貫ろく 東京・御徒町 ※閉店





ちょっとした小走りで額に小汗が滲む程に、春立つ三月・弥生も、春分前日の空が晴れやかな木曜日の朝だった。

ランチ時にはチョッキを着ている分、初夏を思わせる気分になる程で、そんな天気の良さもあり、ちょっと確認したい事もあって、こちらまで足を延ばしてみた本日だった。

以前よりも近くなったとは言え、御徒町でも昭和通り沿いの、さらに春日通りを越えた場所もあり、久々となってしまった。

先日JR松戸駅に程近い場所に、土佐っ子系のラーメン店が出来て訪問したが、こちらも同じ系統のお店であったりする。

店内に入ると、厨房前のカウンターに先客二名がおられ、そこに更に座ると窮屈そうだったので、二名用テーブル席の方に腰を降ろした。

今日は醤油ラーメンで行こうと、それに温泉たまごと、無料のラーメン大盛りにライスもお願いした。そして何気なくメニューボードを見れば、ピリ辛ダレの無料インフォがあり、まもなかったので更に追加させて貰った。後続が数人続き、活況を呈して行く店内。程なく到着。

おお、ピリ辛ダレがなかなかに辛そうな赤みを帯びており、それがまた食欲をそそらせたラーメンだった。土佐っ子系と言う事で、麺を引っ繰り返す様にして、ラーメンスープを掻き混ぜてゆく。

それではと行かせて貰えば、いやいやいやいや、もう旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。

加水の低い麺にスープの色が移り、かなり濃い色の醤油スープだが、これが不思議に口にすると、いつもの様に普通の濃さの味でまとまっていた。大判チャーシューがまた泣かせる味で、ライスの上に乗せてパクついた。

温泉たまごは、半分をラーメンと共に楽しみ、半分を残ったライスにスープと共に入れて食したが、辛みダレもあり、これがもうやはりと言う程に、それはヤバヤバにウマウマだった。それにしてもまた新たな、便利な表現を見つけたものである(おいおい)。

店主が一息ついた所を見計らい、さりげなく聞きたかった質問を投げてみた。何をお聞きしたかと言えば、「池袋の土佐っ子は、系統的にどうなのか」だった。

いつも行くヘアカットのオーナーが、たまに行かれるらしく、池袋にもある事を知った。こちらの店主と同じ流れがあるか否かだったが、関係が無いと言う事はないそうで、多少だけ?その系統の流れがあるらしい。

結構な量のラーメンに、更にライス付きなるも、そこは気が付けば完食。やつぱりこちらは、いいですねえええ、だった。

(左フォト) ピリ辛温泉たまご醤油ラーメン大盛/入口横メニューインフォ (2009.03.19)









夜半に雨は止んだ様で、乾いたアスファルトに、幾重にもタイヤが通過して行く、十月中旬の水曜日の朝だった。

高校二年生頃は長期休みに入ると、銀座三越の最上階近いレストランの厨房でアルバイトをして、その軍資金で次第に旅先は遠くの方にも行く様になった。

そんな時はもっぱら駅弁を食し、宿はユースホステルに泊まった。閑話休題。

朝方は曇っていた天気も、ランチ時には陽射しが出て来て、爽やかな昼時となった。そんな今日は、先日行くと何かの点検か何かで営業していなかったこちらへ、リベンジとばかりに入店する事にした。

ランチの遅い時間の所為か、先客ゼロの店内。カウンター席の中央に腰掛けメニューから、しおチャーシュー大盛をオーダーする。大盛は1.5倍でサービスとあった。

よく知る店主が、厨房の外におられ思わず話し掛け、世間話しに花が咲いたが、以前の勤務先から遠かった事もあり、しょっちゅう訪問もしていなかったので、覚えていては貰えなかったが、程なく到着のラーメンに半熟玉子を落として頂き、思わず御礼の言葉を投げた。程なく到着。

おお、相も変わらない、見た目からして背脂の質の良さが目を引く、チャッチャッ系のラーメンが置かれた。それではと口にすれば、そうれはもう、旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い、いやもう本当に美味い。

ラーメンは、店主では無く若い方が作っておられたが、店主の教え方が良く、なかなかの作り手だった。前半で土佐っ子の息吹たなびく、素性だった事を口にして思い出す程に、その良さは計り知れない旨さだった。

前回の訪問から幾多のラーメンを口にして来て、初めて判るその良さを感じ取れたのがとても嬉しかったラーメンでもあった。

それはごく普通に映る場合もあるのかも知れないが、けして普通では出来ないノウハウと努力が詰まっているものであり、どんな最新鋭の高性能な計測器で測ったとしても、数値には出て来ない旨い味のラーメンと言えた。

チャーシュー等の具関係も全て良く、気が付けば完食となった。いや、ズバン!!と心に響いた、旨いラーメンだった。おかわり、したかった(おいおい)。

(左フォト) しおチャーシュー大盛+サービス味玉/店舗外観/メニューリスト  (2008.10.15)


