麺厨 東京・上野広小路 ※閉店

どんよりとした、ゲインズボロカラーの薄暗い空から、小雨のそぼ降るそんな月曜日だった。ルールが増えれば増えるほどに複雑化する社会の、新しい総理大臣がまた決まったそんな日でもあった。そんな今日は広小路界隈にある、昨年の夏にオープンした、以前から気になっていたこちらへ行って見る事にした。






お店の隣りには、ドラ焼きで定評が高い「うさぎや」があり、片側3車線の中央通りの向こう側のほぼ正面の歩道には、某店がある位置関係。何度となく店頭を横切っていて、流行っている様子の周辺の人気ラーメン店と言った感じだった。

正午頃に到着して入店。入ると券売機へ促され、そこで醤油らーめん650円とチャーシュー丼Aセット価格150円を選び、すぐお店の方に券をお渡しし、冷水を置いてくれた目の前の席に着席。ちなみにBセットは焼き餃子が付いて250円、Cセットは焼き餃子に小ライスで300円のセット価格。それぞれラーメンを一緒にオーダーする必要があり、 ABCは知ってても♪それだけじゃ困ります♪(おいおい)

冷水は体にも良い冷たいプーアール茶で、寿司屋で出て来る様な湯飲み茶碗に入っており、カウンターへ座っただけに、これから寿司が出て来そうな雰囲気がいい。

店名は「麺厨」と書いてメンチュウと読むのかと思ったが、メンクリヤと読むらしい。「厨」とは料理をする場所であり、料理人の事を厨人(くりやびと)とも言い、それを略して「厨」と表す事もあり、麺の料理人とも理解出来る店名。

口上のような蘊蓄を表した文章があり、店内は至って清潔な空間で、椅子と椅子の間が狭くなく広くなく、絶妙な間合いが素晴らしい。地下にも客席がある模様。程なく到着。

おお、ラーメンには野菜などの具に、鰹節が振りかけられており、素材にこだわった本節スープと豚スープのWスープと言うことらしい。それではと口にすれば、これが良く出来ているラーメンと言えて、もう旨い旨い旨い旨い旨い旨い。

節のエグみ等はもちろん皆無で、本枯れ節をやはり使っており、あっさりした風味が50代のサラリーマンに好まれそうなシフト。

適度に入った刻まれたタマネギがまた嬉しい存在と言え、650円のラーメンとして完成された味付けと言えた醤油ラーメンだった。

量も決して少なくない麺は、やや細い中太ストレートで、内麦の特等粉を利用しているらしいが、なるほど確かに満足度も高いそんな麺だった。

チャーシュー丼は、茶碗にてんこ盛りに白米が盛られており、その上にチャーシューが乗り、ソースが掛けられたもの。何とサービス惣菜がニラキムチに、白菜キムチと二種類もあり、それも上に乗せて食せばこれが結構な美味しさ。

気が付けば完食。国民食として位置付けされたラーメンを、時流を忘れる事なく食材を上手く使ったもので、サービス惣菜も用意して戦略的にも優れたものがあった。いや、良かった。


(左フォト) 醤油らーめん/Aセットチャーシュー丼/店舗外観 (2008.09.22)


 本節らーめん 麺厨 MENーKURIYA (ほんぶしらーめんめんくりや)

 住所:東京都台東区上野1-10-10   定休日:日曜日・祝日

 営業時間:11:00〜15:00/17:00〜22:00(ラストオーダー21:45)

 アクセス:東京メトロ銀座線上野広小路駅下車。中央通りを秋葉原方面に進んだ右側。
       上野3丁目交差点手前にあった。

思わず欲しくなった、湯呑み茶碗。 ラーメンプラスアルファが選び易い券売機。



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