らあめん工房まんぼぉ
千葉・四街道 ※閉店





数日前よりは若干涼しいような気がする、陽射しも若干柔らかになったような気がした、とは言え気温は30度近くまで上がった9月後半の木曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、やはり何処か秋めいた午後8時近くだった。先日触れたように本日が今回の仕事の最終日で、しばし遅い夏休みを頂いて月明けからまた就業する予定。

さてそんな今夜はどうするかとなって、そう言えばこちらで今日から23日までだけの限定を提供していると思い出して立ち寄ることにした。

そんなわけで秋めいた夜空に軽やかな鈴虫の鳴き声が聴こえるなか、その店頭へやって来た。店先の道路は、ひっきりなしに車が通り過ぎて、時折り大型トラックが速度を落とすことなく通過して行った。

さて、さっそく入店して店主にご挨拶しつつ、限定の冷やし麺をオーダーした。そして左手奥のカウンター席へ行って腰を下ろす。すると冷水が入ったコップを奥様が持って来られて更なるご挨拶だった。

ふと見ると目の前にはいつものように様々な漫画単行本が並んでいる。おや?と思う。

弘兼憲史画「人間交差点〜ヒューマンスクランブル〜」と、ちばてつや作「あした天気になあれ」だけは、何故か第1巻しかなかった。おそらく店主のおめがねに叶わなかったのだろうか。

今夜も隙間風が聞こえて来そうな四畳半で聴くとしっくりしそうな往年のフォークソングが、お洒落な店内空間へ優雅に流れていた。程なく到着。

正式名称は、限定冷やし麺自家製ラー油の塩ラーメンまんぼぉ風とボードに書かれてあった。一見するとスープが見えず彩りの良い生野菜が麺の上に乗っており何となく和えそば風。

思わずそんなビジュアルもあって油そばでそうするように箸を両手に一本ずつ持って掻き混ぜると、なんと下からけっこう多めの冷たい塩スープを吸い込んだご飯が出て来て驚いた。

メニューにご飯添えとか、ずばり冷やし塩ラーメンライスにした方が良いのではと思ってしまった。

時にラーメンライスと言えば四畳半漫画「男おいどん」で、今夜ばかりはフォークソングが不思議としっくりと来た。とは言いながらもこちらの限定も実にお洒落でありつつ、トレンドを踏まえた素敵なものだった。

チゲ風に味付けされた豚肉にはシメジや玉ねぎに生姜も入って、さらに通常のキュウリの3倍はある四川キュウリ、半熟味玉半裁、カボチャの素揚げ、水菜、大葉、オクラ、万能ネギ等と入ってとにかく具沢山。

麺は多加水にシフトした中太麺で、ライスに埋もれながらも、いい風情を醸していた。そして圧巻はやはり「お茶漬け風にしたかった」と店主が語っていたご飯で、まさしくそんな感じとなってとても美味しかった。

いや、今夜もかなりとてもいい仕事だった。

(左フォト) 限定冷やし麺・まんぼぉ風/通常のキュウリと四川キュウリ (2012.09.20)





夏色に輝く空ながら駆け抜ける風はやや涼しくもあった、もうすぐ9月と言う葉月下旬の水曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、やや暑さを感じるそんな午後8時近くだった。

一昨日のオフ会はいつものようにこちらで催されて、美味しい料理に舌鼓を打ち鳴らした夜となった。その日は定休日だけに、ラーメン等にはありつけなかった。

宴たけなわの頃だったと思うが、呑んだ勢いで店主にこちらでつけ麺の限定をやる予定があれば、すぐさま来る旨をお話しをして見た。すると何と現在の夜限定でちょうど提供しているとのこと。

自分で架けた橋だけに、これはぜひとも行かねばだった。そんなわけでオフ会の料理の味がまだ脳裏に残るなか、仕事帰りまたこちらの店頭へやって来た。

さっそく入店すると3人のグループ客の方が先客としておられ、アルコールが少し入っているのか賑やかな店内となっていた。厨房に向かって店主ご夫婦にご挨拶すると、最近髪型を今風にされた店主が奥様の後ろからにこやかに挨拶してくれた。

左奥カウンター席の右隅に腰掛けて、限定の冷しらあめんまんぼお風や鶏白湯カレーらあめんバン麺風も気になったが予定通りその夜限定である鶏白湯煮干つけ麺を麺量300gの方でお願いした。

