無限庵 東京・神田 ※閉店

梅雨の雫が比較的大粒で降る中、本日はこちらにも挨拶がてら、つけ麺で行きたくなり、また銀座線改札口を抜け一駅乗ってこちらに到着。お店の方が威勢よく集客よろしく通行人にウリ文句を口上されていた。そんな雨そぼ降る神田駅南口界隈。

色々なつけ麺が確か楽しめた筈と、店頭に立てば午後二時からで、通常のつけ麺730円に大盛変更ボタン100円にもタッチして入店。つけ汁はそれでも、あっさり醤油味か塩鶏白湯か選べるそうで、ここは醤油で楽しみたくなり、それでお願いする。おられた田中氏に、初期店舗に程近い場所が勤務先となった事を告げ、世間話しに花が咲いた。午後二時を過ぎれば、値段は変わるが太麺と極太麺も選べて、つけ汁は値段は変わらずレギュラーの二つ以外に、塩味、醤油鶏白湯、醤油坦々味、白湯坦々味も選べるらしい。程なく到着。

おお、麺は勿論、そこは浅草開化楼で、レギュラーの形状も、なかなかの幅と厚みを有する平打ち縮れ麺。つけ汁は、ちょっとした手違いがあったのか、何だったのか塩鶏白湯が来て、「じゃ醤油味も用意しましょう」と、気が付けば汁の椀が二つで楽しめる事となり、恐縮の至りのフリをして口にして行く(おいおい)。そう言えば、以前にもどこかで、似た様な事があった。

塩鶏白湯から口にしたが、鶏の旨みが悠然と口内に染み渡る素晴らしさで、そこに地鶏らしいコクが添うもので、そこはやはり旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。麺は、やはりと言うか、さすがと言うかの浅草開化楼で、オーション的なムチンムチンと来る、口当たりがもうたまらない。

次にあっさり醤油の汁に麺をつけてほお張れば、醤油から来る大豆の自然な仄かな甘みさえも、透き通った様な味わい深さとなって現われており、また地鶏の肉が惜しげもなく汁に入っており、汁の中は地鶏の船橋ヘルスセンター状態(おいおい)。

麺には、ワサビがまるでザル蕎麦の様に、それは自然に添えられており試してみたが、つけ麺の場合その麺の多さに、汁の景色を変えたくなるものだが、それをこのワサビが見事に成し遂げており、さすが無化調が話題になる遥か昔から、自然に取り入れていた田中氏であった。

気がつけば完食。いや、汁はどちらも甲乙つけ難い程に、どちらも良かった。


(左フォト) つけ麺大盛※汁は縁あって2種(麺350g強)  (2008.06.12)


     
つけ麺用つけ汁(塩鶏白湯味) つけ麺用つけ汁(あっさり醤油味) 午後二時から、つけ麺パラダイスタイム。 選び易く判り易い、ビジュアル付きボタン。

先日何気なく、たまに様子を見る田中玄氏のサイトを開くと、何と前日に神田で復活を遂げたばかりだった。浅草で営業の時期には、諸般の事情に臨時休業もあり一度も行けず終いだったが、東十条の時は早速訪問したものの、夜遅い雨の降る帰り道に丁度現場近くで立ち寄ると、既に家主のいない店舗となっており、その復活を心待ちにしていた一人だった。そんな訳で、本日出掛ける事にした。

午前11時半過ぎに到着すると、周辺の道路は早めのランチタイムに、小走りするサラリーマンの方々。4月4日に開店したばかりの新しい店舗。券売機を見ると、オープンまもない事もあり、塩らーめんのみの提供。烏骨鶏(うこっけい)の玉子かけごはん付きラーメンの「烏骨鶏卵定食」千円があり、サイトで白米にはステビア農法による宮城ひとめぼれを利用と、こだわりがあった事を思い出し、そのボタンを選択する。



店内はランチタイムの早い時間帯らしい、そんなそこそこの盛況ぶり。一番手前に玄さんがおられ、目が合うとお互いが深々と御挨拶。やっぱり世間話しに、サクラサク。程なく到着。

白髪ネギに糸唐辛子が、ラーメンを可憐に魅せるビジュアル。スープに、メンマと青菜の色が、玄らしかった。福島の本宮(もとみや)烏骨鶏と言う食材がウリのラーメンで、そのギラギラしていない仄かな脂の甘みに、じんわりと来る優しい地鶏らしい旨み。そのコクの息遣いはやはり「玄」を踏襲しており、いやいやもう、旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。

チャーシューは、別皿にして提供しても自然な程に良い感じ。麺は福島の製麺所の中太ちぢれだそうで、どこか某製麺所に似ていてそう言うと、近々その某氏が来てそこに変わる予定らしい。卵かけご飯も、なるほど濃厚感のある黄身で、健康に良いメチオニンが豊富らしい。

白米も瑞々しいうま味があった。慣れて来れば醤油ラーメンも提供を始めて、元どさん娘のチェーン店舗だったそうで、その充実した設備により味噌ラーメンも始めたいらしい。

気が付けば完食。いや、じんわりさが名勝負な、旨いラーメンだった。


(左フォト) (新)玄流塩ラーメン/店舗外観 (2008.04.07)


 らーめん創房 無限庵 (むげんあん) ※公式ブログはこちら

 住所:東京都千代田区鍛冶町1-5-1 定休日:日曜日・祝日 営業時間:11:00〜23:00

 アクセス:JR山手線・神田駅南口下車。改札口を左に出たら、線路沿いに新橋方向へ直進。横断
       歩道を渡り左斜め前方の日銀通りへ進み歩いた左側にあった。 

2008.04 烏骨鶏の玉子かけごはん 福島特産、本宮(もとみや)烏骨鶏使用。



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