らーめん麺山 千葉・新松戸 ※閉店





曇り空と雨の日が続く、ここ最近の関東地方。見上げれば霞雲と夏雲と雨雲が入り交じっていた、七月・文月も半ば近い火曜日の朝方だった。

ところが久々に昼前には明るい陽射しが戻り、暑いくらいに周辺の街角を照らし、夕暮れ時にはオレンジ色の夕焼けが、情緒ある日本の一風景を作り上げていた。

そんな中をまた夜ラと言う事で、新松戸駅近くに五月にオープンしたばかりの新店と言う事で気になっていた、こちらへそんな日暮れ時に入って見る事にした。こうなると新松戸は、松戸市内に幾つかある、激戦区の一つと言えそう。

ちょうど先客の一人が、満足そうな顔をして、出て行ったばかりの店頭だった。黒を基調にした店頭には、居酒屋の文字も躍っていた。

また、豊富なセットメニューも紹介されており、昨夜のネット検索で決めた「焦がしにんにくラーメン」も、ネギチャーシュー丼がセットになって790円とあり、思わずそれで行くかと決めて中へ入って行った。

落ち着いた照明の下で、先客二人が食事中だった。まず目を引いたのがカウンターテーブルで、くねくねと曲がったものでそれに合わせて椅子が波打つように配置されていた。居酒屋にもなっているこちらだけに、泥酔して入店したお客さんは、きっと焦ってわが目を疑うに違いない。(笑)

そんなクネクネカウンターの一席に腰掛けてから、件のGセットと言いつつも、手違いがあるといけないので、焦がしにんにくラーメンとネギチャーシュー丼と付け加え、さらに「麺柔らか目で」と言って言葉を締めた。

ちなみに余談だが、テナントして入るビルの名前が笑ってしまう。「フリテンビル」と言う名称で、フリテンとはマージャン用語で、テンパイしても自分の捨て牌の中と、同じ牌で待つ状態でアガれない時の事を言う。

厨房には比較的若い男性がおられ、注文を聞いた接客係は比較的若い女性だった。少しすると厨房の方は、日本に来てまもない中国人らしく、女性が伝えた「麺柔らか目」の意味が解らない様子。

すると女性がケータイで何処かに電話をかけ、相手にその状況を伝えた後で中国人にケータイを手渡し、少しばかりの中国語でのやり取りで問題は解決した様だった。

中国人の男性はいつもより長めに麺を茹でている感じで、そんな中チャーシューをカセットバーナーで炙り、タレと香味油と出汁スープをドンブリに入れてから麺を湯きりしていた。程なく到着。

香味油に映した、香ばしいニンニクの香りが迸るラーメンで、たまに食べたくなるそんなラーメンだ。よく見るとミンチ状の、背脂も浮いていた。

それではと口にすれば、いやいや旨い旨い旨い旨い旨い旨い。麺は熟成させた感じの中太ちぢれ麺で、柔らか目とお願いしてちょうど良いもので大正解。焦がしたチャーシューも、なかなか良かった。

ラーメン店と言うよりは、気の利いた居酒屋風でもある中華料理店と言う感じで、それもあってか無駄に化調は使ってない所が良かった。

中華風もやし炒めのサービス惣菜まで付いて来たので、それはネギチャーシュー丼の上に乗せて頂いたが、これまた良かったサイドメニューであった。

近場にあれば手頃なセット金額で、センスの良い味付けの美味しいラーメンと、サイドメニューが楽しめるお店と言えた。気が付けば完食。いや、良かった。

(左フォト) 焦がしにんにくラーメン/ネギチャーシュー丼 (2009.07.07)


 らーめん 麺山 (めんざん)

 住所:千葉県松戸市新松戸2-15-2フリテンビル1F  定休日:無休

 営業時間:11:00〜14:00/17:00〜翌2:00※日曜日11:00〜23:00

 アクセス:JR常磐緩行線他新松戸駅下車。改札を左手に進み、前方にある道の一本右側の道を
       進んで行った左側にあり。徒歩約1分。



  2009.07.07 ラーメンメニューに、セットメニューも豊富。   2009.07.07 クネクネしている、カウンターテーブルと天井。



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