ラーメン みたけ 千葉・大網





気温も秋の気配から変わることもなくなって来て、曇り気味の空が広がるものの陽射しが暑かった夏を遠い昔にさせるほどに淡かった、そんな10月下旬も最終コーナーの休日月曜日だった。

8年前に訪れたこちらで、そう言えば千葉市内が勤務地だけに、またこちらへ久しぶり行って見ようとなった。2001年にオープンしたこちらで、昨年は10周年を迎えられたようだ。

6年前にジャスコ大網白里町店内に「麺カフェみたけ」なる支店がオープンしたが、契約期間を終了したのかそちらは現在は閉店してしまったらしい。

そんなわけで千葉に出て、東金線直通の外房線電車に乗って大網へやって来た。中学生の頃だったか、鉄道好きの関係でその頃には既に訪れている東金線の乗り換え駅だ。

ふと駅の周囲を見ると、そこかしこに垂れ下がったススキとセイタカアワダチソウの黄色い花が見えて、ローカルな駅を秋色に染めていた正午前だった。

近くの家の飼い犬が吠えまくるので、そこは改札に急いだ。駅からそう遠くない外房線のガード下で、今日も変わらずに営業していたこちらだった。

周辺の人気店のこちらだけに店内行列覚悟でドアの扉を開くと、たまたまで不景気もたたってなのか5〜6人の先客でカウンター席が埋まる程度のそこそこ盛況な店内だった。

入口寄りの角席が空いていたので、そこに腰を下ろした。以前は若い活発そうな方で席が埋まっていたが、やはりたまたまのか今日はご高齢の方が多く見受けられた。

メニューから塩チャーシューを選んで、お好みの麺と一緒にオーダーできるセットメニューの豚丼もお願いした。

そしてラーメンウォーカー千葉2013からまたクーポンを切り取ってお店の方に手渡した。こちらは味玉がサービスとなっていた。

以前は豚骨らーめんも提供していたようだが、今はやっていないようでメニューに無かった。その代わりに旨辛系のラーメンとつけ麺や、スッパ辛塩ラーメン等が新メニューとして紹介されていた。

程なく到着。それではと行かせて貰えば、そこはやはり美味しいこちら独自の無化調ラーメンだ。

サービスで頂いた味玉は植物性のエサで育てた鶏の卵から作り上げたものだそうで、ビタミンEが豊富に含まれているそうで良かった。

国産にこだわるスープらしく、ゲンコツに鶏ガラの動物系スープに、地元九十九里産煮干し・本鰹・昆布に節類を独自の手法で利用した魚介スープを直前に合わせるダブルスープだそう。

塩味の麺は加水低めで、細めのストレート。

西東京・稲城の中西食品さんの特注麺だそうで、品質に定評のあるオーストラリア産の小麦粉を100%使用しているらしい。

中西食品と言えば吉法師@福生等の福生一番系や、名店と呼ばれるあの雷文@町田も利用している製麺所で、県内でも何店舗かで利用しているようだ。

豚丼がボリュウムが良く美味しいもので、いい腹の足しになった。8年も前で醤油と塩味の違いもあって、かなり違う面持ちのラーメンだった。

気がつけば完食。いや、なかなか良かったラーメンだった。


(左フォト) 塩チャーシュー+サービス味玉/セット豚丼/店舗外観 (2012.10.30)


 ラーメン みたけ

 住所:千葉県山武郡大網白里町駒込444-6  ★公式サイトはこちら

 TEL0475-73-7386  定休日:月曜日 ※週によっては火曜日  ※データ情報更新(2012.10.30)

 営業時間:平日11:00〜15:00/17:30〜21:30(21:00LO)◆土日祝11:00〜21:30(21:00LO)

 アクセス:JR外房線大網駅下車。改札を出たら右手に出て、前の道路を左側に進んで行く。突き
       辺りを右折して二つ目の左路地を入って大網街道に出る手前左側にあり。徒歩3分。



  2012.10.30 東金線と外房線ぞれぞれに向かうホームが在る。   2012.10.30 様々な人気メニューがある無化調店のこちら。


休日でたまに、いつもの通勤の様に目が覚めて、顔を洗い髭を剃る。そんな日って、誰でもあると思う。早起きは三文の得だ。早く起きた事だし、遠出をしてみるかとなった。タオルで顔を拭いてる途中で思いついたのがこちらだった。そんなわけで千葉まで出て、そこから安房鴨川行きに乗車。土気を過ぎると、田舎の風景が広がる。

そんな出発だったので、乗った電車が大網に着いたのは午前10時半近くで、開店まで一時間近くあったので下車せず、茂原まで乗り越す。茂原は古くから栄えた街で、現在のJR茂原駅から、戦前には南総鉄道が走っていた。またその以前には、県営人車軌道庁南線が延伸しており、何とその人車軌道の車両が市内の郷土資料館に展示されている事を知り見学をした後に大網へUターンした。

正午を過ぎて、見つけたお店の中に入ると、中で八人近い待ち列が出来ていた。店内にはいい感じの魚介ダシが立ち込める。しばらく待ってから着席。チャーシューラーメンをお願いした。三年前に開業した無化調店らしい。程なく到着。これがなかなかのスープで、醤油はとがる事無くその良さを主張して、無化調にありがちな味のエアポケットを天然塩などの塩気が巧くカバーしており大変美味しい。そして圧倒的なコクがやって来る。

麺も、中細やや太の喉越し豊かな麺。チャーシューがまた絶品に良く、肉本来の旨みが広がる。ネギの甘みも際立っていた。じゃ、これはつけ麺も行こうとなった。しばらくしそちらもて到着。麺は先程の麺の番手を太くした感じで、凍り水でよくしめてあり旨い。つけ汁も甘酢で味を変える事無く直球ストレート、ややカーブの旨みがいい。

薬味らしい寒作里(かんずり)と言うのがちょこなんと麺の皿に乗っていて、口にすると良い酒肴になりそうな塩辛の様な旨味が良かった。柚子も入っているらしい。割りスープでは、また魚介ダシが出て来て良かった。後続客がひっきりなしの人気店で、周辺地域の方に愛されているお店であった。なお、土曜日・日曜日・祭日は中休み無しで営業しているそうで、穴場的時間帯かも知れない。

さてここまで来て、そのまま帰るのも勿体ないので、さらに大原まで行きローカル色豊かないすみ鉄道の気動車に乗車。沿線の夏の終わりも近い、南総の山間部と田園地帯を車窓として楽しみ、途中の交換駅でUターンして帰途に着いた。それも人車軌道車両見学が目的だった。

(2004.09.01)


2004.09 チャーシューラーメン

2004.09 つけ麺

2004.09 店舗は外房線ガード下

2004.09 当時は113系電車で大網へ。