すると一昨日の料理の一部とその変化球による料理が突き出しのように出てきて、思わずビールが欲しくなったがそこでは我慢した私だった。まもなく店主から餃子があるけど注文するか奥様を介して来られたので思わずそこはお願いした。程なく到着。

前回と同じ強火で長時間煮こんだ濃厚鶏白湯スープの気品ある持ち味を持つつけ汁に、こちらでもしばらく前から利用されている昭和6年創業麺屋棣鄂(ていがく)の独特な風情を持つ平打ち中太麺が素敵なもの。

豚だけでなく鶏チャーシューに野菜も付いて、なんとも言えない贅沢感が良かった。思わずこの時点でグラスビールをオーダーして喉を潤してから、突き出しと餃子を口にしたがこれがもう実に美味しかった。気が付けば完食。いや、かなりとんでもない素敵でなかなかの味わいを持つ鶏白湯煮干つけ麺だった。

(左フォト) 夜の限定・鶏白湯煮干つけ麺300g(麺・汁) (2012.08.29)


 らあめん工房 まんぼぉ   ※下記データ(2010.05.14)更新

 住所:千葉県千葉市稲毛区小深3-1  TEL043-424-3239  定休日:月曜日・第3火曜日

 営業時間:11:30〜14:30(土日曜祝日〜15:00)/17:30〜21:30

 アクセス:JR総武本線四街道駅北口下車。ロータリー前の通りを左手へ進んで行き、立派な
       エノキの大木がある十字路を左折して県道64号線へ入り、千葉市の標識を越えて
       進んだ左側。徒歩およそ12分。



  2012.08.29 サービスで出て来た突き出し。   2012.08.29 まんぼぉ特製餃子。







※らあめん工房まんぼ@第十回ワインオフ会編(2012.06.15UP)はこちら。

昨日から初夏とさえも感じる気温となって来た、春が加速する陽射しが眩しい4月下旬の水曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、冷え込む無ことも無く夜風さえも心地の良い午後8時近くだった。時にこちらの夜限定の鶏白湯バン麺がいいらしい。

だがしかし、諸般の都合でそう長い期間提供するのは厳しいそうで、どうやら今月限りで終わってしまうよう。千葉勤務となって、こちらの夜限定にも手が出せる環境となっただけに、これは是非行かねばと会社帰り訪れることにした。そんなわけで、路線バスに乗ってこちらへ向かう。

いつも高野山で降車しているが、結構店頭まで歩くだけに今回試しに一つ手前の山王越で降りてみた。すると距離的にはこちらの方がありそうだったし、お腹をすかして来ただけに途中のグリルレストランから来る誘惑に多少ぐらつきつつ店頭へ到着した。さっそく入店して店主にご挨拶しつつ、奥の厨房前のカウンター席へ腰を降ろした。

すると店主から隣りにおられる方をご紹介頂いた。ハンドルネームで、みどさんと言うかなりのラーメン通の方だった。オーダーはもちろん正式名称「鶏白湯煮干味噌らぁ麺バン麺風」で、その大盛でお願いした。ご飯割のオプションも用意されていたが、大盛もあってそちらは自重することにした。程なく到着。

この夜限定もまたこちらもらしい、そんなオーラを感じるものだった。最初はそのまま麺を上げて口にして、その後でよくかき混ぜて食せば二つの味わいが愉しめるそう。「それではと行かせて貰えば」と店主のナレーションが前から入りながらも口にすれば、加水低めの独特極まりない太平打ちストレートの面持ちからしてタマらないもの。

こちらの鶏白湯は、鶏ガラにモミジと手羽先を強火で長時間炊き込んだ濃厚スープだそう。そのドロドロの鶏白湯スープは胡麻風味の担々麺スープをイメージして仕上げたものだそうでそれゆえにピーナッツを入れ込んだのだそう。

超濃厚鶏白湯スープを無駄なく提供したいと思っていた矢先、中華シェフ対ラーメン職人の対決番組でバン麺に気づいて思い立った夜限定らしい。しっかり掻き混ぜて口にすればなるほどまた違った風情で、複雑な旨みが織りなす味わいが実に良かった。

後半には手元に来ていた微塵切りのタマネギも入れると、素敵な情緒豊かな瑞々しさが来た。煮干しとか味噌とか入っていたメニュー名だが、鶏白湯柔道一直線の味わいに、ただおそるべしと言うしかなかった。迫り来る帰りのバスの時間を気にしながらも、気がつけば完食。

