幸楽苑 平河町店 東京・秋葉原



爽やかな青空から陽射しが初夏の煌めきとなって街に注いでいた、午前中キックオフのワールドカップブラジル大会コートジボワール戦に沸く六月水無月半ばの日曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、暮れなずむ頃の数分もすれば夜と言うそんな午後七時過ぎだった。残念ながらサッカーは初戦敗退のようで、ともあれ次戦に期待したい。

日曜日と言うことで既訪店の何処かとなって、郊外で何度となくこちらの店舗を見掛ける機会が昨今多かったこともあって行って見るかとなった。

そんなわけで、JR秋葉原駅昭和通り口前の横断歩道を渡り、その前方のガード下で営業するその店頭へやって来た。入口の上には以前と全く変わらないラーメンの画像に、昭和二十九年創業の味中華そば幸楽苑の文字が躍っていた。

さっそく入店すると、中途半端な時間もあってか数人の先客が居る程度の店内で、ここはそう言えば2階席もあったなと上へ上がらせて貰うことにした。

上は1階席よりは広く、先客も多く見受けられた。テーブル席が空いていたのでその席に腰掛けた。

メニューリストを開いて、その中の「店舗限定満点!得セット」から、極旨醤油らーめんギョーザセットを選んで、四月から販売を始めたらしい海老ギョーザに税別80円で変更出来るとしてそうして貰った。

男性グループ客が近くに居て、比較的賑やかなフロアーとなっていた。後続客が数人だけ上がって来て、カウンター席に促されていた。程なく到着。

醤油・お酢・ラー油で餃子ダレを作り海老ギョーザから行かせて貰えば、なるほど小海老が入っていて結構美味しいものだった。

極旨醤油らーめんにも手を付けると、魚介の節が効いたスープにラードを軽く入れたあっさり系の醤油らーめんで、それは幸楽苑らしいスタイルのラーメンの味わいだった。

そう言えばこんな持ち味だったなと懐かしさを覚えながら、喜多方ほど太くは無かった平打ちの多加水麺をすすって行った。チャーシューも良い感じで、気がつけば完食。いや、なかなか結構良かった。

(左フォト) 極旨醤油らーめん/海老ギョーザ (2014.06.15)


 昭和二十九年創業の味 中華そば 幸楽苑 平河町店 

 ※公式サイトはこちら

 住所:東京都千代田区平河町4番地  定休日:年中無休  営業時間:24時間営業

 アクセス:JR山手線総武線秋葉原駅昭和通り口下車。昭和通りの横断歩道の渡った場所。
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会津若松で昭和29年に実父が始めた食堂がルーツだそう。

今年の四月から始めた海老ギョーザが好評販売中。

オーダーに悩んだら、店舗限定満点!得セット。





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明るい陽射しが降り注ぎ昨日の雨を降らせた僅かに残った暗い雲も、時間を追う毎に消えてゆく五月後半週明け月曜日。

真夏では無いものの、強い陽射しは、やはり夏の陽光で街を照らしていた、昼下がりだった。

そんな今日は、またこちらへ入店する事にして見た。昭和二十九年創業、多加水熟成麺の安さがウリの大手チェーンラーメン店だ。

中へ入ると、一階の左奥付近に促され、そこへ着席する。オーダーは少し悩んだ末、塩らーめん・半チャーハン・ギョーザがセットになった、塩&ミックスセットにした。

するとギョーザは、ニンニクありなしが選択できるそうで、それならとニンニクなしでお願いした。程なく塩らーめんが到着。

おお、約四百円のラーメンにしては、ビジュアルから見ても、やはり具沢山でいい感じだった。それではと口にすれば、もう旨い旨い旨い旨い旨い旨い。

中太ちぢれの麺は、変に堅くなく喉越し良く、塩スープもそんなに強くない塩気に、まったりと来る風情があり、チャーシューやメンマ等の具も良かった。そして後から来た半チャーハンにギョーザも、損をさせない感じの美味しさがあり、的を得た戦略が良かった。

