らーめん食べ歩き 
 らーめん寺子屋 小槌@千葉県松戸市・稔台※閉店

2003.12チャーシューメン
2005.04つけ麺冷盛中盛


アクセス

新京成電鉄みのり台駅の改札を出たら右折して踏切を渡りすぐに歩道橋のある交差点を直進して二つ目の左路地を入り程無い右側。徒歩およそ4分、松戸市稔台96-7。
定休日 木曜日
営業時間 11:30〜14:00/18:00〜23:00(日祝〜21:00)


本八幡・菜の店主に、こちらがまた良くなりましたよ、と以前教えて頂いたのを思いだして、久々入店する。開店直後で、入口に掛けたばかりの暖簾を潜って店主と御挨拶。世間話しに花が咲いた後、つけ麺冷盛中盛650円をお願いする。寺子屋の話しになり、今月を以て終了だそうで、およそ60人の方が卒業して閉校らしい。程なく到着。

比較的細い麺は適度なコシで、その喉越しは何とも嬉しいもの。つけ汁は醤油ダレに酸味が爽やかで、奥行き感のあるもの。これに別皿で、食感の良いシナチク、菜直伝の美味しいレアチャーシューと青菜が付く。スープ割りも良かった。気がつけば完食。いや、なるほど良かった。

(2005.04.16)


つけ麺も始まっていて、また行きたいと思っていたら、もう春も最終コーナーである。新鎌ヶ谷から、新京成線電車に乗り、みのり台で下車し、周辺の喫茶店で一息ついてからこちらに向かう。風が午前中よりも出て来た感がある。店内に入ると、店主と目が合い、「あ、これはどうも。お久し振りです」と、たった一度しか訪問してないのに、よく覚えておられ、感激する。

私なんか、一カ月後に来られたお客さんに、「この前はありがとうございました」と挨拶を受けて、「冷蔵庫調子いいですか?」と応えると、「洗濯機です」とか、「この前下見で、今日買いに来ました」なんて、たまにあったりする。ご婦人がよくサイトに訪問しておられるそうで嬉しい。

つけ麺をお願いすると、冷たいのと、暖かいのと、どちらにするかとなって、外気温が上昇しているもあって冷やもりでお願いする。その場合、熱々と言うネーミングはどうなるんだろうと気がつくと、メニューのその名の下に、春つけ麺とあり、「これになるんですか?」「あ、そうです、夏にはまた名前を変える予定です」との事だった。

店主がデザインされたらしい小槌のマークがご自身の服や、ドンブリにあしらわれていた。何年後かに、町を歩いていて、ラーメンチェーン店の前を通ったら、このマークがあったら何て想像しながら、つけ麺を待つ。程なく到着。

やつぱり良い自家製麺を核とした、甘酢が強いにも係わらず、油感のイカしたつけ麺であった。甘酢が強いだけで閉口する傾向の私だが、その甘酢が何とも言い難い、良い効果と味つけとなって、今の季節にぴったりなつけ麺を堪能出来た。

(2004.05.26)


松戸市五香のらーめん寺子屋卒業生のお店が「麺屋嘉夢蔵」の近くに出来て、気になっていたので行く事にした。らーめん寺子屋はラーメン塾で、そこで勉強して自分のラーメン店を夫々独自のスタイルで運営出来る様で、十三湯麺の松井さんが師範で開設したものである。そういう訳で初めての寺子屋店体験となる。

店名の名前が面白く、「一寸法師」のお話しに出て来る「打ち出の小槌」を指しているのであろうか?何でも夢が叶う不思議な小槌だが、ドラえもんが、「あらら、のび太く〜ん、もうー、しょーが無いな〜」とか言って、出しそうなグッズである。今の子供は「鶴の恩返し」とか日本の昔話しを知っているのだろうかとふと思う。

暖簾を潜ると小さいカウンタ席と、テーブル席が二卓程度の小さいお店であった。店主がおられるカウンタ前の席に着席して、チャーシューメン750円をお願いする。メニューの価格はどれも比較的低く抑えられ、財布に優しい感じというのが第一印象。

「チャーシューは菜さんを参考にされているらしいですね」と申し上げると、「ええ、店主にチャーシューの作り方を習いました」との事だった。奥に製麺機が見え、自家製麺のお店と言う事がすぐ判る。豚骨と鶏に、魚のダブルスープらしい。程なく到着。

湯(スープ)は前半ダブルスープと言うよりは鶏だけが30m先を歩いている感じを受けたが、後半スープが温くなって来ると魚が顔を出す感じであった。それにしても始めは熱かったのがすぐに温くなるスープである。でもそれで魚ダシが顔を出すのだから面白い。

世間話しをすると、仕入れ先から鶏ガラは肉が沢山付いて来て、丸鶏に近いスープが作れると言う事で、見せて頂くと鶏皮までしっかり付いていた。また香味油はネギやニンニクを入れているそうだが、香り付け程度でほんの微量しか入れていない事が判り、今食べたラーメンがとってもよく理解出来たものだった。妙に鶏油らしきものを感じたのもそれで判ったし、香味油が微量だからすぐ温くなるのであろうか?

自家製麺は中細ストレートの多加水で、なかなか良く出来た麺。甘みさえ感じ取れそう。チャーシューもさすが菜直伝のレア感は少ないものの、しっとり感あふれる雑味の少ない比較的旨いもの。シナチクも薄味が功を奏して食感も良く美味しい。

総括的には昆布と椎茸の無化調で、手頃な価格でこれだけのラーメンが食べられるあっさり系の良いお店で、今後が凄い期待出来るお店であった。ただ気になる事はこちらに入る前に一服した喫茶店での客層が、なんだかこってりが好きそうな方が多く見受けられた事である。

(2003.12.28)


喜劇らーめん食べ歩きTOP