もうすぐ今度は某大御所サイト関連の限定が始まる予定らしい。精算時にそのお話しを教えて貰ったが、この限定がもうすぐ終わる理由がそれで判った。いや、途轍もなくとんでもない、果てなく素晴らしいそんな鶏白湯だった、美味し鶏白湯煮干味噌バン麺風と言えた。

外に出てバス停まで歩いてもうすぐ来るバスを待つ。夜風が頬を撫ぜる。ふと「旅の夜風」が脳裏を掠めた。 花も嵐も踏み越えて 行くが男の生きる道 泣いてくれるな ほろほろ鳥よ 月の比叡を独り行く

(左フォト) 鶏白湯煮干味噌らぁ麺バン麺風大盛/夜の店舗外観 (2012.04.25)









流れる車窓に桜の花々が点在して、街の風景に春の風景が重ねられて行くそんな快晴の4月卯月前半の休日金曜日だった。千葉市内勤務となって、こちらもまたさらに身近な存在となった。今まで何故紹介されなかったのかと思う人気店が一気に紹介されていた、昨年の暮れに発売された石神本2012にも掲載されていたこちらだ。

ちなみに好評発売中の山路力也氏が手掛ける千葉県内話題の必食店を紹介している「ラーメンマップ千葉6」にも、和魂洋才のハイブリッドなラーメンが愉しめる自宅が店舗のアットホームなお店として紹介されている。

そんな幾つかのラーメン本のこちらの1ページを見て、それならば今日はこちらへ訪問して見ようとなって出掛けることにした。と言うわけで、JR都賀駅から路線バスを利用してその店頭へやって来た。

見上げれば青空には比較的低い白雲が浮かんで、また違う彩りの春を演出していた界隈だった。入店して店主ご夫妻と早速ご挨拶。奥左手のカウンター席へ腰掛けて、とりあえずメニューを広げた。

現在のシーズン限定は、舞茸の粗微塵にタマネギと生姜を混ぜ込んだ味噌を利用した「味噌らあ麺まんぼぉ風」に変わっていた。レギュラーメニューとなってカラフルな具材に彩られた「カレーらあめん」などの気になるメニューもあった。

しかし今回は石神本などで紹介されて気になっていた、しょうゆ香味油らあめんを、平日日替りのサービスミニランチ丼と共にお願いした。ふと右寄りの壁には可愛いヌイグルミが天井近くの棚に飾られていた。店主の息子さんがそうしたキャラクター関係の企業に勤めている関係からのよう。

店主夫妻の応援している気持ちが、ひしひしと伝わって来そうだ。店内に飾られている絵もその息子さんが描いたものらしく、なかなかの才能を持つ方らしい。程なく到着。

美的センスは父親譲りと思わせる、そんな美しいラーメンがやって来た。生姜・ニンニク・鷹の爪をメインにした特製の香味油をスープの表面に垂らして半裁味玉も添えたものだそう。

それではと行かせて貰えば、その高い完成度を持つ香味油が、ラーメンの醤油スープと強靭なスクラムを組むような美味しさ。ラーメン本来の味わいを昇華させたよう。その膨よかさを倍にしたような素敵さだ。モヤシもこちらの手に掛かれば、高級食材にもなりそうな勢いを感じるほど。

煮豚もかなり美味しく、半裁味玉に至るまでかなり良かった。本日の平日ミニランチ丼は炊き込みご飯で、野菜の煮付けと一夜漬けのお新香は、その一切れにも妥協を許さない店主のこだわりが感じられた。それだけに気がつけば完食だった。いや、果てしなくかなりとても、実にとんでもなく美味しかった。

(左フォト) しょうゆ香味油らあめん/平日ランチ丼 (2012.04.06)


春みたいな陽気が続いている首都圏の晴れ渡る空は、シルクスクリーンを掛けたように白くぼやけていた、そんな春本番も間近な上空の2月下旬休日金曜日だった。本日はまた定期検診の日で、千葉市内までやって来た。それも無事済んで、予定通りにこちらへ向かうことにした。何度かオフ会らしき会合がこちらの店舗を利用して行われたため久しぶりと言うことも無い。

