肉の万世 万世橋酒場 東京・秋葉原





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まるで世界経済を鈍らせた、サブプライムローンの様に、通勤の足を鈍らせた、まとまった雨が天空から降りしきる、一月下旬の金曜日の朝だった。

そう言えばこちらに御無沙汰だったのを思い出し、雨の勢いはおさまらないものの、また出掛ける事にした本日の遅いランチタイムだった。

万世でラーメンと言えばやはりパーコー入りだが、それ以上にこちらの名物と言えば、やはり万かつサンドでは無かろうか。

家電量販店時代、メーカーの商品勉強会等でもよく出て来たものだし、フロアーの模様替えがある時など、手軽に片手で食せる事もあってか、大抵こちらの万かつサンドだった。

何度口にしたか、判らない程に食したものだった。こげ茶色のあの箱を見ただけでも食欲を誘い、比較的軟らかいトンカツから、食パンに染みたソースに至るまで、クセになる味で全く飽きる事は無かった、美味しいトンカツサンドだった。

万世橋を渡るとこちらで、JR秋葉原駅からも近い。神田川の水面を覗けば、雨の水紋が水面を揺らしていた。

店頭の券売機の前に立ち、ボリューム排骨拉麺900円を選び、出て来た券とオツリを取り、奥の入り口から入り、その近くのカウンター席に案内を受けて着席する。

券を渡すとクリップにそれを付け、以前と同じ様にワイヤーレールで、一気にズンドウがある場所まで送っていた。夜は酒場にもなるこちらで、雨で外が暗い分、そんな雰囲気を誘う店内。程なく到着。

実は券売機に立つまでは、ダブルパーコー麺を思い描いて来たが、千円を超えるメニューに流石に引いてしまい、その券売機ボタンの隣りにあった、このボリューム排骨拉麺を選んだ。

いやいやいや、どうしてどうして、かなりのパーコーがこちらにも入っており、それではと口にすれば、もう旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。こちらのパーコーは、しつこい油を使って無い感じがあり、多少スープに浸かっていても、さっくりとした食感から肉汁が溢れて来るもの。

やや多加水気味に感じていた麺は、中加水にシフトを変えた雰囲気があり、その分ツルツルと喉越しが良くなっていた。

大変満足の行くパーコーの量ながら、そこは気が付けば完食だった。排骨拉麺と言えば、肉の万世で間違いなかった。

(左フォト) ボリューム排骨拉麺/万世橋から望む万世ビル (2009.01.30)


下降気味ながら未だそこそこの気温と、上昇気味の湿度で不快指数の高い満員電車を降りて改札を出れば、そこは月末の秋葉原界隈の雨の火曜日だった。降り止まぬ雨。そんな今日は、とても久々こちらのパーコー麺で行きたくなり、正午前に万世ビル前に到着。

ラーメン類は以前、地下の広いフロアーで提供していたが、数年前に1階入り口右手の「万世橋酒場」という名のフロアーのみで本店は提供している様になった。

そうなってから幾度となく混雑で断念した日が続き、秋葉原を去った私だったが、さてどんなもんだろうと、そのラーメンを提供しているこちらの入り口に立つ。昼はラーメンのみの提供で、夕方から大衆酒場となるお店らしい。

雨もあって、たまたまなのか待ち客もなく、券売機でザル排骨麺中盛880円を選ぶと、奥の入り口からどうぞとの事で、そこから入り席を案内受けて着席。店内は比較的盛況ながら、多少の空き席もある状態だった。

店内は地下の時に較べれば半分以下だが、ラーメンを提供するには充分な広さ。雰囲気は大衆酒場の何物でもないスタイル。

奥のカウンター席で受けたオーダーはクリップにペーパーを挟み、厨房のズンドウがある場所まで伸びたワイヤーを使い、勢いを付けて投げるようにそれを送るやり方で手慣れた手つきでオーダー用紙が跳んで行った。

やはりパーコー入りが人気で、後続客のオーダーが通る度に、パーコーパーコーと言葉が飛び交い、いつ林家ぺー&パー子師匠がきゃーきゃー言いながら出て来るか、ハラハラしてしまう程(おいおい)。程なく到着。

おお、久し振りにパーコーと御対面。思わず撫ぜたくなる程だった。こちらのラーメンと言うと、喜多方ラーメンに近いものがある仕様で、ざる排骨麺はそれをつけめんのようにしたもの。それではと行かせて貰えば、もう旨い旨い旨い旨い旨い旨い。

良い意味でジャパニーズスタンダードな麺と汁で、そこにサクサクカリカリで熱々なパーコーが何とも素敵ないい味でのっており、やはりそこは肉を知り尽くした肉の万世さんだからこそ成せる技。

しばらく前に「世界の中心で愛を叫ぶ」と言うのがあったが、これぞ「ジャパニーズスタンダードの中心にパーコーをのせる」で素敵なシチュエーション(何がこれぞなのか)。

麺は中太やや太ストレート。中盛りでおよそ280g強程度の麺量で程よかった。気が付けば完食。いや、もう良かった。

(左フォト) ざる排骨麺中盛(麺・汁) (2008.09.30)


 肉の万世 秋葉原本店 万世橋酒場 ※公式サイトはこちら

 住所:東京都千代田区神田須田町2-21  定休日:無休

 営業時間:月曜〜金曜 ラーメン11:00〜16:00/酒場17:00〜23:00
        土日曜祭日 ラーメン11:00〜17:00/酒場17:00〜21:30

 アクセス:JR山手線総武線秋葉原駅電気街口下車。JR秋葉原駅から中央通りを日本橋方面
       に向かい、万世橋を渡って程なく左側。秋葉原周辺拉麺MAPはこちら 


