麺道GENTEN 千葉・新松戸



見上げれば曇り気味の大空ながら、雨の降る予報も出ていなかった、八月下旬の水曜日だった。

遅い時間ながら午後七時半前にはタイムカードが通せ、今日も夜ラと言う事で、またこちらへ行く事にした。お店には午後八時頃に入店し、券売機で大盛味玉つけ麺を選んだ。見ると左手のテーブル席は誰一人おらず、右手のカウンター席は何人もの先客がいたものの数席が空いていた。

そんなわけで、今日は特に待つ事なく、着席する事ができた。先客は後続客も含め殆どが男性単身客で、複数客は若い夫婦一組だけだった。後続客が続きに続いて、待ち合いスペースの席もほぼ全席が埋まり、さすが人気ラーメン店だ。程なく到着。

美味そうな麺のビジュアルに変わりはなかったが、今日はやけにつけ汁の白濁具合が大人しく、濃い醤油色の表面に刻みネギが浮いた感じであった。

思えば過去にも真夏日が続いた後で、涼しくなった日に訪問すると、こうした白濁が薄い現象が起きるものだ。さてと口にして行けば、却ってあっさり気味の風情に良い感じがあり、いやいやいやもうもうもう、美味い美味い美味い美味い美味い美味い。

夫々の具材も相変わらず良く、スープ割りに至るまで典雅な風合いが、今日も満足度を高めていた。大盛なるも、気が付けば完食。いやいやいや、もうそこは良かった。

(左フォト) 大盛味玉つけ麺 (2009.08.26)


  2009.08.26 流鉄の踏切りが傍にある。   2009.08.26 あめりかふう通り沿いのこだわり自家製麺店。







うすぼんやりとした空から昼前には青空となり、今日も夏らしい陽が射していた八月上旬の水曜日。

今日も仕事が終わった夕暮れ時にラーメンで行こうと決め、思案の末にまたこちらへ行く事にしたのであった。何度か訪問しているこちらだが、全てつけ麺ばかりで未だ暖かいスープが入ったらーめんが未食だった。

そんな訳で午後六時半頃に店頭へ到着。数日前に店頭を横切った時は店内が空いていたが、本日は右手のカウンター席が全て埋まり、左手の複数客向けのテーブル卓も一卓埋まって、大変に盛況な麺道GENTENさんであった。

さて予定通りラーメンで行くかと券売機の下段の方にあるボタンを見ると、並盛りの麺量が200gに対して、大盛りの麺量は300gと表示されており、その程度なら行けるだろうと、大盛りの味玉らぁ麺900円のボタンを選んだ。

単独入店客と言う事で右手カウンター席待ちとなり、買った券売機のチケットを奥さんに手渡すと、ドア近くに用意された待ち合いスペースの椅子に促されそこへ腰掛けた。

テーブル席にはベテランの女性が二人おられ井戸端会議している感じで、カウンター席には二十代から四十代の全員が男性客で視界に見える範囲全員がつけ麺ならぬラーメンの方を楽しんでいた。

ちなみに、最近は若い女性が一人で入店して、ラーメンを口にしている姿を見掛ける様になって来たが、ひと昔前なら考えられなかった光景で、それも一つの時代の流れと言ったところだろうか。手前の先客が帰って行き、そこに案内を受けて程なく到着だ。

おお、これはもうかなりデリシャスに、美味しそうなビジュアルだった。半熟の黄身がいい色合いを示し、茶濁したスープから結構太そうな麺が顔を出していた。

それではと口にして行けば、もう美味い美味い美味い美味い。出だしからフルスロットルでインパクトの高い、濃厚辛み強め塩気高めの今風なスープが、これまたインパクトのある太ストレートやや縮れの一晩寝かせて熟成させた麺が絡むもの。

チャーシューがまた弾力が高い食感で美味く、極太メンマもまたこだわりがある良さがあり、半熟味付け玉子もまた然りだった。

やや濃度や塩気が強かったので、この風味をそのまま生かしてライトな仕様も用意すれば、五十代男性や若い女性など、ターゲットの層も広がりそうな気がした。気が付けば完食。このらーめんも、もちろん美味しかった。

厨房の方に御挨拶の言葉を投げ、外に出て駅へ戻る道を進んで行く。暮れなずむ界隈。ふと先日訪問したラーメン店に変化が生じており、思わず立ち止まった。その場所に、8月6日中国料理「ケンケン家」がオープンするらしい。

