ラーメン二郎 三田本店 東京・三田





昨日の強風も収まり咲き出した桜の花がほぼ満開となって、街は桜色に染まっていた春が加速する四月卯月初日の休日火曜日だった。

昨日までの増税前需要の多忙もあって本日もまたガッツリと行きたくなり、それならば久しぶり三田の総本山を訪れて見るかとなった。

そんなわけで秋葉原からちょうど来た、京浜東北線電車に乗って田町で下車。三田口から出てこちらへ向かって歩いて行く。

するとその昔こちらの店舗があった近くに若い桜の木が植樹されていて、満開に咲き乱れて行き過ぎる人々の何人かが足を止めスマホやガラケーのカメラレンズを向けて撮影していた。

私もそこでしばし撮影してから、そこからそう遠くないこちらへ向かってさらに歩いた。まもなくと言う頃店頭に人影が見えて、営業していることが確認出来て思わず安堵の息をついた。

しかしながらその人数は四〜五人程度で、やけに少ない外列の人数だった。今まで少なくても十人は必ず並んでいただけに、手放しに運が良かったとは思えずともあれその後ろに着いた。

どうやら最近は朝8時半から営業しているらしく、それで行列が少なかったところだろうか。

直前に並んだ方が券売機でチケットを購入して戻って来たので、私も券売機でぶたラーメンのボタンを押してチケットを購入。下から出て来た黄色いプレートを手にして元の場所へ並び直した。

券売機が刷新されていて、ボタンの上にはラーメン二郎の社訓が貼られてあった。

印象的なスローガンなのが5番目で、「味の乱れは心の乱れ、心の乱れは家庭の乱れ、家庭の乱れは社会の乱れ、社会の乱れは国の乱れ、国の乱れは宇宙の乱れ」と言うものだ。

そしてボタンの一番下には、可愛いらしい人形が七体横並びしていて、よく見ると左寄りの四体は、ラーメンどんぶりを手にしており、ラーメン店のフロアを表していた。一番右手が山田店主っぽかった。

そう待たない内に先頭の人となって、先客が帰って行くのを見届けていると厨房にいる方から促されて入店。フロア左寄りの空いたカウンター席に腰掛けると、山田総帥がなんとおられない厨房だった。

その代わりに総帥をそのまま若くさせたような方がおられて、一目でその方が総帥の息子さんであることが理解できた。

どうやら数年前から夜の部が再開して、その夜の部の厨房に息子さんが立っていたらしく、最近はその夜の部を営業しない時も見受けられるようで、おそらく昼の部を任された時はそんな営業体制となっているところだろうか。

山田店主もすでに70歳を越えているようで、おそらくもうまもなく引退されて息子さんに任せて行くところなのだろう。

程なくニンニクの確認があり、ニンニクにヤサイ・アブラ・カラメでお願いした。見ていると手際の良さは親譲りで、なかなか素敵なラーメンがやって来た。

それではと行かせて貰えば、そう変わらない絶大に素晴らしい味わいがたまらないもの。

ただ粉の配合の所為なのか麺が気持ちヤワメで、スープがほぼ同じだけにそれが余計に感じられるところだったがこの風情もまた素敵だった。

肉の量が気持ち多めで、これまた良かった。気がつけば完食。いや、かなり果てなく絶大になかなかとっても実に良かった。

(左フォト) ぶたラーメン/券売機/店舗遠景 (2014.04.01)


 ラーメン二郎 三田本店

 住所:東京都港区三田2-16-3  定休日:日曜・祝日  ※データ情報更新(2014.04.01)

 営業時間:8:30〜15:00/17:00〜20:00 ※夜の部営業不定期か ※麺終了時閉店

 アクセス:JR山手線田町駅三田口側下車。国道1号線に出て、慶應義塾大学正門を
       越えて進んだ通りの右側にあり。



途中の横断歩道で、右手に東京タワーが臨める。
以前店舗があった周辺に桜が植樹され花が満開だった。
感謝状など周辺にある大学の関連物が所狭しだった。






雨が降って来たかと思えば青空が強い陽射しを照らして、気温も湿度も上昇していたそんな8月上旬の休日木曜日だった。

とある事がきっかけでまた久々にこちらへ行きたくなり、出掛ける事にした。首都圏に点在するラーメン二郎の総本山のこちらだ。JR田町駅で下車してこちらへ向かう。

大学は夏休みだろうからいつもよりは行列が少ない筈だが、怖いのは臨時休業でこればかりは到着して見ないと判らない。以前は突如臨時長期休業して店主を心配したものだが、今では問題ないようでとても良かった。