しかしその際にラーメンにはありつけなかっただけに、今回こちらでのラーメンは久しぶりと言うことになる。実は何度となく訪問を考えていたが、路線バスや電車のダイヤの折り合いなどで断念していた。

ところが今日は千葉駅のロータリー左手の道路から発車する路線バスのタイミングがうまく合って、数分程度だけ待ちやって来た千葉内陸バス四街道駅行きに乗ることが出来た。

そんなわけで高野山バス停で降車し、数分戻るように歩いてその店頭に立った。入店しようすると平日ランチ丼で五周年記念らしい、豚ひきぴり辛炒めのせごはんのインフォが目に飛び込んで来た。

また洋食経験が長いこともあってか、店頭のおすすめメニューのトップには、カレーらあめんが紹介されていたこちらだった。さりげなく入店するとさっそく厨房の店主と目が合い、思わず入口でご挨拶し合う二人の図となった。

フロアーの奥へ進むと先客が数人おられて、カウンターにも二人居る店内。テーブル席が数卓空いていたが家族客用だけに、特に促されるでも無くカウンター席の方へ自ら腰を降ろした。

最近味噌味にハマっているだけに実は既にこちらの冬季昼限定であるマーラー味噌らぁ麺が気になっていてオーダーするつもりだった。そんな目当てでやって来たが、その案内の一番下にマーラー味噌らあめん煮干味なるメニューを見つけて思わずそちらをお願いした。

そして店先で紹介していた平日ランチ丼の五周年記念らしい、正式名称豚ひきぴり辛炒めのせごはんまんぼぉ風なるサイドメニューも一緒にお願いすることにした。

ふと気がつくと昭和ポップが店内のBGMで流れていて、こちらも有線放送を利用しているのだろうか。ところが奥様にお聞きすると、店主の自作テープだそう。そう言えば最近mixi(ミクシー)の店主の日記で、昭和ポップや昭和フォークの歌詞がことあるごとに出て来ていたが、なるほどな店内BGMだった。

またラーメン店でよく見掛けるスタンプカードをこちらも採用しているらしいが、チャーシュー丼やラーメンと変えずに3枚集めると、なんと永久味玉VIPカードを貰える特典を用意しているそう。程なく到着。

美味しいラーメンは食べる前からそのビジュアルに現れると言うが、その最たるラーメンこそがこのらぁめん工房まんぼぉのラーメンではなかろうか。小ぶりな壺状の容器に玉ネギのみじん切りも来ていて、口にする前の撮影を済ませた後で適量ラーメンの上へ乗せた。

それではと行かせて貰えば、そのビジュアルイメージを一ミリも崩さない、その果てしなく素晴らしいその美味しさ。煮干しは味噌に隠れていたが、その分奥行きのある風情を感じた。歴史ある味噌蔵の中で眠って来た味噌が、マーである花椒とラーである唐辛子をまとわせて、望郷の念さえも感じさせてくれるその味わい。その美味しさは感動級にさえ達する程だった。

豚ひきぴり辛炒めのせごはんまんぼぉ風も、和と中華の融合を達成させながらも相変わらずの美味しさ。気がつけば完食。いや、途轍もなく素晴らしいマーラー味噌らあめん煮干味と平日ランチ丼だった。

(左フォト) マーラー味噌らあめん煮干味/平日ランチ丼 (2012.02.24)







※らあめん工房まんぼ@第五回ワインオフ会編(2011.05.31UP)はこちら。


※らあめん工房まんぼぉ@2011春オフ会編(2011.04.05UP)はこちら。


今日も青空の下で柔らかな陽射しが注いで、秋が日増しに色づいて行く、11月の霜月も半ばとなって来た休日金曜日であった。

また千葉市内の病院で定期検診があった日で、こうなるとそこはせっかくなら周辺のラーメン店となって、またこちらへ訪れる事を思い立った。JR千葉駅の改札前には各路線毎に次発車する電車の行き先と乗車ホームに経由が明示されており、こちらの下車駅である四街道と言う事で成田線を見るとこれから30分程待つようだった。

実は総武本線電車も四街道を通り、そちらを見ると10分後に成東行きがあり、経由を見ても間違いなかったのでそちらの電車に乗車して四街道へやって来た。

とは言え四街道駅に早く到着したのは良かったが、開店まではまだ40分もあり、ゆっくり歩いて店頭へ向かう事にした。そんな風に周辺を散策しながら歩いたが、それでも店頭にはまだ開店前だけに準備中の大きい札が立て掛けられていた。

