らーめん 味覚 千葉・市原米沢







★ 初秋の房総縦断ドライブ紀行 【前編】

やや雲が多いものの比較的強い陽射しが出て、青空も顔を出し雨の降る気配も無かった、シルバーウィーク4日目の火曜日だった。

しばらく前にケータイラーメンサイトで、千葉の奥地にある地ラーメンで、アリランラーメンの本家以外のお店が紹介されて気になっていた。

本家の八平さんは一度訪れていて、他にも何店かある事は知っていたが、それはそこも訪れて見たいとなった次第であった。場所を調べると本家よりは、アクセスが良い場所にあった。

昨夜は漠然とした訪問先候補の一つだったが、早朝いつもより早く起床するとその構想が膨らみ、レンタカーショップに電話を入れると一台運よく空いていた。

そんなわけで思い立ったが吉日となり、今回は一人で出掛ける事にした。

市川ICから例によって高速に乗り、幕張SAでまたタリーズのコーヒーで頭をすっきりさせ本線に合流する。

実は少し前だがレンタカーに装備しているETCは、普段利用しているカード会社に連絡してETCカードを送付して貰えば、それを運転時にリーダーへ装填して利用できる事を知った。

何かと恩恵があるようになって来て、最近レンタカーの利用が多くなって来た事もあり、マイカーは無いがマイETCカードを作る事にして、ほんの数日前にカードが到着したばかりだった。

今更と言われそうだが、初めてそれで料金所を通過した時は、それなりに感動してしまった私だった。

そんなETCもあってか高速道路は途中かなり渋滞していて、それでもこちらには午前11時半前には到着した。本家の八平さんの親戚筋が営業しているお店らしい。

店先の駐車スペースは一杯だったが、見ると充分な台数が停められそうな駐車場が国道の向かいにあり、そこへレンタカーを駐車させて入店。

田園地帯にある集落の国道沿いにあるラーメン店だが、まだ正午まで30分以上あるにもかかわらず、開店と同時に盛況な店内だった。

左奥に厨房がありそれを囲むようにL字カウンターがあった。その角の席が一つ空いていて、単独入店と言う事で、促される前にそこへ必然的に腰掛けた。

メニューを見て「ありらんラーメン」の小でオーダー。

ありらんラーメン等は通常で麺が二玉だそうで、なるほど盛況な理由は、そんなボリュウムの良さもあるのだろう。

中盛りであれば50円引き、小盛りなら100円引きとあり、まだもう一軒以上行く予定だったので大人しく小盛りにした。ちなみに100円増しで更なる大盛りにも出来るこちらだった。

厨房にはベテランのお姉さんが二人と若い女性が二人の合計四人がおられ、仕事を分担して各持ち場についてこなしていた。

以前本家で確認したアリランの由来が、今一つ合点が行かなかったので、こちらでもまたさりげなく厨房におられた方に確認してみた。

すると、韓国にアリラン峠と言う往来の難所があって、スタミナをつけないと途中でバテてしまうらしい。

日本で言えば箱根みたいな所なのだろうか。そこでその周辺の食堂には、ニンニクをたっぷり利用した料理があるそう。なるほど、どうやらその料理をラーメンの上に乗せたのがアリランラーメンなのだろう。程なく到着。

おお、本家とほぼ同じスタイルのラーメンだ。白髪ネギがビジュアルをワンランク上げていた。

タマネギとチャーシューを細切れ状に切ったものと、ニンニクは刻んだものと擦ったものを両方入れていて、様々な調味料が矢継ぎ早に投入され、最後にニラがばらまかれた具がラーメンに蓋するようにたっぷり掛かっていた。

それではと行かせて貰えば、これが何とも美味い美味い美味い美味い美味い。

ニンニク×ニンニクで、もうニンニクパラダイスなラーメン。それが強めの醤油と辛味調味料にスパイスが入り、何ともインパクトがある味と言えた。

中太ちぢれの麺に打ち立て的な風情があるのが面白く、単なる味付け茹でバラ肉かと思ったのが、刻まれたチャーシューで驚いたが、それも加えて混然一体となって独自のラーメンで、醤油が一番加担していると思うが、何とも人を引き寄せる力を有したものであった。

もう気が付けば完食。いやいやいやいや、良かった旨かった。そして次のラーメン店へ。

(左フォト) ありらんラーメン小/拡大画像/周辺の風景/店舗外観 (2009.09.22)


 らーめん 味覚 (みかく)

 住所:千葉県市原市米沢344-2  TEL0436-92-2923 

 定休日:木曜日・第三金曜日    営業時間:11:00〜20:00

 アクセス:小湊鉄道上総牛久駅周辺。国道297号線米沢十字路を左折。国道409号線を進んで
       行った道路沿い左側。



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