もうまもなくと言う頃に外列が見えて来て、営業している事が判り胸を撫で下ろす。案の定列は20人弱とこちらにしては少ないほう。その後ろに着いて順番を待った。

大通りに面していて街路樹も店先に植えられているものの、店先を日陰にする程でもなく炎天下の中を待つ。スタンド式扇風機が1台だけ外列の為に用意されていた。

熱中症の患者が例年より増加傾向にあるニュースを少し前にテレビで見たが、このままだと知らない内に立ちくらみしてまずい状況になっても洒落にならないしと、昨夜の雨で濡れていた折り畳みの雨傘を日傘代わりに乾かしながらしばらくの間だけ広げた。

券売機の順番となる頃また店頭の自販機でアサヒの烏龍茶を購入。ふと見ると券売機側の入口外側に藤岡靖洋著コルトレーン ジャズの殉教者の表紙があった。店主お奨めの一冊なのだろうか。

また券売機店内右手の壁にはグルメ本も出している、ラズウェル細木氏のうなぎ漫画「う」の一ページが貼られていて、週刊モーニング好評連載中と手書きされていた。

氏は山形県米沢市出身の漫画家で、大学は慶應義塾大学かと思いきや早稲田大学。

俺の空や六厘舎等とんでもない行列をよく見掛ける都内だが、東池袋大勝軒のマスターが一線を退いた今、都内最強のラーメン店と言えばこちらと言えて、そんなお店だけにそうしたマンガが貼られていても不思議は無いのだろうと思う。

そして今回行くと券売機左手の場所にラミネートされたカードが十数枚程置いてあり、取って見るとエルーセラと言う名前のインターネットショップの広告で、裏返すとそこにはニンニクいれますか?で締められているラーメン二郎の社訓が記載されていた。いつでも社訓に触れたい方には打ってつけだ。

店内の券売機で、ぶた入りラーメンを選択。そしてそこからそう待つ事もなくカウンターの一席が空いてそこへ促されて腰を降ろした。

目の前には元気なお姿の店主がおられ、後ろに助手の方が二人おられた。そんな三人の息もぴったりに、ラーメンが配されて行った。

もうまもなくと言う頃「ニンニク入れますか?」コールとなり、ニンニクアブラヤサイマシマシでお願いした。ヤサイマシマシは三田本店では今回が初めて。程なく到着。

それではと行かせて貰えばそこは総本山のラーメンで、もうこれでもかと言う美味しさ。二郎らしい肉の塊がまたとんでもないものだった。

前半はいくら食べても減らない二郎独特らしいジレンマを感じながらラーメンを楽しみつつ、後半は先が見えながらもなかなか無くならないと言う状況を楽しむ。

先日は古川橋近くにあるタンメンの名店の中華料理大宝へ訪問したものだが、出て来たタンメンは野菜がドカッと乗っており思い出したのが実はこちらのラーメンだった。冒頭でとあるきっかけとはその事だった。

若い頃山田拓美店主は中華料理店でアルバイトの経験がある事を以前ネットで知ったが、もしやそこではないだろうか?と考えるようになった。

そこで今回店主にさりげなくその中華店の名前を出して見たが、知らないと返されどうやら関係ないようだった。

今日も気がつけば完食だった。前に並んでいた初訪問らしき若い団体さんは食べる前は意気揚々だったが先行して食べている姿を見るとかなり大変そうだった。いや、今日も果てしなく、かなりとんでもなく良かった。きわめて美味し。


(左フォト) ぶた入りラーメン/店内/店舗外観 (2011.08.04)








ケータイから目を離して空を見上げれば、昨日の雨模様から一転して夏色の青い空広がる、はやぶさ帰還に沸いて、ワールドカップ初戦快勝に歓喜する6月中旬休日火曜日の午前中だった。

ラーメン二郎症候群(シンドローム)と誰もが呼ぶように、時に無性に本家二郎のラーメンに食らいつきたくなるもので、そうなると真夏のバカンスを追い求めるように、もう誰も止めらない本能と言う名のスパイラルに堕ちてゆくしかない。

