麺屋 吉左右 東京・木場



深夜のあいだに、初雪が周辺に空から舞い降りた様で、朝方にカーテンを引けば、眩しい陽射しが更に眩しくさせる。そんないつもより遅い初冠雪に、早咲きの梅が咲き出した木曜日。

ふと何故だか、こちらへと言う気になり、出掛ける事にした。風の強い外だが、陽射しも良く、それ程の寒さでも無い感じだが、ひとたび風が強くなれば、襟を立てて寒さをやり過ごす。

正午過ぎに店頭へ到着。おお、やはりおそるべしな、外列が待ち受けていた。およそ20人程で、その後ろに就く。前回から一年半振りだが、実は何度かこちらに来た事があり、その待ち客の人数の多さに、近くの未訪店へとシフトチェンジしていた。

しかし今日は覚悟を決めて並ぶ事にしていた。バッグに入れていたラーメン本を見ながら時間を潰して行く。こちらは二年前の1/17に、開業していたのが目に留まる。ちなみに今日は1/17。前の方には10人分の椅子が用意され、列の先頭には暖かそうな電気ストーブがあった。

ああ!・・・何と、今日はこちらの満二歳となる、誕生記念日の日であった(気がつくのが遅い)。

こちらの建物のマンション入口辺りで並び始めてから、およそ50分経過した頃に入店でき、開店記念日のお祝いの御挨拶をしつつ着席。

オーダーは、外に用意された椅子に座れた時に尋ねられており、今回は悩んだ末に、味玉つけ麺普通盛り(麺300g)にしていた。程なく到着。

やっぱり旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。とろみのある鶏豚骨魚介のつけ汁は、旨みのオンパレードで、太いコシの麺は、ドラマティックな程に高い質感の麺。麺300gなるも、気がつけば完食。

こちらのお店が開業してまもない頃、まだ今の様な行列は無かった。しかしある程度の行列店にはなるだろうと思っていたが、予測以上の人気を誇っており、二年近く経過しているとは思えない厨房の輝きを見た時、その列の長さが理解できた気がした。

変わらぬ姿勢、変わらぬ旨さ、それだけでは無い哲学。 いや、旨かった。

(左フォト) 味玉つけ麺 (麺・汁) (2008.01.17)


 麺屋 吉左右 (きっそう)

 住所:東京都江東区東陽1-11-3 定休日:日曜及び第一・三水曜

 営業時間:11:30〜15:00(スープ切れ終了)

 アクセス:東京メトロ東西線木場駅沢海橋方面改札口下車。徒歩およそ5分。


     
店名にもこだわる路地裏系のお店。 2006.03 チャーシューらーめん大盛 2006.08 チャーシューつけ麺大盛(麺) 2006.08 チャーシューつけ麺大盛(具・汁)

なお店で、ラーメンやつけ麺を食べていると、新たに見えて来るものが、あったりする今日この頃。久々こちらへ行って見る事にした。営業時間の短い、自家製麺が秀逸な、こだわりの高いお店。今日も、朝から茹だるような暑さ。そんな中、いつも通勤で利用する東西線電車に乗って、木場駅まで乗り越す。実は勤務先に野暮用があって、西葛西駅で乗降したりした。店頭に到着して中に入ると、五人近い周辺の方らしき先客の方々。そんな訳で奥からつまっていて、手前の入り口近くのカウンタ席に着席。店主は奥の方におられ忙しそう。

チャーシューつけ麺を大盛でお願いする。見るとカウンタ上に小さいインフォが増えており、「こだわりの麺は毎朝製麺機で作っている自家製麺。」で始まる文章があった。程なく到着。いやいやいや、前回と較べると、またちょっと違った感じだったが、やつぱり、旨い旨い旨い旨い。何れにしても、麺はもっちり、汁はばっちり、仕事はきっちり。(喜劇らーめん食べ歩きR)(←おいおい) 後半になって、某店でお聞きした事を思い出し、卓上のコショウを少し入れて食して見る。なるほど、何となく「夢うさぎ」さんに近いものがあった。気が付けば完食。いやいや、いや旨かった。

(2006.08.10)


つけ麺に対して、らーめんに使用している麺は、熟成を変えているらしい。そんな事を知ったら、吸引力の高いこちらへ、また行きたくなった。しかも二店の店名が出た日には(は?)、だった。そんな一度行って良さが判った、麺に強いこだわりを感じるお店。平日が休日に戻った仕事となって、空いた東西線電車を休みの日も乗って木場駅に到着。正午前に入店すると、先客2。らーめん大盛にチャーシュートッピングでお願いする。程なく到着。

おおおおお、いやいやいや、いや、なんちっゅう麺のもちもちさ。スープも香辛料高めのメリハリあるこだわり高いスープ。いや、旨い旨い旨い旨い旨い旨い。麺が何と言ってもいい。熟成を高くしているらしい。チャーシューも、やつぱりやつぱり良かった。このスープのシフトで、これだけ良いと思うのは、独学ゆえなのか。もう、うっちゃり、いや、うっとり。多めの麺にもかかわらず、気が付けば完食。いや、旨かった。

(2006.03.13)


比較的暖かい、陽射しも顔を出す木曜日。木場駅近くの新店が気になり、行って見る事にした。つい先日まで通勤ルートだった、電車に飛び乗り木場へ向かう。午前10時過ぎで、比較的人もまばらの、快走する快速電車。通勤時間帯もこの様に快走して欲しいものだった。木場駅で下車すると、開店時間まで少しあったので、付近にあった洲崎神社周辺を散策。用水路の様な川には、小型船が停泊していた。時間になったので店頭に着くと、まだ半開きのシャッター状態だったので、下から覗き込んで開けて貰う。

先月の17日にオープンした新店で、店内はもちろんピカピカ。短い営業時間といい、若いご夫婦が営業しているといい、町屋の勢得さんを思い出す。メニューから、チャーシューつけ麺普通盛麺300g1000円をお願いする。ちなみに大盛は450gらしい。店主とお話をすると、以前はアパレル系のサラリーマンだったらしい。独学で開店させたそう。店名は、良い知らせがあちらこちらから来ると言う、意味があるらしい。まるで高級料亭の名前の様で、品があって良い店名。程なく到着。

おおお、これは旨い旨い旨い旨い旨い旨い。全てにおいて、丁寧な作り込みが感じられる逸品。麺は太ややちぢれで、プリプリとしていながら、表面が判らない程度にざらつきがあり、よく汁をそわせてくれながら、モチモチさがたまらない秀逸さ。つけ汁は魚介がぶわんと来て、香味油が汁の濃度を高めた感じ。チャーシューも綺麗な霜降り状態で良かった。ただぬるいつけ汁で、これだけは譲れない、こだわりがあるのかも知れない。気が付けば完食。期待の路地裏系ラーメン店で、渋谷の「はやし」さんを思い出す系統なのだった。

いや、旨かった。
(2006.02.02)


喜劇らーめん食べ歩きTOP