万世橋前の秋葉原本店。 フォト映像で判り易いラインナップ。 店内は馴染み易い、風情ある大衆酒場風。 本店一階右脇にあるお店。

少し前から、肉の万世本店ビル内に、居酒屋スペースが出来ている。地下全体がそこで、当然ラーメンフロアの移動を余儀なくされ、一階線路寄りにカウンタスタイルでオープンしている。オープンキッチンに、中の方は黒いTシャツ。本日午後二時過ぎに入ってみた。とても狭くなったものだから、ランチタイムには行列が出来る始末。

中に入るとすぐ券売機があり、味玉パーコー麺に大盛の券を買い、中へ入ろうとすると、椅子の後ろが凄く狭いものだから、忍者の様に歩かされる。案内を受け着席。隣りの方との空間は、良い所であった。厨房の方はどう見ても、オープンキッチンに慣れて無い様で、どこかぎこちない。程なく到着。大盛り加減がなかなかで、器の大きさは目を見張るものがあった。相変わらずスープ以外はなかなかのラーメンである。

(2004.05.07)


※以下は、万世ラーメン本店時代

曇り空、日曜日、国政が決まる選挙の日。朝の通勤電車はそのせいなのか、何時にも増してガラガラ。20代の頃、以前勤務していた時の通勤電車の殺人的ラッシュからすれば夢の様な空き方である。先日、万世の宴会部の方が来られた様で忘年会等のパンフレットが休息室に無造作に置いてあった。もうすぐそんなシーズンである。その中にここのメニューもあり、ザル排骨ラーメンというのを見つけ、つけめんスタイルがあったのを知り今回入店をした。それを大盛りでお願いして入り口で清算してレシートを受け取る。案内係の方に促されるまま二人掛けのテーブル席に座る。程なく到着。
排骨ラーメンをつけめんにしたスタイルで、甘酢の香りが立ち込めノリが多めに盛られ一見かなりの麺の量。え、こんなに麺の量が多いの?と喜んだら上げ底だったりする。それでも満足の行く量で甘酢の量が比較的多い仕様のつけダレに入れ乍ら食す。揚げた肉の排骨が丁度良い厚みに切られ食べ易くアツアツでサックリ感もあり良い。

(2003.11.09)


万世ラーメンと言えばパーコー麺である。スープも麺も今ひとつだが、ここのパーコーだけは別格に旨い。そのパーコー食べたさに入店。新バージョンで頭に「特選」がつくパーコー拉麺を入り口でオーダーして席を案内され着席。実はメーカーさんからジェフグルメ券を新製品内覧会で貰ったのもあったりする。程なく到着。パーコーは特選ロース肉を使用しているそうで余計な脂身が少なくヘルシーな面があり、レタス等も入って良かった。良い仕様の麺を使っているだけにスープに期待したい所である。以前よりは旨くなっているし、別の階で使わない部分をもっと利用していけばもっと旨くなると思うのはやはり私が素人なのかも知れないが。

(2003.05.13)


今日は大晦日という事で一応数軒歩いたが全てお休み。と、いうわけで久々こちらのお店に入店。入口にレジがあり、そこで注文して支払い、レジのレシートを受け取る。するとファミレス宜しく席まで案内してくれる。今日はパーコーラーメンと焼売を注文していた。入る時、新しいラーメンメニューがあったが、今日はいつものにしていたりする。パーコーの肉の旨みは相変わらずで良い。炒めた青菜に辛みが今回加わっており、なかなかいける趣向である。麺は多加水中太ストレート麺という感じだが、悪くは無いのだが趣味では無いところ。

(2002.12.31)


万世の肉は他にあまり無い旨みを感じる。徹底した豚等の管理を行なっているそうで食べさせるものも違うようだ。それが揚げる事によってその旨みが増すように思う。排骨(パーコー)がこんなに旨いのに指数が低いのはしのびない。よって指数の「豚」は排骨の指数とさせて頂きます。

(2002.10.03)


ここの人気メニューはなんと言ってもパーコーメンである。二人に一人はパーコーメンなんて時もあり絶大な指示を誇っている。最近となりのフロアの洋和食系レストランではパーコーカレーがお目見えしてカレーが好きな方にお奨めである。ラーメンのフロアに戻るがここのチャーハンもかなりいける。

(2002.08.24)


万世橋から程なく行った処に鉄道博物館があり、元鉄道ファンの私は何度か足を運んだ事がある。はるか昔、博物館の上には駅があり往来の激しかった地域と聞く。そんな万世橋のたもとに肉の万世はある。秋葉原に務めるようになり、そして一人暮らしを始め、手料理もおぼつかなかった頃、万世1階で販売している肉チャーハンの素ををメーカーの内覧会で貰った万世のギフト券で買ってよく食べたものである。多少下手に作ってもそれは美味しいチャーハンが出来上がる。

5階の万世牧場の焼肉は千円そこそこで良質のうまい焼肉が楽しめる。そんな万世の地下に万世ラーメンはある。なんと言っても一押しはパーコーラーメン。チャーシューメンもあるが一番人気はこのパーコーメンだ。湯(スープ)はだしがきいたあっさり醤油系で、麺は中太。肉厚の豚ロース肉を味付けした小麦粉にまぶして油で揚げたものを七等分程度に切ってラーメンの上に乗せている。この排骨(パーコー)が絶品である。

この具の前ではスープも麺も脇役でしかない。ホウレン草がトッピングされていてこのラーメンによい具である。Wパーコーラーメンもあり二枚それが乗っている。またここの餃子もおいしい。ショーロンポオのようにジューシィーに旨みを閉じ込めている。冷水は運んで来てくれて、2〜3卓に1卓にある冷水ボトルからつぐ方式。

(2002.06.30)


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