見るとこちらの周囲には、しばらくの間に幸か不幸かファミレスらしき外食店が二つも出来ていた。それに加えて最近は隣接してKenDepotなる総合建材センターがオープンしており、これはいい暇つぶしが出来ると、こちらが始まるまで店内を冷やかしていた私であった。

思わず欲しくなる商品もあったがそこは我慢して買わず、営業開始時間が過ぎたのでこちらへ入店して店主にご挨拶して世間話しをしつつ、いつもと同じ厨房寄りのカウンター席に腰を降ろした。

マイミク様でもある店主だけにいつも毎月の限定を知る機会があり、とは言え遠方だけに何だったりするが、今回検診もあってしかも今月の限定メニュー名にそそるものがあった次第だった。

その今月の限定である「煮干味タンタン麺」に、店先でインフォされていた200円の日替わりミニ丼「豚丼ぴりっと」もオーダー。すると限定は150gと200gがあるそうで、思わず考えずに多い方でお願いした。

店主の息子さんはキャラクター商品を扱う企業のクリエーターのようなお仕事らしくそんな作品も店内に飾られており、繊細なビジュアルのラーメンを提供する店主の息子さんだけに、なかなかデザイン感覚が優れたものばかりだった。

店内にはミニチュアのテトラポッドがさりげなく飾られていて、これが実によく出来たテトラポッドで、ちゃんとコンクリートで出来ており、きっとテトラポッド好きにはたまらない逸品と言った処だろう。目の前には「あしたのジョー」「沈黙の艦隊」「ゴルゴ13」等の漫画単行本があって、おそらくは店主の成分分析表における主要成分の幾つかはそれに間違いない処だろう。程なく到着。

今回もまたオーラがバンバンとやって来る限定ラーメンだ。担々麺らしく胡麻が香って来るものの、そんなに胡麻胡麻していないタイプで、炒められたキャベツ等の野菜が風情をより醸していて良かった。

それではと行かせて貰えば、これが美味みの程度が最たるもので、無口な人さえも饒舌とした多弁家に変身させてしまいそうな程に、担々麺のレボリューション的な美味しさが舌を襲って来るものだった。さだまさし氏が口にしたら灯台のミニチュアが近くにある事もあって、その美味さに感動してギター片手にいつまでも防人の詞を弾き語るに違いないだろう。きっとそうに違いない。

麺を最近変えたと言う事で気になっていたが、こちらと言えばカネジンであるが、実に今風な仕上げ感がありつつ、しなやかな弾力感で実にタマらないもので良かった。

限定ラーメンがやって来た時に、微塵切りの玉ねぎが容器に入れられて一緒に来たが、その美味しさからついついその吸引力から利用していなかったが、気が付いて入れて見ればこれまた素晴らしかった。

「豚丼ぴりっと」も実に美味しくて、シイタケやコンニャクも入ってアマカラの豚肉がたっぷりで、お新香も添えられていてこちらも大変旨かった。

それはもういい麺量ながら気がつけば完食だった。なお煮干しは胡麻が少ないと言ってもラー油に胡麻と言う事でニボニボ感は少ないものの感じられ、ある意味チャレンジャー的な食材利用で、より店主らしい限定ラーメンと言えた。いや、もう、とんでもなく美味しかった。

(左フォト) 11月限定煮干味タンタン麺/豚丼ぴりっと/右手から見た店舗 (2010.11.12)


2010.11.12 店主の息子さんはクリエーター。

2010.11.12 店名だけに海に関する調度品が多い。

2010.11.12 すぐ隣りは住宅設備関係卸売センター。

2010.11.12 さりげげなく置いてあるランキング。 2010.11.12 様々な漫画単行本あり。 2010.11.12 様々な漫画単行本あり(その2)。








やや雲が多く出ているものの、ふっくらとした雲が初夏をイメージさせて、青空が機嫌よく顔を出していた、五月中旬休日金曜日の午前中だった。

今日はまた定期検診の日で、朝から千葉市内の大病院に出掛けていた。血液検査がある関係で早めに行って検診の時間まで病院内でいつも待っているのが常で、大抵はパソコンが自由に利用で出来るフロアに行ってネットサーフィンをしていたりする。

