中華料理 宝仙 東京・秋葉原 ※閉店



青い表層から陽射しが注いで残暑が続く、八月葉月中旬半ばの世間はお盆休みの水曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、夜風はそれほど暑くもなかった午後七時過ぎだった。

勤務先が秋葉原ならば、5年ぶりとなるこちらにも行って見るかとなるもので、仕事帰りその店頭へやって来た。

以前の秋葉原巡りの時はランチタイムに足を運んだものだが、最近の仕事の日は勤務を終えてからこうしたお店を訪れている。

以前訪れたランチタイムの時は行列も出来るこちらだが、閉店も間近のこの時間帯は辺りの街灯も薄暗く入店すると先客ゼロの店内が広がっていた。

ちょうど店主らしき方が、自転車に跨がって出前に出たばかりだった。以前のようにもう一人の方が厨房におられ、テーブル席に腰掛けながら厨房寄りの壁面にあるメニューを見上げて、そこにあったラーメン半チャーハンセットをその方にオーダーした。

ランチタイムの時は、今も盛況だろうか。こうして誰一人客のいないフロアに居ると、まるで全然違う中華店に見えてしまうから不思議だ。程なく到着。ちょうどその頃店主らしき方が帰って来られて、私の横を通り過ぎて厨房に入って行った。

もしかしたらオーダーに対応してくれた、寡黙そうに見える方が店主だろうか。いや、やはり出前から帰って来た方が、きっと店主に違いない。そんなことを考えながらもそれではと行かせて貰えば、相も変わらずなかなかの味わいが素敵でたまらないもの。

初訪問の時に、料理の巧い方が作られる一工夫加えた感じの旨みと比喩したが、それは今も何一つ変わるものでなかった。チャーハンがまたそんな風情で、何処か洋風的な風合いがあって素敵だった。それだけに、気がつけば完食だった。

さりげなく先述した店主らしき方に、開業してどれくらい経つのかお聞きして見ると、40年以上営業しているこちらであることを教えて頂いた。すると昭和47年前後辺りに開業したところだろう。

いや、やはりなかなかの味わいが、実に素敵でとても良かった。

(左フォト) ラーメン/半チャーハン (2014.08.13)


 中華料理 宝仙 (ホウセン)

 住所:東京都千代田区神田佐久間町2-25  TEL03-3861-7790

 定休日:日曜日・祭日  営業時間:11:00〜14:45/16:00〜20:30

 アクセス:JR秋葉原駅昭和通り口下車。昭和通り側に出て高速道路下の横断歩道を渡り、上野
       方面に歩きカレーハウスCOCO壱番屋の角を右折、しばらく歩いた左側。徒歩3分。
       秋葉原周辺拉麺MAPはこちら



開業して40年以上となるこちらだそう。

客席フロア厨房側上にあるお品書き。

閉店間際の時間帯は、静かなこちらだった。





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曇りがちな空には、わずかに青空が見えだして、にわかに陽も射し出す六月後半火曜日の朝だった。

昼時ともなればカレンダーの厚手の紙を、一枚めくり上げた月になったかと思う程に、本格的な夏の到来を感じさせる陽射しが、六月の秋葉原界隈を襲っていた。

武蔵新店は今日から営業を開始したらしく、店頭に着いて中へ入って見ると、奥から始まっている列が券売機のある店頭近くまで並んでいた。

休みの日であれば、苦にならない程度の列の長さだったが、就業日のランチタイムと言う事で、30歳前後の男性が中心な事を確認しつつも、そちらから出て本日はこちらに入店する事にした。

店頭に到着。以前来た時と、何だか違う雰囲気がする。何が違うかと思えばテント幕とも呼ぶ、日除けのビニールシートが張り替えられていたのであった。

さて遅いランチタイムもあり、中へ入ると落ち着いた感じながら、やはり人気店と言う事で、そこそこ以上の先客がおられた店内であった。

空いていた厨房前の、カウンター席の一番手前に促されて腰掛け、メニューを見て少し悩んでからタンメン600円を大盛増し100円でお願いした。

厨房の中に料理する方が、沢山おられると大変やりづらいものだが、こちらはお二人が中にいるものの、大変に息の合ったコンビネーションで調理されていた。

ふと周りの先客が口にしているものを見ると、この暑さの所為もあってか、冷やし中華が本日の人気メニューとなっていた。それにすれば良かった(おいおい)。程なく到着。

いやいやそんな事は無く、これぞと言った風情の良いタンメンがやって来て、野菜も多めに入り、ほとばしる湯気からの香りにも味があり、これはなかなか美味しそうだった。

それではと行かせて貰えれば、もう旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。たまにえらく塩辛い、タンメンスープに出くわす時もあるが、こちらはちょうど良い塩加減であった。

程よくはいったニラが、何ともいい風情を更に高めさせ、しゃっきりと来る比較的細い麺も、カタ過ぎずヤワ過ぎずの絶妙さがまた素晴らしかった。

中に入った豚肉もいい感じで、独特なコクも感じられたタンメンスープであった。麺量も気前のいい方ながら、その美味しさに気が付けば完食である。いやいやいや、もう良かった。