そんなわけで、どうせなら少し前に行ってフラれた三田本店へ今度こそリベンジとなり、慶応義塾大学そばのこちらの店頭へやって来た。平日ゆえに10人程度の外列で、やはり平日が休みの商売に戻って来て良かったと言うしかなかった。

陽射しが強く降り注いでいたが、さほどでもない気温に穏やかな周辺だった。待ち時間もそう掛からず、今回は店舗歩道側の自販機であらかじめアサヒ烏龍茶缶を購入した。

そして券売機で、やはりこれかなと、ぶた入りラーメンを選択し、自分の番となって空いた券売機前の角席に腰を降ろした。

店内の壁には3枚のポスターが貼られており、二郎に関する新店等のインフォが案内されていた。

一つは2年前の年末に訪問した、高田馬場店(情報更新済み)が今年の年明けまもない頃そう遠くない場所に移転した事が紹介されており、ワイズマート高田馬場店の隣りになったそうでそれは今日まで知らなかった。

その他には少し前に既報の湘南藤沢店が3月14日にオープンした事と、今月27日に開業する予定のやたら店名が長い「都営三田線西台駅東口前横断歩道先高架下店」の事が案内されていた。通称は西台駅前店だそうで、これも時代である。

昭和43年に山田店主が開業したラーメン二郎は、近年その支店数を着実に増やして来ている。厨房には店主と修業中らしきお二人がおられた。「ニンニク入れますか」コールとなり、ニンニクヤサイアブラでお願いして程なく到着。

いやいや、そのオーラは外で待っている最中から先客が口にするラーメンで既にヒシヒシと伝わって来る程で、そのヤサイから感じられる風情は何処にも無いここだけの唯一無二感で今日も満ちていた。

肉も荒々しく美味しくアブラの深みは言うまでもなく、麺も膨らみが魅力的で平打ちを意識させない所がたまらないもの。

ちなみに小麦粉は日清製粉パン用強力粉オーションが利用されているそう。口にしても口にしてもなかなか無くならない麺に、あきらめかけたその瞬間、 ・・・・・気がつけば完食だった。

ラーメンの途中で店頭で買ったよく冷えた烏龍茶を飲みながら口にしていたが、その残りを店頭に出てから飲み干し、歩道脇のあった専用ゴミ箱へそれを投棄した。

見上げれば南風が、白い雲を流していた。夏本番も近い。

(左フォト) ぶた入りラーメン/店舗自販機のサンプル缶 (2010.06.15)









細いピアノが奏でるせつない小夜曲のように、天空から舞い落ちる小雨が、軽やかな音を立てていた、六月上旬休日の土曜日だった。

年が明けて落ち着いた二月頃、こちらが突如として長期臨時休業となり、誰もが心配したものだった。
しかし一ヶ月程すると、無事営業が再開され安堵の息をついた。

現在の位置から100mほど田町駅寄りの、T字路の場所で昭和43年に創業し、平成7年に今の場所へ移転した、今や模倣するお店が後を絶たない、ラーメン二郎の総本山がこちらである。

また久々に行って見ようとした頃に丁度臨時休業となり、行けず終いになってしまったが、再開して落ち着いた頃に出掛けて見た事があった。

しかし私の休日が平日でなくなった事もあり、見慣れていない長蛇の外列に並ぶのをあきらめてしまった。平日と土曜日の列の長さの違いを、あらためて痛感する事になったものだった。

それでも並んで食したい。そんな訳で、その時は午前中に所用があって、それに予想外の時間が掛かって到着が遅くなった事もあったが、本日はそんな所用も無く午前11時10分頃に到着した。

