博多長浜らあめん 錦雲豚
東京・浅草橋 ※閉店





雲が多めで青空が僅かに顔を出しているものの、これから一日中晴天の天気予報だった、九月下旬就業土曜日の朝だった。駅前周辺では待ち合わせする人たちが点在しており、夫々が思い思いの服装をして立っている。

そこはここが秋葉原と判る服装もある、土曜日朝の秋葉原駅前であった。先日秋葉原界隈で整体業を営む、無類のラーメン好きであるY氏から、また新店情報をメールで頂いた。そして実際に実食されたようで、再度内容補完メールが来た。

すると本格的な博多長浜系らしく、と言う事は完全無欠のド豚骨ラーメン店らしかった。実は通勤で利用する総武線電車から比較的派手な看板を目にしており、場所が判りながらもある程度落ち着くまで待っていた矢先だった。

店名は如何にも中国古典文学「西遊記」で、主人公孫悟空が操る乗り物のキントウンと言う雲をもじったもので、人気アニメ・ドラゴンボールでもまた違った孫悟空が同じ乗り物を操って活躍している。

そんな訳でそろそろ期も熟して良かろうと、営業を兼ねながら本日のランチ時に出掛ける私であった。陽射しがやや強い正午過ぎ、ガード下から程近い店頭へ到着。

おお、なるほど豚骨の香りが漂う周辺で、本格博多ラーメン店である事が、入って食す前から判った店頭であった。今月8日頃にオープンしたようで、二週間強が既に経過したこちらだった。中に入るといい時間もあり、ほぼ満員で盛況な店内が広がっていた。

カウンター席奥の少ない空席の一つに促されて着席。壁のメニューと張り紙のインフォを見ながら、何のラーメンにするかと考え始める。

するとチャーシューは三元豚を使用しているとあり、チャーシューめんを見ると850円で、ブランド豚によるチャーシューめんの割りにはお手頃で、思わずそれをオーダー。

事前に店名をネットで検索すると、店名と同じブランド豚がヒットして、その豚肉がもしやチャーシュー?と思って来たが違っていた。

カウンターには博多ラーメン店と言う事で、辛子高菜や紅しょうが用意されており、濃い口嗜好者用にらあめんタレというのも置かれていた。程なく到着。角皿に乗せられてやって来た。

おお、チャーシューがかなり多めに入っており、目はたちまちハートーマーク。それではと行かせて貰えばこれがもうもう、いやいやいやいや、美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い。

そのスープは如何にも高火力でしっかり炊いた感じで良いトロミが出ており、血の臭みを殆ど感じない所からみて、血を完全に抜いた豚骨を利用している感じで、これでもかのコラーゲン攻撃に思わずおそるべしと唸るしかなかった。

九州・大分県の耶馬渓でのびのびと育てられた、健康で安全な三元豚をチャーシューにしているそうで、このチャーシューがまるで牛タンのように弾力がありつつも柔らかくて大変にむちゃくちゃ美味しく、そこはゆっくりと味わって堪能させて貰った。

極細ストレートの麺もかなり本格的で、そのラーメンの全体像からして本家は実食してないが関連店のラーメンを思い出した。特に蘊蓄やインフォには何も表示していなかったが、すぐ横に店主がおられたので、田中商店で修行経験がないか確認した所、そこで修行されたそうだった。

なるほどと一人唸りつつも、百円となっていた替玉もお願いして、美味しく頂かせて貰った。麺の硬さも博多ラーメン店らしく、粉おとしからハリガネパリカタ普通ヤワと続き自由自在。何も申告しなければ普通になるが、博多豚骨系のお店だけに、そこはヤヤカタメでやって来る。

それがお好みで無ければ、ヤワメと言えばしっかり茹でてくれる。九州の方はその血なまぐさい豚骨でなければ駄目らしいが、私を含めて大抵の関東の方々はそれを受け付けないが、こちらのようなこうした博多ラーメンであれば受け入れ易い。気が付けば完食である。

スペシャルなド豚骨感にややクラッとしながらも、店主に良かった旨を告げてお店を後にした。

(左フォト) チャーシューめん/店内壁メニュー/店舗外観 (2009.09.26)


 博多長浜らあめん 錦雲豚 (きんうんとん)

 住所:東京都台東区浅草橋4-5-4斉丸浅草橋ビル1階

 TEL03-5820-3501  定休日:無休?  営業時間:11:30〜22:00スープ無くなり次第

 アクセス:JR浅草橋駅西口下車。改札を出たら右手に出てからガード下を秋葉原方面へ200m
       程進んだ横断歩道手前右側にあり。秋葉原駅昭和通り口からも徒歩圏内。



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