(左フォト) タンメン大盛/新しくなったテント幕の店舗外観 (2009.06.23)


陽が昇り都市が目覚める頃、静寂の寒気に微かな街の律動が聴こえて来る、朝方は寒いものの昼時はまだ秋の気配が続く、11月上旬の木曜日だった。

そんな今日は、先日訪問して店頭に立つと外列が出来ていて、店内も待ち人達で溢れかえっていた。やはり周辺の人気中華店だけあって、当然と言えば当然の状況であった。

また本日来て見ると、正午前の早い時間もあり、店内の待ち人が三人程度だったので後ろに着いた。

程無くしてテーブル席に相席で座れ、メニューからチャーシューメン750円の、大盛100円増しでお願いした。

厨房と客席のあいだは、透明のプラスチックで仕切られており、カウンター席前の一部の仕切りだけ筒抜けとなっていた。厨房ではお二人の方が息よく、オーダーをこなされていた。程なく到着。

いや、久々のこちらのチャーシューメンだが、相も変わらずに旨そうなビジュアル。刻みネギが多めに乗り、なるほどと言うところ。

それではと口にすればもう旨さひとしおで、やはり旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。チャーシューがこれでもかと、口内で暴れ太鼓を打ち鳴らすが如くにいい感じ(変な比喩は使わない)。

作り手と言うのは毎日食材に触れていて、その匂いで善し悪しさえも判るもので、そんな事もあり古くから本格的にこだわるお店の中には、肉などの匂いを気にする方も多い。

そんな理由から普段まとわるその臭みを消す一念で、この様に刻みネギが多く乗る場合がある。スープに生姜が入っている場合も同じ事由。

要は、ネギを多用する中華店は、スープがウマいと言える。食べ手オンリーの方は、獣臭をそう感じない場合が多く、私も実際そうで、旨みを充分に堪能して満喫した。気が付けば完食。いや、ズバッ!と、うまかった。

(左フォト) チャーシューメン大盛/店舗外観 (2008.11.06)


晴れては曇っての土曜日。靴の買い物が近くにあって、それを済ませた後に、こちらへ入店。出前もやっている、周辺一の人気店と言った感じのお店である。

最近、大盛ばかり食べているので少し抑えないといけないなと、思いつつも、チャーシューワンタンメンを大盛でお願いする。

しばらく待っていると、「あれ、大盛でしたっけ?」とお店の方のご発言。

見ると既に出来上がっている様子もあって、やや照れながら「あ、それでいいです」と申し上げて、そして程なく到着。

それでもチャーシューとワンタンが、たっぷり入ったボリュウムのあるラーメンで、チャーシューは肉厚のある旨みが殆ど逃げて無く、柔らかくやつぱり良いチャーシュー。

加えてワンタンも、餡が多めに入って美味しい。スープもやや温い分旨み高い方向。

麺も良い方向ではあるもの。何れにしても、優しい味わい感じる、下町の中華料理店の良いラーメンを堪能出来た。量も満足感高かった。

(2004.06.12)


久々にらーめん風我に行ってみるかと立ち寄ると、なんと閉業していた。大変残念だが仕様が無いのでこちらへ入店する。チャーシュー麺を大盛りで注文。この所、つけ麺が続いていたのでこの手のラーメンが食べたくなり当初の目的は達成する。ほど無く到着。

湯(スープ)は毎日でもいけそうな感じのあっさり醤油味。麺は低加水仕様を煮込んだ感じでコシが少なかったが美味しくはあった。そしてチャーシューが進化しており、特段に旨い。肉と脂のバランスが良くスモークされている感じで大変に良かった。他の青菜やシナチクまで洗練されている様に感じる程、チャーシューが旨かった。

会社に戻り、いつもの家電販売員として営業に勤しむ。そんな日の夕方、バケツを引っ繰り返した様な大雨が猛烈に降り出してきた。日が暮れてもしばらく降り続く。暗闇となったビルの合間からは時折閃光が見え、一息おいてから春雷がけたたましく鳴り響く。帰る頃には土砂降りは終わり普通の雨となる。初夏もそんな先では無い様に思える。
らーめん風我、何処へ・・・。

(2003.05.20)

昭和通りシリーズ七軒目で、やはり以前サイト来訪者様からメールで教えて貰ったお店。お店の前に立つと一見、地域密着型の大衆中華料理店と云う店構えで、中華そばと書かれた小綺麗な赤い暖簾がラーメンに対して期待をしてしまう。店の中に入ると盛況で、空いた席を探すのが大変だったがお店の方に案内され着席する。

メニューを見ると大衆中華料理店でありがちなメニューが並ぶ。チャーシューメンがあり、タンメンもあったので、試しにお店のお姉さんに「チャーシューのタンメンでお願いできますか?」とお聞きしたら要領を得て頂けなかったので普通のチャーシューメンをお願いする。程なくラーメンが到着する。

湯(スープ)は料理が巧い方が作られる一工夫加えた感じの旨みがなかなか良い薄味の醤油味。麺は意外な程にカン水が感じ難いプリプリな中細ストレート麺。チャーシューはロース系の思った程堅く無くいける。これにシナチクの他にほうれん草がのってこれが合って良かった。

(2003.01.18)