(左フォト) 大盛り味玉らぁ麺/そのアップ画像 (2009.08.05)







雨降りしきる明け方だったが、それも昼頃には止んで、夕方にはアスファルトの路面も乾いていた、六月最終日火曜日の夕暮れ時だった。

先日は三日間の短期研修があったが、今度は同じ場所で来月いっぱいまで、長期研修が昨日から始まった。三郷駅から離れていて、周辺に外食店が乱立している事も無い場所もあり、そのあいだ会社が用意してくれるお弁当のお世話になり、よって昼ラはお預けの予定。

そうだ、昼ラが駄目なら夜ラがあるさと、さっそく本日の帰り道に途中駅の新松戸で下車し、こちらへ行く事にした。交通費は会社が負担してくれるので、途中下車したらアシが出てしまうから、当然再度改札を通る時は自己負担となってしまうが、夜ラには変えられない。

と言うわけで、一年以上も御無沙汰だった、こちらの店頭に午後5時40分頃立つと、店内は暗い状態で二人の待ち客らしき方がおられた。

確か夜の部は午後5時半からだったが、なんといつのまにか午後6時からに変更となっていたのであった。そして待ち客らしき二人はなんと店主とその友人らしく、丁重な対応の言葉を残して店内へ消えて行ったのだった。

そんなわけで、まぁ6時までそんなに無いし、まさか店主だと思わず驚いたが丁寧な対応に、蚊取り線香が焚かれていた事にも気をよくして、しばし待つ私であった。時間となると引き入れられ、券売機で大盛味玉つけ麺900円を選び、入り口周辺のカウンター席へ促されて腰掛けた。

以前来た時、その麺の風合いは大変に良かったが、コシの強さをふと思い出し、さりげなく麺を柔らか目でお願いした。冷やもりのつけ麺の、麺の柔らかさを指定したのは、やや不自然ではなかったかと、少し後悔したりしつつオーダー品の到着を待つ。

後続が続いて、徐々に活気が出て来る店内。夏の日暮れ時もあり、まだ明るい外の風景。自家製麺のこちらで、入り口そばに製麺室があり、なぜか長ネギが置かれていた。程なく到着。

おお、やや高い金額設定だが、そのぶん具沢山で、やはり今日も美味しそうなつけ麺がやって来た。一年以上経っての入店で、変わったのは午後の部の営業時間だけか気になるところ。それではと口にさせて貰えば、いやいやいやいや、もうもう、美味い美味い美味い美味い美味い。

麺はお願いした通り気持ちヤワ目で、これが何ともいい感じでコシも程よく素晴らしいシフト。以前より気持ち小麦粉の配合を変えたのか、ちょっと雰囲気自体も変わっていた。つけ汁も以前より風情が落ち着いた様で、麺とのバランスもその分良い感じであった。

良い意味で個性を落とした分誰からも親しまれそうなスタイルに仕上がっており、とは言えこちら独自の唯一無二感もしっかりと存在感としてあった。

矛盾していると言われそうだが、良い店程そうした観念を兼ね備えたスタイルを維持しているものだと思う。気が付けば完食。いやいやいやいや、もうもうもうもう、これは良かった。

(左フォト) 大盛味玉つけ麺 (2009.06.30)





やや冷えた空気なものの青空が晴れ渡る、今月末には東京・千葉にも桜が開花する予定の、そんな春を待つ季節の土曜日。前回こちらへ来て新店にしては、かなりのインパクトを感じた。自宅に近い場所と言う事もあり、また嫁さんと共に出掛ける事にした。

正午過ぎ午後一時前に到着して、中に入れば入口近くに五人の待ち人。券売機で嫁さんはチャーシューつけ麺普通盛麺200g1000円を選び、私はデフォルトのつけ麺普通盛麺200g700円に、チャーシューへたれ丼とある、350円のサブメニューのボタンにもタッチ。

チャーシューのヘタ(端っこ)の部分を、タレで混ぜ合わせたものだそうで、「ヘタ」と「タレ」から「ヘタレ丼」と言う奇抜なネーミングの様。

以前来た時よりは、また認知度も人気度も上がっている様で、後続客が続く店内は、入口付近に待ち客が溢れかえりそうだが、巧い具合に先客が席を立ち帰途に着き、微妙な雰囲気が出来そうで出来ない店内。しばらく待っていると我々の番となり、空いたテーブル四人席に案内を受けてラッキー。程なくして到着。