裏口近くまで続いていたその行列は、先日あきらめた長さの場所よりも気持ち短めだが、そう変わらない最後尾だった。

ともあれ、今日は並ぶ事にしていたので、その後ろに着く私だった。

裏口近くに「ナベ中止」とある張り紙があり、鍋を持って来れば持ち帰りが出来る、そんなこちら独自のサービスが中止した旨を告げていた。

貼り付けてから何か月も、そんなに経っていない感じだ。

また明日からオープンする、茨城守谷店のポスターも在った。折れ角を曲がると、もうすぐだ。券売機の順番となり目の前に立つと、丁度オツリが落ちる音が聞こえて来た。

チャリンチャリン♪と店内に響く、硬貨の音。 銭形平次ではない(古過ぎる)。

最近は電車の切符の券売機でも、取り忘れるケースが頻繁におきていて、切符とオツリが同時に落ちて来る工夫が施されているらしいが、私も以前確かに取り忘れた事がある。

前の方の取り忘れと言う事で、厨房の方を介してその方へ渡して貰った。すると券売機の脇の方がまだあるオツリに気づき、更にその方へ最後のオツリが手渡された。

・・・・・・・・。 広い受取り口の死角にあったらしく、もちろん不可抗力である(はいはい)。

などと思いつつ、ぶた入りラーメン700円を選び、直ぐに空いた席へ確認して着席。しばし後に、ニンニクにヤサイのコールをして、程なく到着。

それではと口にして行けば、いやいやいやいや、もうもうもうもう、美味い美味い美味い美味い美味い美味い。

おおお〜、違う違う、やはり違う。何がと言えば、全ての二郎系は言うに及ばず、二郎の支店と比較しても、似て非なる三田二郎本店のラーメン。

ニンニクの出汁の一体感一つをとってもそうで、真似したくても越えられない、一線がこのラーメンには存在している。

二郎総本山のラーメンとは、そんなオーラがバンバンと漂う、味は近い各支店のラーメンだが、ビジュアルとその感極まる食材同士のバランスは唯一無二と言えた。

まったりと出汁が染み込んだ感じの野菜と、むっちりと来る極太麺を、ドッキュンと来る二郎ブタと共に食して行けば、もう心は晴れ晴れ、日の丸の扇子が乱舞する(もちろん比喩である)。

それにしてもこの量の多さに、もう駄目かと思いつつも、何とかその美味さゆえに、具と麺を気が付けば完食。

やはりおそるべし、二郎総本山であった。

(左フォト) ぶた入りラーメン/周辺通り/店舗外観 (2009.06.06)





そう、15年程前からだろうか。秋葉原の家電量販店で、外商営業をしている頃、何度となく通る道に、行列が絶えないラーメン店があるのを見ていた。

「いつもよくこんなに並んでいるもんだなあ」なんて、当時よく思ったものだった。すぐ近くには慶應義塾大学があり、品川や五反田方面へ行く時には、必ず通る交差点の角地にあった。

それがこちらで、こうしてラーメンを食べ歩く様になった頃、なぜ行列が絶えなかったかが、よく理解出来たものだった。大学の近くに支店が多い、盛りが半端では無い、とにかく凄いラーメンを提供するお店。

道路拡張により、以前あった場所から、100m程移動して営業している二郎総本山へ、本日行って見る事にした。

JR田町駅から歩いて、午前11時少し前に店頭へ到着。既に店内は満員で、八名が外に並んでいた。やつぱり、おそるべし。

しばらく待って先頭となり、券売機で「ぶたダブル小ラーメン」700円を選び、店頭の自販機でウーロン缶を前の方の真似をして購入。そして空いた席に着席。店内には、慶應のスポーツ系クラブの感謝状の様なものが所狭しと貼られていた。

社訓らしきものがあり、「清く正しく美しく…」で始まり、「ニンニク入れますか?」で締められていた。コールになり、「野菜増しニンニク」と言ってお願いする。程なく到着。

おおー、おそるべし。それはそれは、壮絶なアブラ増し増しな、ぶたダブル小700円、野菜増しニンニク入りのラーメンの姿がそこにあった。

店主が「ドンブリに付いた油、フキンで拭いてどうぞ」との事で、手に持つ部分の所だけぬぐって、カウンタテーブルに下ろした。スープがなみなみと入っており、こぼれそうな程のラーメンであった。

量もぶたダブル小の、最大値な感じにさせるものがある。さすが本店、と言うしかなかったのだった。で、食らいつく。いやいやいや、これは旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。

麺は柔らか目だが、何とも言えず良く、チャーシューがドえらく旨い。後半、完食に自信が無くなって来たが、ここはもう、麺と具だけはと踏ん張り、なんとかイケた。

スープも半分程イケて、気が付けば手とバッグとズボンの一部が油まみれの中で、多少スープを残して完食。

ドンブリとコップをカウンタトップに置き、フキンでテーブルを拭き、「ごちそうさまでした」と一礼。お店を出た後、以前店舗があった場所に立って見た。

「いつもよくこんなに並んでいるもんだなあ」から、随分と時間が経過していた事に気付かされた、そんな三田二丁目T字路交差点の風景が広がっていた。

(左フォト) ぶたダブル小ラーメン/程近い慶應義塾大学正門/本店跡地 (2006.10.04)