ただメニューリストは、税別価格が大きく表示されて、税込み価格が小さく記載されており、しばらく前までは結構あちらこちらで見て来たが、最近はめっきり減っており、それがマイナスイメージになっていないか、心配になる面もあった。気が付けば完食。いや、美味しくて、良かった。

(左フォト) 塩らーめん/半チャーハン・ギョーザ (2009.05.18)


今日も雲が空を覆い、気温の上がらない朝方だった。先日ひさびさに朝ラを敢行したが、朝に合うメニューが無く何だったが、よくランチに同行して頂く社内の方曰く、それなら幸楽苑があるとの事。

JR秋葉原駅昭和通り口前、横断歩道を渡った場所にある、おそらく秋葉原界隈で一番目立っているラーメン店。そう言えばこちらは二十四時間営業で、朝からラーメンが食せるお店だった。

そんなわけで、それならまた朝ラで行こうとなって、通勤電車の総武線緩行電車を降り、いつもなら電気街口に出るところを昭和通り口側の改札を出た。

ここを出ると、大抵の人は横断歩道の向こうに見える、こちらの巨大看板を拝む事になる。箸で麺を持ち上げた、麺上げのラーメンフォト。

そこにこちらの専売特許とも言える、昭和二十九年創業中華そば290円とある大きい文字。

こうしたフォトを見ると、また自分なりに浮かぶものがある。肉汁溢れるチャーシューが横たわり、麺がスープに浸っているのが見えて、湯気が迸っているラーメン。

ネギの切り口が、よく見える程にドアップにして、味玉子が半分だけ半熟になってトロンとしているイメージ。そして、ピントが奥の方だけ少しぼやけ、赤い唐辛子等がピントの外に見えた。

さて中に入り一階奥へ行き、壁に向かうカウンター席の一つに腰掛け、朝に合うメニューを探す。

おお、限定らしいが、和風つけめん税別390円のフォトは、見るからにさっぱりしていそう。もうこれしかないとお店の方にそれをオーダー。程なく到着。

それは、冷やしタヌキもりそばの麺を、中華麺にした感じのもので、いわゆる中華ざるに天カスがついたもの。

それではと口にすれば、つけ汁は殆ど蕎麦屋のもりに浸す汁で、どちらかと言えば更に鰹節を効かせたもので、いやこれはもう、旨い旨い旨い旨い旨い旨い。

目をつぶれば、高原の峠の茶屋の木立ちの下で、そよ風を頬に感じながら、それをすすっているかの様なさわやかさ。気が付けば完食。さすが多加水熟成麺の幸楽苑さん。いや、ズバン!と、良かった。

(左フォト) 季節限定・和風つけめん/店頭入り口 (2008.08.12)


年末年始は飲食店が殆ど休みで、こちらへ入店することにした。社内の方が随分来ている様で、「あそこいいね」とかなり好評となっていた。今日は塩ラーメンとチャーシュー丼をお願いして食した。

やっぱりと言うか、こだわるとラーメンは麺が命と言う事だろうか。スープもまずまずで、チャーシューも進化していた。

(2004.01.01)


前回食べた時から随分経ち、TVで経営する会社が紹介され、気になり出して来たので入店する。うるさい程の挨拶は無くなり、程よい掛け声で良い感じ。

禁煙になっている様でそれもプラス評価である。下敷き状のメニューを見て、味噌チャーシューにチャーシュー丼もお願いする。程なく到着。

湯(スープ)は味噌があっさりで薄味の傾向だが、逆にさっぱり感が良い方にシフトして美味しく頂けた。

七味唐辛子が軽くかけてあるのが良い。テーブルに辛みを効かせたツブニンニクがあり、少量入れて見たらこれも合っていて良かった。

チャーシューが気持ち厚くなっている感じ。チャーシュー丼も海苔がたっぷり入って細かく刻んだ味付けしたチャーシューもしっかり入って美味しかった。

精算時に千円でおつりが来る金額で財布に優しいお店と言える。という訳で指数を大幅見直しとなった。ただし、やけに喉が乾くラーメンであった事を付け加えておきたい。

(2003.10.05)