また麺だけを先に口にすれば、太い麺を一晩寝かせる事により生じるこの強いコシに、瑞々しく美味しい小麦粉の風合いを見事に生かし切っている感じを持つ麺で、やはりこの冷やもりにしたつけ麺の麺は、何とも素晴らしいものがある。

つけ汁を見ると、前回と較べて進化を遂げており、刻みネギを数倍多く投入してあり、黒胡椒に一味を多めに入れてある感じ。それでも太麺の個性の魅力は、つけ汁の数段上を行っており、卓上にあったその黒胡椒に一味をさらに投入して見たが、大した差は生じなかった。

何分にも汁は、「兎に角」と入口は一緒でありながら出口が違う、味の着地点をワザと変えてある所があり、どこか引き算だけをした様なイメージを感じてしまう。とは言いながらも、何はともあれ本日は、やはりここは旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。ネギに調味料の次は脂か?(おいおい)

チャーシューへたれ丼も、バンバンジーのネギとタレを、チャーシューに絡めた感じのもので、そこに千切った浅草海苔が振られてオシンコが添えられ、実に美味しいドンブリものだった。麺メニューを大盛にするよりも、こうしたサブメニューにして楽しめば、実に満足度もさらに高くなりそう。

さすが元中華料理店主。気が付けば完食。さらに期待したい。

(左フォト) つけ麺普通盛/チャーシューへたれ丼 (2008.03.08)


 麺道 GENTEN (めんどうげんてん)

 住所:千葉県松戸市新松戸3-125 定休日:日曜・月曜 営業時間:11:30〜14:00/18:00〜21:00

 アクセス:JR常磐緩行線他新松戸駅下車。改札左手の道を松戸方面に直進して突き当たりを
       右折。踏切を渡りさらに進んで行った左手で徒歩およそ5分。

   
 


新松戸駅から程近い場所に、こだわりのラーメンとつけ麺を提供するお店が、つい最近オープンしたらしい。しかもその店主は、どうやら松戸・兎に角で見掛けた事がある方の様。

以前は「中華清楽」と言う店舗があった場所らしく、おそらく中華店から心機一転という感じの様。

そんな訳で、大変気になる所となり、そのお店の休日明けの本日、出掛ける事にした。

外に出れば曇天の空からは、閉めた水道の蛇口からこぼれ落ちる水滴の様な、小雨舞い降る正午前の松戸界隈。

店頭に立てば、これがパティスリーの文字でも有りそうな、モダンな洋菓子店の雰囲気を持つ外観の店舗が目の前にあった。

入り口右手のガラス窓から製麺機が見え、悩んだ末に決めた感じの誇らしげな店名がいい。

傘を閉じて入店すると左手に券売機があり、大盛味玉つけ麺(麺300g)900円のボタンを押して振り返る。

店内の席は左側にテーブル席が二つあり、右手にカウンタテーブルが並ぶスタイル。待ち客が2名おられ、入り口付近で順番を待っていて、その後客の後ろに付き、後続が続く中で自分の番となり、空いたカウンタへ着席。

奥さんらしき方が近くにおられたので、気になっていた事をお聞きすると、兎に角さんには修行と言うよりもお手伝いでおられたらしい。

オリジナルを目指す姿勢が小気味よいご返事だった。何れにせよ、良い布石なのだろう。カウンタには蘊蓄のインフォメーションがあり、麺は国産小麦を使って一晩寝かせているらしい。

スープは豚骨鶏がらモミジに、鰹節サバ節香味野菜のWスープの様。程なく到着。

おお、完全無欠な太ちぢれの麺が、具の横から顔を出していて、そしてチャーシューがやや赤み掛かって、何とも旨そうなビジュアル。檸檬が添えられており、麺に振り掛ける旨のご説明。

割り箸を割り、麺だけ口にして見る。すると何とも言えない瑞々しさがあり、そして猛烈なコシが凄い麺。汁は流行りの鶏豚魚介で、やはりパッと見で兎に角さん風。

店主と常連さんの会話をお聞きしていると、調整に余念が無いご様子で、大変勉強熱心な店主だった。チャーシューも美味しく、極太メンマもいい感じ。

総合性はこれからと言う感じもあるが、それもすぐに落ち着きそうな所。気が付けば完食。いや、かなり、良かった。

(左フォト) 大盛味玉つけ麺(麺・汁) (2008.01.29)


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