.09.23)


本格白濁豚骨ラーメンの店主は、体力が勝負と言えると思っている。先日こちらに来て、昭和60年に腱鞘炎になったのを期に、トンコツラーメンをこちらで始めたと言うお話しを冷静に思い返すと、もしかして、となる。

食べるべきか食べざるべきか、う〜む、と言った所だったりした。違うラーメンを食べて、良かった良かったと触れないのも流れ的に変だし、もしかしたら本格かもと言う期待もあって、食べる事にしたのであった。

会社帰りこちらへ入店して、とんこつチャーシューメンを大盛でお願いする。フカヒレ風味のとろみそばとか、もりそばなど新メニューが壁のインフォで飾っていた。程なく到着。

う〜む、その手の白濁豚骨であった。でもこの盛りで730円で、チャーシューが良かった。食べ終える頃、お父さんが来られた。お聞きする前にチェーン系の手のスープと教えてくれ、確かに万人受けにした方が良いのかも、と言う気持ちにもなったりしたものだった。

この手のとんこつラーメンじゃないと駄目と言う方も、周囲には沢山おられるのも事実と言える。ある意味、東京の一文化的な面もある様な気さえする。

自分の好みとは別にして、となるが。醤油を出す際、このトンコツをやめようとも思ったが、常連さんの強い希望もあって続ける事にされたらしい。帰り道、今日食したラーメンは、ここだから好きになれた感じだった。

ここ数日、暖冬気味なものの冷え込んできた東京。昨日はイブで、チキンにワインで、クリスマスケーキを食したが勿論クリスチャンでも無く、今日は普通の生活の25日。

(2004.12.25)


先日本屋で、何気なくいつもの様に、ラーメン本を手に取った。これかあ、である。タイトルは「無敵のラーメン」で、パラパラと頁をめくると、親子鷹とある。お、神田の「そら」だ。

ふむふむ、おー、「紫亭」って、そらの開店時に祝花であった実家のお店だ、何と亀戸駅からすぐぢゃないか、となった。「かっぱ」店主の対談もあって、その本を購入したのだった。

お父さんの髪型が気になるのもあって、よし今日行って見ようと会社帰り、通勤途中駅亀戸で下車。すぐ見つけ店内へ入る。良い意味で、大衆的な雰囲気の店内。本で見た、三名の方がおられた。「そら」店主の、ご両親とお兄さん。厨房近くのテーブル席に腰を下ろす。

メニューで和風正油紫スペシャル大盛980円と言うのをお願いする。こちらの素性を明かすと、「息子から聞いてます〜」と始まって、暖かいご対応。「あの髪型・・・」と申し上げると、帽子を上げてトップヘアを見せて頂いたが、これが何と金髪になっていたのだった。お、おそるべし、である。程なく到着。

大きなドンブリには、麺の上に様々な具が乗り、まさしくスペシャル。まずレタスが入り、その上にサイコロ状チャーシューと、塩とニンニクで炒めた感じのスライス豚肉がまず目を引く逸品。

麺は300gの太平麺で、スープはしつこくない程度に焼き魚が香る絶妙な醤油味。白ワインにみりんと言う一歩間違えばと言う所を、息子の「そら」店主がフォローして、経験豊かなお父さんだからこそ出来た、革命的とも言えるシフト。

お父さんは若い頃、日本そば店満留賀に勤め、その後四川料理店紫菜館に転職。昭和57年に独立して紫菜館の暖簾わけのお店を開業。

しかし重い鍋を振り過ぎて、腱鞘炎になってしまったのを期に、昭和61年経営するお店を博多ラーメン店に転向、そして最近また路線を転向して、息子の「そら」店主のバックアップの元に、最近流行りの焼き魚系ラーメンのお店になったらしい。まさしく人に歴史あり。髪型さえ見なければ、頬に雫が伝っていたかも知れない。

食べ終わった後、世間話しに花が咲き、ズンドウに入れる前の、焼きアゴも見せて頂いた。便利な時代らしい。盛り具合も半端でなく良く、バリエーション豊富なメニューのお店で駅から近く、これは再訪必至。

(2004.12.03)


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