船橋こまつや 千葉・大神宮下





真夏の置き土産の紐を解いたかのように暑い陽射しが朝から注いでいた、秋と呼ぶにはまだ早いそんな9月半ば火曜日の正午頃だった。

6年前の年明けに一度だけ訪問したこちらだが、何とは無しにまた行って見たくなり今回訪れて見る事にした。八幡から京成の各駅停車に乗って大神宮下で下車。

行きすがらの大きな鳥居に思わずその奥にある船橋大神宮にも参拝しようと、境内を進んで行き本殿手前にあった賽銭箱に小銭を投げ入れ鈴を鳴らして合掌。

そんな神社参拝を済ませてから、目的地であるこちらの店頭へやって来た。ほぼ変わらない店頭だったが、赤い暖簾が一新されていて、自立看板の上にあった黄色い回転灯が入口左上に固定されていた。

入店すると以前と同じように夏休みのあるこちらのようで、そんなインフォが右手の壁に案内されていた。メニューを見上げて今日はチャーシュメン並盛と一緒にカレーライス中盛もお願いした。

それにしても今日も盛況な店内で、先客が帰っても直ぐ後続客が入って来てほぼ満員が続くこちらであった。

若干値上げしたようだが、それでもラーメン400円にチャーシューメン500円、チャーシューの大盛チャーシューメン700円はどれもが実に廉価と言えた。

前回と同じように入口前のカウンター席へ腰を降ろしたが、奥には山小屋ロッジ風の内装のテーブル席があるこちらだ。

また今回来て見ると見開き式のお店のインフォカードがあり、手にとって開いて見ると中に判り易いこちらの案内地図が印刷されていた。そこでは店名を「らーめん 船橋こまつや」としていた。

青い用紙と赤い用紙の2タイプがあったがどちらも内容は一緒で、表紙には何故か目が回っている恵比須様が描かれており、裏側には「こころを込めたラーメンの味」と記されていた。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、これが実に味わい深い美味しさ。あっさり醤油のスープはやや独特な一面を感じるものの王道一直線なスタイル。

麺は特注らしい中細ストレートで、程よいコシと柔らかさがまたいい。チャーシューは薄いものの柔らかくプリプリしてとても旨いもの。

一瞬だけみじん切りされたタマネギに月梅@本八幡の息吹を感じたが、また違った風合いがこちら独自の路線を思わせた。つややかなワカメもそんな中で輝いていた。

そして今度はスプーンに持ち変えてカレーライスを口にすれば、トロトロに煮込まれたビーフカレーがまたとんでもなく良かった。

口の中で肉の繊維が解けて行くのが判るもので、添えられたライスと福神漬けにもまたこだわりが感じられて美味しかった。

それはもう気がつけば完食。精算時女将さんにさりげなく開業してどれくらい経つかお聞きして見ると、30年経つんだそうで昭和56年頃から営業されているようだった。

いや、ラーメンもしみじみと旨かったがカレーライスもかなり良かった、そんなチャーシューメンが安いこちらと言えた。


(左フォト) チャーシュメン/カレーライス(中)/店舗外観 (2011.09.13)


 らーめん 船橋こまつや

 住所:千葉県船橋市宮本6-5-13  TEL047-425-0686  営業時間:11:00〜15:00頃

 定休日:不定休 ※ただし梅雨明けから8月末まで及び年末年始(12/30〜1/14)はお休み

 アクセス:京成電鉄本線大神宮下駅下車。改札前の道を左手へ進み大神宮下交差点を更に400m
       ほど直進して行った右側にあり。徒歩およそ8分。



  2011.09.13 最寄り駅は高架化された大神宮下駅。   2011.09.13 周辺に船橋大神宮の通称で親しまれる意富比神社がある。


京成電鉄の大神宮下駅近くに、不思議なお店があるらしい。夏になるとお店を閉めて、海水浴シーズンが終わるとまた営業を再開するらしい。たまに急用が出来るとお休みらしい。

そしてラーメンの価格が安い割りには、えらく美味しいらしい。

どうやら夏期は、海水浴場で海の家を営業している模様。そんな感じで以前から、気になっていたが未訪だったので、本日行って見る事にしたのであった。

八幡駅から京成電車に乗り、下車駅近くに近付くと、はて?上りの線路が無い。高架線工事がかなり進行した様で、上りだけは既に周辺だけ上に上がっていたのだった。

大神宮下駅で降りて、しばらく歩いてこちらに到着。中に入ると、比較的狭い店内。かなり混んだ店内。空いている入口近くののカウンタ左端に着席。

なるほど、ラーメンは350円で安い安い。厨房には初老のご夫婦がおられ、歴史がありそうな内外装の個人経営の風情が良い。

チャーシューメン450円をお願いする。メニューを見ると、醤油味だけで、具材を変えたメニューが並び、大盛の他にジャンボと言うのがあり、名前からして凄そう。

チャーシューの大盛もあり、何れにしても低価格の値段設定。程なく到着する。湯(スープ)は、胡椒が効いた東京醤油っぽい感じで、麺は中細やや太ちぢれの良い感じ。

しっかり刻まれた玉ねぎが浮く、まずまずの油感で良い。チャーシューは麹味噌の様な旨味が肉汁に染みた感じのなかなかのもの。払う金額から考えれば、この上ないラーメンであった。

帰り際、「夏は海の家をやっているって聞いたんですけど、どちらでやっているんですか?」とお聞きすると、「もうそっちはやめたんですよ」とのこと。

「じゃっ夏休みは無くなったんですね?」と確認すると、「いやいや」との事だった。

(2005.01.26)




2005.01 チャーシューメン普通盛



2005.01 チャーシューメンが安くて美味しい店



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