今日もそうでランチのラーメンは何処にするかそこで考えていて、ふとこちらのラーメン店が浮かんで出掛ける事にした次第であった。

検診も無事済んで千葉駅での接続もよく、四街道駅で下車して周辺を散策しつつ、春が半歩だけ引き下がった気配のそよ風が頬を撫でる中こちらの店頭へやって来た。

入店して店主に御挨拶しつつ、向かう途中ミクシーで情報をマイミク様から教えて頂いて、知ったばかりの今月の限定である味噌チゲつけ麺300gをお願いする事にした。ちなみに麺量は200gタイプも用意されていた限定メニューであった。

オジヤ用に半ライスが50円でオプション設定されていたが、結局チャーシューミニ丼も食して、そのライスを利用してオジヤも愉しむ風にする事とした。

限定をインフォするシートを何気なく見ると、三年前の四月に洋食店からラーメン店へリニューアルオープンした事が記されていた。

そしてその後に私のように店主へ断りなく店内や飲食物を撮影する者に対して、コメントが連ねてあるのを見つけ、思わず手繰り寄せて目を近づけた。

すると「そのような行動は当店にとって・・・」と続いており、これは数年の蓄積がついに爆発したかとよく読めば「甚だしく光栄な事であり気兼ねなく遠慮なく、どんどんやってもらって結構なことです」と文章を締めていた。

思わず店主が天使に見えた事は言うまでも無かった。そう言えば似ている語呂だった。さてまもなくして運よく今の時期らしいタケノコのお浸しをサービスして頂いて美味しかった。春の旬菜と言えばやはり筍である。

先日のワインオフ会でもこうしたラーメン以外の料理を愉しませて貰ったが、かなりの腕前の店主で四街道の道場六三郎と、店内で言っても過言ではない程大変に美味しいものであった。

ちなみに夜限定で、海老塩らあめんなるメニューも在った。

座席は奥左手の厨房に面しているカウンター席だが、厨房は空調を意識してか搬出口程度の間口しかなくそこから僅かに厨房が見え、そこに店主が近づいて来れば辛うじてお話しができる場所だった。

すぐ目の前には積木の機関車やヒトデのオブジェに六人家族のキューピーちゃんが置かれて何ともアットホームな雰囲気が造作されていた。

程なく到着。おお、なんともカラフルでありボリューミーであり、心をくすぐる程にオーラが漲っていた限定つけ麺がやって来た。

豚バラ肉が味付けされている所に、このつけ麺の妙技を感じようと言うもの。辛そうなつけ汁には焼き目が付いてスライスされた茄子に、彩り豊かなシシトウらしき青野菜と煎り白胡麻に芸の細かさが伺えた。

中太やや細ちぢれ麺は、何とも意外にも思えた何時もと同じカネジンさんの麺だそうで、聞いて見ないと判らないものだった。

そこに先述の味付け豚肉に岩海苔と水菜と半裁味玉にコチジャンらしきものも添えられていた。これが口にして見れば怒涛の感動ものスペシャルハリケーンで、それは心の旨み迸り指数板(って何?)を悉くなぎ倒して行く美味しさだった。

つい先日テレビ朝日「題名のない音楽会」で司会を務める指揮者佐渡裕氏が、オーケストラの頂点に立つベルリン・フィルハーモーニー管弦楽団の定期公演で近い将来その腕を奮う事が伝えられたが、店主もまたそのタクトを振るう様に料理を融合させて一つのつけ麺と言う名の料理を完成させていた。

チャーシュー丼の方にも手を付けると、こうしたサブメニューにも全く手を抜かない店主の、燃える闘魂の職人気質魂をよく知る事が出来たものであった。

後半になってから容器に入って来たタマネギの微塵切りや調味料卓にあった魚粉をつけ汁に入れて更につけ麺を食べ進めたが、これまた風景の楽しい変化にこちらの懐の深さを、改めて如実に実感する事が出来た本日であった。

麺が消えてからチャーシュー丼で若干残しておいた白米をオジヤのようにして行かせて貰ったが、ここ数年の目覚ましい域に到達したこちらだけに、その味わい深さに唯々敬服するしかなかった。

毎月趣向を凝らした限定が提供されているこちらで、それを楽しみにする千葉市内周辺に住む方も少なくないようだった。そんなわけでそれはそれは、気がつけば完食だった。

ご挨拶をして精算を済ませて外に出て、何気なく振り返ると定休日を案内するインフォが目に止まった。定休日は以前月曜日だけだったが、いつのまにか第3火曜日もお休みになっていた。

