匠神角ふじ 千葉・柏



朝方の雨が嘘だったかの様な青空。駅への途中で、歩いていて見つけた、野原の空き地。ふと見ると土筆と蒲公英にも、優しい光りの束が降り注いでいた。

水滴の幾つかが、陽射しを浴びてむせる草の香りを放ち、桜が終わった次の新しい春の花々を迎える。青空がさらに広がりを見せ、風が駆け抜ける。雨のち晴れ。

ふとしたきっかけがあり、こちらへ久々行って見る事にした。そういえば御無沙汰な柏の角ふじさんだった。とは言え、こちら特有の極太でうねった麺は、同じ茨城大勝軒系店舗で何度か出会っていたりしている。

店頭には正午少し前に到着して入店。券売機の前に立つと、つけめんでがっつり行きたくなり、づけ麺(裏かつお風味)680円を選び、普通盛は麺250gで大盛は麺350gとの事で、大盛ボタン100円にもタッチ。

店内は満員御礼で待ち客席に二人おられ、しばし待った後に着席。後続が続き人で溢れかえる店内。グループ客の様で、席移動の丁寧な案内があり、快く移動に応じて程なく到着。

おお、うねうねした麺が、大盛にした分、迫力がある。麺だけ口にすれば、瑞々しさが口に広がる素晴らしさ、プラス強靭なコシがおそるべし。

それではと、汁に浸して食して行けば、やっぱりこれがもう、うねうねした麺がもう口内で暴れだして、さぁ変態、・・・いやいや、さぁ大変。もう、旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。

汁は席を移動したサービスなのか、デフォルトでこうなのか不明だが、充分な程のかつお魚粉に、柚子もかなりしっかり入っており、それもあってかなりの満足感。チャーシューもかなり良かった。

後半はアゴが疲れて来るくらいに麺のコシが強く、他店ではここまでのコシは無く、さすが角ふじと店名になっているお店の極太うねり麺であった。

うねっている分、量は多めに見えるが、胃に収まるとグラム数はほぼ適切だった感じ。スープ割りもいい感じで、気が付けば完食だった。

いや、ズドン!と来て、サクサク入った、づけ麺(裏かつお風味)大盛で、大変良かった。

(左フォト) づけ麺(裏かつお風味)大盛(麺・汁) (2008.04.11)


 侍 samurai 匠神角ふじ (しょうじんかどふじ)

 住所:千葉県柏市柏4-9-11 定休日:無休 営業時間: 11:00〜24:00

 アクセス:JR常磐線柏駅そごう側へ出て、スカイプラザ横の屋外エスカレーターを降りた所にある道
       を左へ進んで行った左側、徒歩およそ3分。


JR柏駅東口から歩いてスグ。 常磐線線路わきの人気店。 入店して左手にある券売機。 2004.04 醤油ふじ麺(そば)+小ぶた

爽やかで、暖かい、春の一日が始まっていた。バスの車窓から観光梨園が見え、梨の白い花が、棚の上で可憐に咲いていた。桃色の花も咲き、春が加速してゆく。今日は柏駅から程無いこちらへ向かう。開店した情報は知っていたが、二郎のインスパイア系とは知らず、う〜ん聞き捨てならないと、また休曜日が変わった感のある、本日行く事にした訳である。麺屋こうじと同じ茨城大勝軒の系列店でつくば市に本店があり、そのニ号店らしい。

店頭に着くと、若いサラリーマンが殆どで、活況を呈していた。入り口の券売機で、ふじ麺(そば)と小ぶた(豚四枚)の券を買い、店内の座席列に座り並ぶ。ふと店内に漂う芳香に気付かされる。二郎の店内と言うよりも二郎のラーメンの芳香に瓜二つ。程なくカウンタ席へ着席。しばらくすると、「ニンニク入れますか」と聞かれて来る。勿論お願いする。某二郎のお店では「俺のニンニク入れますか?」と聞かれるらしいが、そこまで凝った演出は無かった。野菜多めとか出来ない模様。そしてラーメンが到着。

う〜ん、それにしても麺が太くて、ゴワゴワした感じの、一度引いてしまうビジュアルの麺である。口にすると、茹で時間が短い感じもあって硬質な食感。二郎の唐アクの様な感じと違って、明らかにカン水をたっぷり使った感じがあったのであった。お聞きすると、つけ麺と同じ麺だそうで、その関係でこうなったらしい。なる、ほど。湯(スープ)の感じはまさしく二郎を彷彿とする。しかし背脂は振って入れたもので無く、雪平鍋で溶かした背脂が溶け切れておらず、大降りな背脂で、よけて食すしかなかった。

まさしく杏仁豆腐の様な背脂であった。ただ、チャーシューはなかなかの出来で良かった。野菜はさっと茹で上げした感じは無いものの、課題は多いものの、二郎の様にクセになりそうな感じがあり、良く出来たラーメンではあった。ただ、クラッと来るラーメンでもあった。背脂以外を完食後にお店を出て、帰り道すぐ近くにある「Penny Lane」という名のランチカフェに入り、シックな雰囲気の中で「レアチーズケーキとバニラアイスのブルーベリーソース」というデザートをアイスコーヒーと共に食した。凍ったブルーベリーが何粒も入って美味しかった。

(2004.04.12)


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