メルシー 東京・早稲田



早稲田大学生御用達のメルシーが西立川周辺にもある事を知ってそこを訪れた。一度四年前に訪問しただけに、もう味の細かいディテールは忘却の彼方となった自分に気が付いた事もあって、こちらにも帰りがけに立ち寄る事にした本日だった。

そんなわけで中央線快速電車を中野で降りて、東京メトロ東西線電車に乗り換えて早稲田で下車。駅出口から程ない場所に、今日も風情良くこちらが佇んでいた。

もう午後2時近い時間もあって、混雑も一段落の店内ながら殆どのテーブル席が埋まっていた。

一卓だけ誰も座らないテーブルがあったものの、後から来るかも知れない複数客を考慮して座らず、見ると厨房前のテーブル席が一人だけだったのでそこに相席で腰掛けた。

メニューを見て少し悩んでからチャーシューメンをオーダー。それにしてもこの場所でラーメン一杯が400円は破格のプライス。どれもがとても、安いこちらだ。チャーハンやオムライスに、ポークライスは当たり前だが、ドライカレーもメニューには在った。

この際だからラーメンフリークである事を告げてから、西立川のお店の存在を知ってついさっきまで、そこでラーメンを食べていた事をお話した。言う順番を間違えると何だが、そこは歓迎してくれたこちらだった。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、なるほど以前と同じ味わいはこうだったかと、思い出して来て良かったと思う処に至る美味しさ。

チャーシューの旨さに激動の昭和さえフラッシュバックしそうな程に冴え渡るもので、チャーシューメンにも野菜とコーンが入っていて、そんなメルシーらしさがチャーシューメンでも著れている事に対して嬉しさを覚えた。

特に何かが突出する事のないバランスで、実に均整の取れた風合い。個人的には西立川の方に感じるものがあったが、こちらも実に美味しくて都会とシンクロした風合いが早稲田と言う大学が在る街並みに似合っていた。

西立川では荻窪の味を前面に感じたが、こちらではそれが見え隠れしており、ラーメンは土地や人が変わればラーメンもそれにシンクロして変化してゆくもので、それが至極当たり前であり、それだからこそこうして様々なラーメンが生まれて来た処なのだろう。

気がつけば完食。いや、実に味わい深く、やはりそこは、「メルシー、美味しい」だった。

(左フォト) チャーシューメン/店舗外観 (2011.01.21)


 軽食&ラーメン メルシー

 住所:東京都新宿区馬場下町63  定休日:日曜・祭日  営業時間:10:30〜19:30

 アクセス:東京メトロ東西線早稲田駅3a出口下車。横断歩道を渡って左に歩いて程ない右側。



メルシーと言えば、フランス語で、「ありがとう」を意味している。そんな店名の名店が早稲田にあり、自掲示板で煽られたのもあり、この際だから行って見る事にした。そんな昭和33年創業、早大生ご用達のラーメン店。

春を思わせる天気の良い中、JR飯田橋駅から東西線に乗り換え、早稲田駅に到着。3a出口左前方にお店はあった。当初は軽食喫茶だった様で、そんな外見で、中に入るとまさしくそんな風情の店内。

一つのテーブル席に腰掛け、もやしソバ410円をお願いする。どれも廉価なメニュー。おお、煮干しが香る店内。全てテーブル席で、相席で席が埋まって行く、盛況な店内。程なく到着。

銀のレンゲに、割り箸が添えられやって来た。早速口にすると、煮干しはごく軽いスープで意外。麺はやや中太のややウェーブの掛かったもの。モヤシがなかなかの食感の、味わい深いもの。コーンも素敵。独特な甘味が用いられてる感じで、醤油とダシスープの裏に繊細に感じられた。

油感良く優しい味わいのスープで、後から沸々とその良さが見えて来るもので、いやいや旨い旨い旨い旨い。後半ギャバンを多めに振れば、シャープな一面も見せてくれた。

オムライスやチャーハンも、人気メニューらしい。気が付けば完食。後味感も、なかなか。いや、メルシー、美味しい。

(2007.02.16)



2007.02 もやしソバ



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