少し前に店主が月曜日定休日だから月曜日が定休日の美味しいラーメン店へ行けないと嘆いておられ、たまには連休告知してはと提言させて貰ったが、これでどうやら行けそうだった。

また四街道駅までてくてくと歩いて行けば、ウグイスの鳴き声が周辺に響き渡り、空き地には蒲公英の黄色い花が眩しく咲いていた。

そんな初夏前の春色がひしめいていたこちら界隈だった。いや、途轍もなく大変に良かった美味し限定つけ麺であった。

(左フォト) 限定味噌チゲつけ麺/チャーシューミニ丼/筍のお浸し/店舗周辺 (2010.05.14)


2010.05.14 毎月様々な限定メニューが提供される。

2010.05.14 キューピーが家族で迎えてくれる。

2010.05.14 アットホームな店内。

2010.05.14  以前は洋食店だったこちら。 2010.05.14  店内及び飲食物は撮影自由。 2010.05.14 四街道の由来になっている交差点。 







※第一回ワインオフ会@らあめん工房まんぼぉ番外編(2009.12.22UP)はこちら。


真夏の大空の雲のうつろいを眺めていると、モノレールは都賀駅のプラットホームに滑り込んで行った。穴川で一杯のラーメンを堪能した後、予定通りこちらに向かう私であった。

事前に調べると、都賀駅と四街道駅のあいだのバス停で降車するとさらに便利と判り、都賀駅前から千葉内陸バスの四街道駅行きに乗ってこちらを目指した。

途中には陸上自衛隊下志津駐屯地があり、かつて佐倉藩の砲術練習所が置かれ、明治政府により陸軍砲兵射的学校が創立され、昔から軍事都市の様相があった周辺だったよう。

またこちらの最寄り駅は四街道駅でそちらは四街道市だが、その市の名前の由来にもなった四つの街道の分岐路を示す道標石塔が、比較的近い場所の四街道十字路に在る。

さてバスを高野山停留所で降車し、都賀駅寄りに少し戻って、こちらの店頭に到着。正午過ぎの暑い陽射しが街を照らし、交通量のある道路に車が通過する度に赤い暖簾が揺れていた。

ちょうど若いカップルが乗用車でやって来て、店内へ入店して行きその方たちに続いた。カウンター席の店主が見える先日と同じ席の前に立ち、また来た事を告げてから腰掛ける。

そして今夏限定のカレーらあめんを、やはり予定通りお願いする。店内は2006年6月6日にオープンしたカレーとオムハヤシのお店だけあり、まだ新しい内装でそんな料理店の雰囲気に満ちていた。そうしたお店のカレールーだけに、更なる気合いが入っているに違いない。程なく到着である。

おお、優雅な香りがこだわり高い、ガラムマサラの特徴を呼び起こす。もう、カレーだけに、華麗なビジュアルだ(おやじ飛ばさない)。

夏野菜系でまとめた、ビーフカレーのラーメン。それではと口にすれば、いやいやいやいや、これぞこちらの真骨頂とも言えるラーメンで、何とも五味の冴えたもので、もう美味い美味い美味い美味い美味い美味い。

牛肉の質さえも、ランクアップしているように、感じてしまう美味しさとはこの事である。カレーだけに、華麗な美味しさだ(おいおい)。

トマトが多めに利用されており、牛肉は通常に較べて口にし易いサイズにまとめられていて、茄子も風味が存分に出る工夫がまた良かった。

中細ストレートのカネジンの麺の絡みも勿論考慮してあり、それが僅かに露出していたフルーツの甘みを拾っていた。もうニ杯目なるも、気が付けば完食である。

良かった旨を告げると、資生堂パーラーの二千円のカレーライスに負けてないルーだそう。おそるべし、らあめん工房まんぼぉさんだった。いや素晴らしかった。

(左フォト) 09夏限定カレーらあめん/お洒落な店内スペース (2009.08.15)







頑なにも見える夏らしい雲が空を覆いつつも、淡いカラーの陽射しが、それはぼんやりと現れては消えて行く。モノトーンにさえも気がつかない、そんな夢が消え失せるように。

イヤホンからは、大人になった女性四人グループの歌声が聴こえ、スポーツ新聞は元アイドル歌手の事件をクローズアップしていた、八月前半休日の日曜日であった。

そんな今日は、二年前の春頃にJR四街道駅周辺で営業を開始して、落ち着いたら行こうと思っていたら色々とあり、行きそびれてしまったこちらのその店名を見る機会があり、出掛ける事にした午前中であった。

