神田小松屋 東京・清水坂下





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少し走れば小汗が滲む程に、澄み渡る青空から陽の光が射す、いつもの風の吹きだまりも穏やかな、五月後半水曜日の朝だった。

遅いランチ時に外へ出れば、気持ち良い風が駆け抜けているものの、五月の強い陽射しが、夏のページをめくっていた昼下がりであった。

そんな今日は、またこちらへ行って見ようと言う気になり、蔵前橋通りを進んで行き、緩やかな傾斜の妻恋坂を上がって、店内へ入って行った。

駅から離れている所為か、ピークは過ぎた感じの、店内が広がっていた。メニューを見ると、また期間限定とある、新メニューが発売されている。

850円と言う金額ながら、悲しいサガを確かめる訳でも無いが(おいおい)、その新たまねぎ入りとある「元祖からごまらーめん」を、ランチサービスメニュー「ぶたみそごはん」105円と共にオーダーした。

先に大目に盛られた、ぶたみそごはんが来たので、それを食し始める。今回の様なセットオーダーにすると、大抵はラーメン同時に持って来るケースが多い。

しかし時間が限られたサラリーマンの昼食時間だけに、この様に先に持って来てくれるのは大変有り難いことと言えた。

ライスだけ先に来て、餃子が後から遅れて来る事のない様、そうしたパターンが定着している訳だが、この様にケースバイケースで、先に持って来てくれるのは、とても嬉しいし素晴らしい配慮だと思う。

カウンターテーブルには、高菜のサービス惣菜もあり、それも途中で上に乗せて楽しませて貰った。

ぶたみそがご飯と絡まるだけでも良いのに、そこにまた高菜も重なる桃源郷が(桃源郷なのか?)、広がるオンライスパラダイスワールド。そしてラーメンも、程なく到着。

おお、坦々麺と名付けるには、また何処か違う風情があるとしたいのか、その名は元祖からごまらーめん。元祖って何が元祖なのか、と始まってしまうが、とりあえず気にしない。

ともあれ到着したそれを、レンゲも携えて口にすれば、そこはもう、ゴマの風合いよろしく、旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。

ゴマがラー油と合体した、そんな風味が全体を覆う、坦々麺風なラーメンだ。

麺も風情豊かに喉越し良く、厚くざっくりと刻まれた新たまねぎが多めに乗っていて、それがまた確かに一つの個性を作っていて良かった。

揚げネギが底の方に沈んでいて、それがコクのあるスープにもしていて、そして特筆すべきは入っていた味玉子で、半熟の黄身が何ともねっとりと来る食感で美味しかった。

(左フォト) 期間限定・元祖からごまらーめん/ぶたみそごはん (2009.05.20)


 神田小松屋 (かんだこまつや)

 住所:東京都千代田区外神田2-19-2  TEL03-3251-4757  定休日:日曜日・祝日

 営業時間:平日11:30〜24:00/土曜11:00〜20:30

 アクセス:JR御茶ノ水駅聖橋口下車。左手を回るようにして聖橋を進んで行き、湯島聖堂前交差点
       を直進。そこから100mほど進んだ清水坂下交差点の手前の右側にあり。地下鉄銀座線
       末広町駅からも徒歩圏内。秋葉原周辺拉麺MAPはこちら


朝どきは、一度雨が収まった曇天の空で、梅の綻ぶ花が鮮やかに浮かんでいたが、遅いランチ時に外へ出れば、また雨がぶり返していた、春を待つ二月下旬の木曜日だった。

そんな今日は、またこちらへの再訪を思い立ち、妻恋坂交差点の横断歩道を渡り、緩やかな坂を上がり、店頭へ到着したのは午後一時過ぎだった。

見ると、期間限定とある、ラーメンが始まっていて、その名も「若者らーめん」とあり、遠目で見た時は「若貴らーめん」と見えてしまった(おいおい)。

そして近づけば、美味しそうなラーメンフォトもあった、店頭だった。

黒こしょう風味のとんこつらーめんとその下にあり、前回は醤油らーめんだったので、今回は塩らーめんと思って来たが、期間が限定されているとなると、次回来たらもう無い場合もあり、今回はこちらとする事にした。

とんこつらーめんとも、紹介されていたそのラーメンは、とあるラーメンとも似ていた。

中へ入ると、お店の方に窓際の席へ促され、腰掛けてからその限定と、105円ごはんシリーズの、「いわのりごはん」もお願いした。程なく到着。

やや茶濁した感じの、さらさらした風情のスープに、モヤシと青ネギが多めに入り、味玉子とチャーシューも添えられていた。

「とあるラーメン」と先述したが、それは宮崎ラーメンの代表的なラーメンの一つの「直ちゃんラーメン」で、以前神田にあったラーメン店で食したラーメンが、思わずフラッシュバックしていた。

それではと口にして見れば、豚の背脂の甘みが前に来る、薄い豚骨醤油スープと言う風情に、黒胡椒の辛みがやや強めに出た感じのラーメンで、なかなかのシフトに、もう旨い旨い旨い旨い旨い旨い。

麺は、中細ストレートの柔らか目で、九州豚骨に見る細ストレートの、風情とはまた違うものだった。そう言えば宮崎ラーメンの麺は、どんなものかそこら辺の知識は少なかった私だった。

それにしても「若者らーめん」と言うネーミングが面白く、トンコツらーめん→こってりしている→若い人に人気がある→若者らーめん、と言う図式の元に決まった所だろうか。

ともあれ、他の何処かでも味わった気がする、シフト感のあるラーメンでもあり、支那そばに近い豚骨ラーメンと言うイメージとか、尾道ラーメンと言う路線にも近いものがあった。