 ラーメン・居酒屋 貫ろく

 住所:東京都台東区上野6-1-6   定休日:日曜日

 営業時間:11:00〜14:30/17:30〜23:45 ※土曜祝日11:00〜18:00

 アクセス:JR山手線御徒町駅北口下車。春日通りを昭和通りに向かい、その通りを左折して程無い
       左側、徒歩およそ2分。秋葉原周辺拉麺MAPはこちら


ネットでこちらが移転したと知り、何しろ一年近くご無沙汰だったりして、本日やっと行く事にした。

と言ってもすぐ近くで、以前の店舗からだと、昭和通りに出て上野方面に向かい、春日通りを越えて少し歩いた左側。店頭に立つと結構大きい店舗で、中に入ると居酒屋の風情とメニューがあった。

もつ焼きやらチューハイやら、夜の顔が大きくなった感じ。でも昼は普通のラーメン店の様で、とんこつしょうゆラーメンチャーシュー増しをお願いする。

以前はお一人で営業しておられたが、今は厨房に一人と接客係の女性二人の計四名。程なく到着。

相変わらずの独特さが良い、麺・タレ・スープであった。ただ、このラーメンを豚骨醤油と呼ぶのは、う〜むと言うしかない。

何しろ、背脂系。ラーメンとしては、まずまずだし独創性もあり、勤務先から近ければ、きっともっと多訪していると思う。

(2004.11.12)

※以下は台東区上野5-10-11時代。
さぁ、今日は「えぞ〇」へ行くかと、洗濯機コーナーを抜けて店を出ようとすると、高額乾燥洗濯機を見ている買われる顔をされているお客様が目に飛び込んだので、思わず接客モードに変わりご案内をする。結局、他にもお決め頂き接客を終え、お店を出たのは午後二時をとうに過ぎていた。

徒歩でその「えぞ〇」に向かう。まもなくという所で、こちらのお店の「二周年記念サービスラーメン650円→500円!大盛やライスのサービスあり11/30まで」という看板が目に飛び込み、後は念力で吸い寄せらる如くで気がつけば店主の、「いらしゃいませ、あっどうも」の声。あ、である。店主はユリ・ゲラーかも知れない(そんな言い訳は通用しない)。

事実だから仕様が無い(その事実は無い)。一人で何を書いていると言われると身も蓋も無かったりする。その様な訳で接客でやや疲れてこれから探す手間を考えたらと入店した。とんこつ醤油500円にチャーシュー250円を追加して大盛りをお願いする。大盛りやライスのサービスは聞いて来ないのでこちらから言わないとサービスは受けられない事を付記しておく。オーダーの時に必ず言おう。「えぞ〇」への道のりは遠いの巻であった。

(2003.11.10)

中太麺にタレの色が付く程の低加水麺。背脂チャッチャッ。あれ?前にあそこで食べたラーメンに似てるぞ、と云う事でまた暖簾を潜る。あそことは閉店してしまった松戸市稔台にあった元祖土佐っ子の事である。

店主に色々とお聞きして見ると、麺は板橋にある土佐っ子も利用している製麺所で、店主はやはり土佐っ子出身であった。先日と同じ、チャーシューメンの大盛をオーダーして食す。土佐っ子に似てるが、仕様としてはオリジナル性が高く感じられる。

特に麺がさらに低加水で、茹でる前の麺はバリバリに近く、支那そばの様に手モミなんかしたら、粉々になってしまう事だろう。麺をタレになじませていたのは伊達では無い所らしい。稔台の元祖土佐っ子の事をお聞きすると、移転する事無く、お店の名前を使用出来なくなったそうで、お店をたたんだらしい。自分の目で閉店を視認していないが、やはりそう云う事らしい。

(2003.07.29)

今週号(7/15号)の東京ウォーカー内「最新!ラーメン番付」で好評価だったので行って見たお店。山手線ガード下にポツンとあった。先客もいらしてやはり人気店の様である。カウンタ席の中間に空いてる所を見つけ着席。メニューボードを見てチャーシューラーメンを大盛でお願いする。壁には幾つかのインフォがあり、元祖豚骨醤油のお店とか、食べる前によくかきまぜて下さいとか、食材屋さんのご協力で値下げしましたとかである。以前より50円値下げしたらしい。程なく到着。

かきまぜる前に白濁豚骨スープを少し飲んでみる。さらっとしてそれ自体に味付けは施されていないナチュラルなスープだった。ではと、かきまぜると段々醤油色に濁って来て面白い事に、麺の大半が焼ソバの様にその醤油色に染まっていたりする。麺に醤油ダレの味が染み付き、独特な良い効果を与えていた。

湯(スープ)はその醤油ダレが強く主張して胡椒がピリッと来て、背脂がコッテリ感を演出している仕様。麺は太ストレートでこれがまた良い感じである。シナチクが太く薄味で自家製という感じ。チャーシューが典型的な豚バラロールだが一仕事して丼に入れる直前に切って出しており、メチャクチャ旨い。食感といい、味付けといい、隙が無い旨さである。

実はラーメンが来た時、麺大盛りでお願いしたら普通盛りであったので申告すると、「後で替玉で用意します」との事だった。その半玉の替玉が別皿でやって来た。丼に移しかえて濃いタレに浸さない形で食べたワケだがその麺自体もよく判り素性の良いものだと思う。

精算時に紙製のポイントカードを貰う。帰り道によく見てみると、何杯も食べて行くと追加トッピングやラーメンが食べられる様である。気に入ったのはそこにある何気ない文章で、「精算時に〜提示して下さい」とある。よくあるのは注文時だが、別に精算時で構わないと思うのは私だけ?

(2003.07.14)


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