千葉駅まで出てそこから始発の電車に乗って四街道で下車。駅から少し歩く場所にあり、強い陽射しでは無いものの夏の熱気が容赦なかった。

店頭には開店の10分以上前に到着してしまい、大汗を拭いつつ店頭で待つことにした。建物には愛らしいマンボウの絵が、トレードマークの様に描かれていた。

県道沿いの千葉市稲毛区と四街道市の市境付近にあるラーメン店で、以前は洋食店であったお店が心機一転して業態変更したらしい。周囲に出汁の良い香りが漂っており、思わず両手を下ろしてクロスさせ上へあげながら深呼吸する私であった(おいおい)。

数分前になると、乗用車で来られた家族連れがお店の専用駐車場に停めて後ろに並ばれ、その排気音で入店客と判ったのか、開店数分前なるも営業を開始したこちらであった。ドアを開かれ、涼しい店内に入る事ができ、溶けないで良かった(氷か)。

早速メニューから、「09.08月檸檬風味ver09」とも付記されていた限定の「塩冷し麺」を、後でラーメンも食したいので、その旨お伝えして麺少なめでお願いした。松戸から来た事を告げると、「それは激戦区から来ましたね〜」と、ラーメン店主らしい御発言をお聞きする事ができた。(笑)

程なくして、塩冷し麺が到着。おお、ビジュアル的にも端麗でありながら、涼やかな合えそばと言う面持ちの限定だった。通常で麺量200gだそうで、少なめでお願いしたから150gと言った程度だろうか。

冷たい麺の上にカイワレと極細千切りの人参があしらわれ、ミニトマト・カットされたレモン・ワカメが添えられ、更にその上部中心には茹がいてプリプリしたイイダコ・むき身のエビ・イカを口にしやすいサイズにして乗せられ、そこにアサツキみたいな青ネギとオーロラソースがくどくない程度に掛けられていた。

それではと檸檬を絞ってから口にして行けば、いやいやいやいやいや、もうもうもうもうもうもう、これは美味い美味い美味い美味い美味い。麺はカネジンの低加水中細ストレートが素晴らしいしなやかさで、塩ダレの濃さが絶妙にして爽やかで華麗な表現力を誇示していた。

それはもう、これぞと言う程に、気が付けば完食。真昼の幻だったかの如く、その麺料理は消えてしまった(食べれば無くなります)。と言う訳で今度は醤油ラーメンもいいかなと思ったが、こんな限定塩冷しが出てくるならと、悩んだ末に味玉塩ラーメンに決めた。

そしてメニューリストによると、通常麺量が130gに対し中盛り165gまで無料とあったので、今度は麺少なめならぬ麺多めでお願いする事にした。程なく到着。

おお、出ますた、三つ目の味玉らーめん。通常のラーメンに半裁味玉が入るケースで追加トッピングすると、しばしばこのような半裁味玉が三つ並ぶ場合があるが、今回は限定塩冷し麺で入れ忘れたそうでここに入れたらしい。

それにしても、軽く濁ったその塩スープは見るからに黄金色に輝いており、うま味の総合商社と言った風情とオーラに満ちていた。こちらもはっきり言って旨そうだ。それではと徐に行かせて貰えば、それはもう、いやいやいやいやいや、美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い。

塩ダレ・魚介食材・香味野菜・地鶏の旨みが混然一体となって、どれもが先に立つ事なく手を取り合い、その百メーター競走のテープを、みんなで切る美味しさと言えば良いのか。

ここでもカネジンの麺が生きていて、さりげなく入るチャーシューもかなり美味しく、さすが洋食経験豊富なプロが作るラーメンであった。味玉もしみじみと良かった。麺は違う製麺所かと思ってしまったが、言われてそう言えばなるほどであった。

駅から決してすぐ近くと言う訳でも無く、最寄り駅が千葉駅から更に先の四街道駅だが、来た甲斐が在った大変に美味しい二杯を堪能できた。気が付けば、二杯目も完食。いやいやいやいや、とってもとっても良かった。

(左フォト) 限定塩冷し麺/味玉塩ラーメン中盛/店舗外観 (2009.08.09)