梅雨の中休みの感がある天気が良い日曜日。もう一度行くか、と云う事でまた入店。今日は一階奥のカウンタ席へ通され着席。メニューを見て、幻の味復活とある喜伝らーめんにチャーシュー丼とギョーザをオーダーする。このお店の事情に詳しい社内のT君によると、「以前の店名が喜伝(きでん)って言うんスよ、ブイッ!」彼は言葉の最後に必ず手でVサインをして「ブイッ!」と言うクセがあったりする。つまり以前の店名で出していたラーメンらしい。

ところで一階はやたらうるさい。厨房の方が挨拶やらなんやらと、やたら連呼するからだったりする。しばらくして注文品が到着する。幻の味復活ってどんな?と云う事で食した喜伝らーめんは、どうかこのまま幻のままにしておいて欲しかった味であった。湯(スープ)は一見豚骨醤油の様になって、薄く濁ってチーユがしっかり入っている仕様で、昨日トップレベルの豚骨醤油を食したせいもあり、スープを九割以上残してもったいない事をしてしまった。

ただ麺はしっかり食べる事が出来た。となりの方が何かブツブツ言って注文したものを半分以上残して去って行った。それを不思議そうに片付ける店員が印象的だった。そうそう、チャーシューはしっかりとっても薄かった。今日は思わぬ所でアンビリーバブルな体験をしてしまった。スープをこういう形で残したのは、サイト開設以来初めての様な気がする。フォトも載せる気がしない。

(2003.06.22)

先日会社の方から教えて貰ったこちらが、本日オープンと言うことでその店頭へやって来た。大変に人通りの多い場所で、もの珍しさも手伝ってか五人ほど並んでいる列の後ろに着いた。昭和29年創業、多加水熟成麺と記されており、ガード下壁一面に湯気が出た旨そうなラーメンのフォトが貼ってあった。入店するとファミレス方式の様で何か雰囲気がそう言っていた。券を買う事無く、2階のカウンタ席に案内されて着席。並んでいた時にフォトが入ったメニューを見ていて、醤油厚切りチャーシュー麺が旨そうだったのでそれとテリヤキ丼をオーダーした。

これで成人男性でも結構な量になるがそこに、「餃子もいかがですか」と来たので、「え、さらにですか?」と言ったらその若い女性従業員は笑ってカウンタ内に消えて行った。ふと振り返ると御洒落な内装に裸電球がレトロチックにあしらわれ、天井付近の壁には黒板に模したボードが二枚貼ってあり、何やらツラツラと書かれてある。読むと50代後半以降の方なら泣けて来る様なノスタルジックな文章で要は、昔はこんな雰囲気でしたねと言った事が書かれ最後に、ここのラーメンはその当時を模していますと締めている。

会津という地名が出て来て、思わず喜多方ラーメン?と感じる。少し紹介するとこんな書き出しであった。 ― 中華そばが大好きだった。祭りや映画の帰りにくぐる朱いのれんに胸が踊った。ラヂオの流行歌、アルミのテーブル、スープとコショーの香り。大変盛況でしばらく待ったが、意外とすぐに到着。湯(スープ)は鶏が前に来てほんのり魚を感じるあっさり醤油。調味料と油で整えた感じだった。

ある意味、昭和29年のラーメンと言えばそんなものかも知れない。近代的なラーメンはつい最近になって確立しているだけに、昔を懐かしみたい方にはうってつけの、そこを狙った価格を抑えた上手い商法のラーメンと言える。閑話休題。麺は細ストレートで多加水熟成麺とうたっているが全体的に言ってもちりめん亭の別バージョンのお店と云った感じでこれで判って貰えると思う。価格が安いのが大変良い、味もそこそこに良いラーメンであると思う。

喜多方ラーメンと全然違うラーメンで甘さが気になった。自宅に戻り、インターネットで調べて見ると公式ホームページもある、東北と関東に100店舗以上有するファミレス風のラーメン店チェーンであった。戦略的に優れているが例のくだりの「中華そばが大好きだった」と云う文字をもう一度だけ読み直して欲しいと思った。また、ひとつ気になったのはデフォルトのラーメンには海苔が一枚ついているのに、具が多い単価の高いラーメンにはそれが無いと感じた事だった。

(2003.05.23)