味玉子は半熟トロトロのもので、これが入っている事により、損した気にはさせない所が、さすがな神田小松屋さんだった。

また、ラーメン店のサブメニューとしては珍しい、そんな岩海苔ごはんだが、これが又なかなかの美味しさがあった。

気が付けば完食。いやいや、このらーめんも、良かった。

(左フォト) 期間限定・若者らーめん/いわのりごはん (2009.02.26)


湿気が充満した朝の通勤電車。車窓が水滴で、見え難い風景。足の踏み場を探す程に混んだ車内。思えば中学生の頃から、そんな満員電車で東京を行き来していると、ふと気が付いた九月後半の雨の滴る木曜日だった。

余談だが、以前に段ボール肉まんを販売していたお店が、今度は今話題の方の饅頭を発売している様で、今後の営業日はこんな感じらしい。閑話休題。

正午を過ぎても天気は変わる事なく、小雨そぼ降る末広町界隈。

そんな今日は勤務先が末広町となって、格段に至近距離となったお店が沢山増え、まだまだ気になっていながら訪問していないお店があり、その一つのこちらに本日は行って見る事にした。

サラリーマンのランチタイムも、ほぼ終息となった午後一時を回った時間に入店。

こちらも界隈の人気店だが、さすがに4〜5人程度の先客。好きな場所にどうぞと、4人掛けテーブル方面に促され、壁際の椅子に腰掛けてメニューリストを手に取る。

そこから選んだのは、しょうゆらーめん630円とぶたみそごはん105円で、奥さんらしき接客案内係の方から、旦那さんらしき店主にオーダーが通る。

以前は喫茶店だった店舗らしく、こうやって眺めても、そんな雰囲気が伝わって来る店内。程なく到着。

105円のご飯物は、背の低い湯飲み茶碗に入ったもので、けして量は多くないが不思議と肉餡掛けの所為か、意外とボリュームを感じるもの。キュウリの漬け物惣菜があり、これは素晴らしいサービス。

そして醤油らーめんに手を伸ばせば、もう何とも歩いて八分走って発奮(おいおい)、もう旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。いや美味い。

煮干しの風情が高い豚骨鶏ガラ魚介スープで、そこに良い感じの甘味が足され、醤油も濃くないものの風味豊かなこだわりの高さ。

麺はこちらも実は大成食品で、カン水の風情が大変に絶妙な、コシの良い中細ちぢれ麺。気が付けば完食。いや、さすが人気店で、サブメニュー共々、これは良かった旨かった。

(左フォト) しょうゆらーめん/店舗外観 (2008.09.18)



期間限定で「塩つけ」をやっているとの事で、この際だから行ってみた。比較的広い店内は、今日も盛況。あつもりで出来るとの事で、インフォを見ると並盛でも大盛でも税別700で勿論大盛でお願いする。程なく到着。

つけスープは強塩・ダシ弱だが柚子が入って良い方向ではあった。チャーシュー増量タイプとあり、かっぱえびせん見たいなつけ麺である。醤油の時と同じで、ラーメンのスープにしては濃く、つけスープにしては薄いどこかアンバランスな所を感じる。麺は「あつもり」より、「ややあつ」で丁度良い感じになるのでは無いかと思った。

(2004.01.22)

周辺は、年始挨拶のスーツ姿でひしめきあっていた。年始明けの月曜日だから当然と言えば当然。飲食店もそんな訳でどこも満員御礼状態。天神屋も行列が出来ていたので、席数の多いこちらへ入店。中に入ると、魚ダシの良い芳香があり入って大正解。これは出て来るものが楽しみとなる。

ランチタイムのみ、あつもりをやっているインフォがあり、それを大盛りのチャーシュー追加でお願いする。タイミングが良かったのか店内盛況の割りには程なく到着。つけスープの仕様は魚をしっかり感じ取れ、軽く一味を効かせたもの。麺は太平でなかなか。

インフォ通り、麺もスープもアツアツ。チャーシューは刻んで、つけスープに沈んでいて、旨く配慮の高いもの。つけスープを見た時、割りスープは無い仕様なのかなと思ったが、割りスープもある様でお願いして飲んだが、節系が旨くでたなかなかのものであった。麺の盛り具合も満足行くものでとにかく説得力があり良かった。

(2004.01.05)

アスファルトの照り返しが、都会の真夏を脚色する日差しがかなり厳しい火曜日の昼過ぎ。ずっと頭の隅にあったけど行かなかったお店のひとつである。久々訪れると、以前はあった煮干しの匂いが店内から消えていた。

今日はカウンタ席が午後一時半近くとあって、ガラガラで真ん中やや右寄りに腰をおろす。テーブル席には先客が数人おられる。人の良さそうなベテランの女性の方に、奥に若い感じの方と、外に出たり入ったりの店主らしき方がおられた。確か前も同じ様な光景を見た気がした。醤油しらがネギ味玉にいわのりごはんをお願いする。程なく到着。

湯(スープ)はやはり煮干しが無く魚を変えたそうである。だが、これはこれで非常に煮干し以外の魚ダシが前に出ながらも、他の食材と一体感がある、なかなかのスープである。麺も中細やや平ちぢれでやはり良かった。しらがネギの具合も良いし、味玉もチャーシューも以前の様に良かった。

(2003.08.05)

店内は煮干し系の甘い匂いが充満して良い感じ。醤油チャーシューに味玉をオーダーして食す。湯(スープ)はあっさり醤油に煮干しとカツオをダシにしているそうでなかなか良い。麺は中太ストレートでスープがよく絡み美味しい。チャーシューもトロカタ系で良いし、味玉もやや半熟系で旨い。

(2003.02.27)


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