松戸大勝軒 千葉・松戸



-------------------------------------------------------------



二十四節気の処暑を過ぎたからとでもいいたげに、晴れ渡るものの湿度が低く、穏やかな高原のような微風がそよいでいた八月上旬週明けの月曜日だった。

いつもより遅い仕事帰りとなり、また夜ラーメンと言う事で月曜日松戸駅界隈という中で、こちらへ久々行く事にした陽が暮れた午後七時過ぎだった。環状七号線沿い中野区野方の「げん」が、東池袋大勝軒の一番弟子を売り文句に、改称して移転されて来た大勝軒だ。

中へ入って行くと、そこそこの先客がおられる、物静かな感じの店内だった。東池袋大勝軒系の中華そばを、がっつり行きたいと思ってこちらを選んだ次第だった。

しかし券売機の前に立つと、そこに油そばのボタンを見つけて考える所となり、悩んだあげく油そばの大盛りを選ぶ事にした。

やはりラーメン選びは、筋書きのないドラマだ(おいおい)。帰りの路線バスの時間もあったので、すぐ外に出られる空いていた一番入り口近くのカウンター席に腰を降ろした。幸い冷水器も目の前にあり、コップに冷水を注ぐと、氷が落ちてから水が注がれるタイプだった。

そんな席に座って気が付いたのだが、目の前には木製の東池袋大勝軒公認会員証と言うのがあり、見ると会員ナンバーは「09−046」で、東池袋大勝軒のれん会と記載されていた。程なく到着。

おお、あらかじめ麺にタレが絡めてあり、一見すると極太麺の焼きそばと言うビジュアルで、ガーリックが香って来て、大きめのチャーシューが見るからに美味そうだった。

それではと行かせて貰えば、いやいやいや旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。やや辛味がありつつ濃い味付けでスパイシーな味わいに、揚げられたガーリックチップが入りインパクトある美味しさ。

チャーシューが予想通り美味く、ムチムチプリプリ、じゅんじゅわ〜な美味しさ(おいおい)。大盛りで麺量300gなるも、そこは気が付けば完食だった。いや、良かった。

(左フォト) 油そば大盛り (2009.08.24)


本日は午後から都内で所用があり、その前に松戸界隈の所用を済ませ、さてランチはどこで?という時に、思いついたのが初訪問以来のこちらだった。

以前は中野区野方で、「げん(GEN)」と言う屋号で営業していた、東池袋系の大勝軒で、オープン当初はまたもや松戸に人気行列店の登場かと思ったものだが、良い意味でオーソドックスな手法の面があり、コンスタントな客の流れで落ち着いている。

たまに店の前を通るが、ガラガラに空いている訳でも無く、かと言って外列が常時出来ている訳でも無い、そんなコンスタントな感じのお店。

正午を少しだけ、過ぎた頃に入店。券売機で野菜もりそば800円を選び、コップに冷水を入れ、目の前の空いたカウンター席に着席する。

ランチタイム真っ盛りにしては、ややお客さんが少ない店内。程なく到着。

おお、食感の良いもちもちした麺が、開店当初より風情が高くなって、なかなかの風合いを持つ太麺。野菜は北京鍋で一手間かけていて、その上にいい感じのチャーシューがゴロゴロと乗って、野菜もりそばと言うよりは、野菜チャーシューもりそば。

それではと口にして行けば、何ともこれが旨い旨い旨い旨い旨い旨い、いや美味い。帰りがけに厨房のご店主にも確認したが、煮干しを抑え目にしているそう。

それが全体的にオーソドックスなイメージにしているが、煮干しを多く利用しない理由も今では良く解るし、炒めた野菜が人形町系な面にも感じるが、下地にしっかりしたうま味があるだけに、もっと流行っても良いと思う、そんなもりそばと言えた。

気が付けば完食。いや、麺も汁も、良かった。

(左フォト) 野菜もりそば普通盛(麺・汁) (2008.04.16)


 松戸大勝軒 (まつどたいしょうけん)

 住所:千葉県松戸市松戸1277第2ミヤザワビル1階   定休日:日曜日

 営業時間:11:00〜16:30/18:00〜21:50※1土曜日11:00〜21:00 ※スープがなくなり次第終了

 アクセス:JR常磐線松戸駅下車。西口ロータリーの道を直進して千葉銀行の手前を左折。
       しばらく歩いた右側、徒歩およそ5分。


     
2009.08 東池袋大勝軒系の証し。 2008.04 東池袋、一番弟子の大勝軒。   2007.04 もりチャーシュー大盛り(麺) 2007.04 もりチャーシュー大盛り(汁)

ついに松戸駅界隈に、大勝軒と名が付く東池袋系がオープンした。これまでも、茨城大勝軒系から独立した「とみ田」、系統的に縁がある「兎に角」、永福町系で麺が草村商店の「まるき」と、大勝軒の名に関わるどれも人気を博するお店はあったが、この店名を使う事は無かった。しかも店主は、先月惜しまれつつも、残念にも閉店してしまった東池袋大勝軒の一番弟子らしい。 ま、松戸市民で、良かったと言うしかない。

店主はつい最近まで、中野区野方の環状七号線沿いの「げん(GEN)」と言うお店を営業していたが、今回そちらからこの機に店名を変えて移転して来られた様。もう、歓迎光臨である。場所は、どうやらJR松戸駅から程近い、伊勢丹の近くで、老舗の豆腐屋のお隣りにあるらしい。なるほど、あそこら辺だなと、本日出掛ける事にした。今月の3日にオープンしているらしい。そんな訳で、午前11時半過ぎ、松戸駅界隈のベローチェがある通りを歩く。最近まで、車が進入出来ない石畳みだったが、いつのまにか車が通れる様になっている。そして、おお、やはり推測通りの場所にあった。

春風に揺れる白い暖簾には、「大勝軒」の三文字が刻まれ、オープンまもない松戸大勝軒のその姿。店内に入り、券売機で、もりチャーシュー大盛り1080円を選んで、券売機そばに一度腰を下ろしたが、ふと振り返れば、券売機前で落ち着かない感じだったので、奥へお店の方に詫びて移動。後続が続いて盛況な店内。お店の方の黒いシャツには、一番星・・・で無くて(おいおい)、「一番弟子大勝軒」の文字。ふと見るとご夫婦らしきお二人が入店。店内を見渡すと、並んで座れる席が無い。自ら再度移動して、今度はお店の方に、お礼の言葉を貰う。程なく到着。

おお、麺は低加水気味の太麺のビジュアルで、汁は両国大勝軒を思い出す風情。程良い煮干しの感じがたまらなく、これはいやいや、旨い旨い旨い旨い旨い旨い。麺は大盛りで300gらしく、何となく日本蕎麦の食感に近いもの。別の場所で出来た自家製麺だそうで、何処かの製麺所の、特製麺と言う意味なのか。チャーシューもこれは良く、つけ汁の甘酢の風情も良く、気が付けば完食。スープ割りも、味わいに和むものがあった。油そばのメニューもある様。 いや、旨かった。

(2007.04.13)


喜劇らーめん食べ歩きTOP