中国そば 基 東京・神田須田町 ※閉店



まだまだ寒い朝の通勤電車から、停車した浅草橋駅の下りホームを見ていると、通学途中の小学生が嬉しそうに自販機で、アイスクリームを買って口にしていた。やはり子供は、風の子だなと思う。

そこに若いOLがやって来て、こんなに寒いのにと、不思議そうに覗き込んでいたのが、妙に微笑ましい構図だった、二月も下旬近くとなって来た木曜日の朝だった。


以前閉店した某店の跡に、蕎麦も提供する居酒屋がオープンして営業していたが、そこも閉店してしまった様で、何とまたその場所にラーメン店が返り咲いたらしい。それがこちらで、中国そばと冠を立てている所に、面白いコンセプトを感じ、早速出掛けて見る事にした。

正午ちょうど頃、店頭に到着。すると蘊蓄をまとめた、インフォメーションがあった。それによると、戦後の東京都北区に「中国料理福禄寿菜館」を開業させた店主の、二代目の方が「上海厨房張祖梁」を立ち上げ、その三代目の方がこちらを開業させたと言う事らしい。

以前に「ルーツ」と言う名のテレビドラマがあったが、それを思わず彷彿とさせた、プロモーションだった。「食の安全性」「人身に優しい料理」「食材の原点」を探求し、多くの諸先輩方のたえまぬ努力の上に、今ここに開業したとも案内されていた。

店内に入ると、かなりお洒落な食空間が広がり、お店の方は四人と言う構成で臨んでいた。入り口近くの席に、案内を受けて着席。やや大きめのグラスと冷茶が用意されている。メニューを見て、素ラーメンっぽい感じの醤油光麺490円に、チャーシュー丼らしい小豚肉飯390円をオーダー。

外食店で490円と言う数字並びは、初めて見た気がする。三代目と言うから、若い店主をイメージして入ったが、老練と言う言葉が似合うベテランの方だった。程なく到着。

おお、青菜とネギで彩られた、ラーメンとサイドメニュー。ラーメンから口にすれば、まずまずの美味しさで、旨い方だった。チャーシュー丼も、白米は半ライス以下だったが、肉は結構多めに入っており、こちらもまず良い方だった。

気が付けば完食。 いや、全体的に、良い方だった。

(左フォト) 醤油光麺/小豚肉飯 (2009.02.19)


 中国そば 基(もと)

 住所:東京都千代田区神田須田町1-18-2 定休日:日曜日 営業時間:11:00〜22:30

 アクセス:都営新宿線岩本町駅下車。靖国通り沿い中央線ガードそば。またはJR秋葉原駅から
       中央通りに出て神田駅方面に進み、靖国通りの横断歩道渡ってから左折し、しばらく
       進んだ右側。秋葉原周辺拉麺MAPはこちら

   

  柔らかい光照明の、落ち着いた食空間。   一見すると、アートギャラリーの様な、店舗の外観。



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