村越屋 千葉・宮久保



あと一週間もすれば、桜の花もほころび始める、そんな季節。うす曇りの空は、風もなく穏やかな三月中旬の火曜日であった。最近になって中華料理パークという名のサイトを見つけた。

その統計によると、2600軒近い中華料理店が日本国内にはあるらしい。人口割合で行くと一番多い都道府県は、それでもさすがに東京都で3,275人に1軒。

逆にに一番少ないのは滋賀県で16,834人に1軒らしい。なお私の住む千葉県は、上位の方で5,920人に1軒らしい。そんな中華料理店の一軒で、路線バスからよく見る、或る一軒の気になる店が実はあった。

それがこちらで、前からその存在は知っていたが、最近店頭に貼り紙が貼られ、それを路線バスから眺めると特別限定イノシシらーめんのインフォメーション。限定ものは必死に追わない私だが、これは一度食して見たい気になり、本日出掛けて見る事にした。

自宅近くのバス停から、JR本八幡駅に向かうバスに乗り、途中の宮久保坂下と言う名のバス停で降車する。ずいぶん前には大雨で道路が浸水した事もあった地域だが、現在は整備で落ち着いた様でそんな事は殆ど起きていない周辺で、昭和学院が近くにはある。

店頭に立ち、限定ラーメンの内容を目の前でよく見ると、特別価格750円で、最高の房総産猪肉を使用しているらしい。そんな期待高まるインフォを読んでから正午少し前に入店。よくある中華料理店の風情に、比較的盛況な店内。

入口そばのテーブル席に腰掛け、件の限定猪らーめんをお願いする。バスの中から見て、気になって来た旨を告げると、喜んで冷水を持って来て歓迎してくれた。単なる中華料理店とずっと思っていたが、メニューを手にすると日本蕎麦とうどんもあり、カツ丼などのドンブリものも豊富にあった。

店名の上には「中国料理生そば」と冠があり、自家製麺なのか?程なく到着。おお、中華ラーメンっぽくあり、白濁している部分もあり、チャーシューの様に上に乗る具は、紛れも無く猪らしい肉。

昔は山鯨とも呼ばれた猪肉は、牛肉よりもビタミンやカルシウムが豊富で、一般的な豚肉に比較してその肉の味は濃厚。それではと口にして行けば、いやいや旨い旨い旨い旨い旨い。脂が豚の背脂以上に濃厚な旨みがあり、ラーメンの表面に浮いていたのはそれであった。

麺も、おお?と思うほど良く、玉子をつなぎにしている様にプリプリしており、どこか自家製麺風。普段使うラーメンスープを、チャーハンに付くスープの様に、刻みネギを浮かせて持って来てくれ、それを口にすると限定のラーメンは、なるほど普段のスープとは違い旨みもたっぷりなものだった。

しかしその普段のスープもまた、あっさり具合の程良い美味しいもの。今月一杯はこのイノシシらーめんで、来月からはまた違う限定らーめんだそう。いやいや、良かった。

(左フォト) 特別限定イノシシらーめん/店舗外観 (2008.03.13)


 中国料理生そば 村越屋 (むらこしや)

 住所:千葉県市川市宮久保3-35-9 TEL047-371-7676 定休日:火曜日 営業時間:(未確認)

 アクセス:JR総武線本八幡駅北口下車。東京三菱UFJ銀行前より京成バス高塚行(又は東松戸
       駅行・大町駅行)宮久保坂下停留所降車した前にあり。帰りのバスは50m本八幡寄り。



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