日の出屋 東京・西国立





相模原某店を出た後、その最寄り駅構内のドトールでひと息ついてから、予定通り昨年引っ越して兄貴夫婦宅の近くに住んでいる、母の所へまた赴いた。

立川市内の閑静な周辺で、久々だった事もあり近況の話しに花が咲いた。そしてそこを出てせっかくここまで来たのだしと、以前から入って見たかった、こちらにも今回道すがらにある事もあり、訪問したのであった。

2005年10月に東池袋系の大勝軒立川店として開業して、その三カ月後に現在の店名に改称し、現在に至っているお店らしい。

外観と客スペースが普通のラーメン店ではなく、いわゆる一般の民家で営業しており、玄関で靴を脱いで上がり、あぐらをかいて食すスタイルとなっているお店だった。

店頭に着くと午後二時半頃で、開放された玄関ドアの前に二人の待ち列が出来ていて、おそるべし周辺の人気店であった。

先客が何人か完食して精算後に靴を履いて帰って行き、前の二人が入ってまもなく私も入店を促され、座ってからテーブルにあったメニューリストを手に取った。

するとタイムサービスがあるらしく、午後一時半より三時までは、中華そばと特製もりそばの中盛または並盛が、ワンコインの500円で提供している事が判った。なるほどそんな事もあって、さらなる盛況さが続いていた様だった。

いやいや、これはちょうどいいと言う感じになり、ラーメンを一杯既に食していた事もあり、ワンコインの特製もりそばを、控えめな並盛でお願いした私であった。

オーダーを聞かれた店主の奥様らしき方が、意外な面持ちになっていた気がしたのはもしかしたら、気の所為かも知れない。二杯目ですからと言うのも、何だったので沈黙の艦隊で通した(おいおい)。程なく到着。

おお、やって来たのは紛れも無く、見た目からしても東池袋系のもりそばであった。むっちりとした太い麺が、また良い風情を醸していた。うどんの麺と見紛うほど。

それではと行かせて貰えば、おおお、いやいやいや、もうもうもう、美味い美味い美味い美味い。

やや不揃いな太さだったが、むっちりもっちりと口内で喜ばせくれ、これがなかなかと言えた麺であった。なお、数量限定の細麺もあるらしい。

デフォルトで酸味がけっこう強めに感じるタイプで、豆板醤らしきコクを感じるつけ汁だが、これがまた風情的にかなり相性の良い感じで良かった。

ついさっきまで日陰のない通りを歩いていて、暑さにやや負けながらここまで来た事もあり、このつけ汁の酸味感は、とてもありがたい酸っぱさであった。

夏バテ気味で目の前にお酢があったら、入れてしまう方の気持ちが判ったものだった。

最後のスープ割りでは、豚骨度が増したもので、それもまた美味しいものであった。こちらの店主は、おそらくかなりのあいだ、東池袋におられた方であろう。

気が付けば完食。いやいや、東池袋系のもりそばを、自宅であぐらをかきながら食している感じが、また乙な気にしてくれる、そんなこちらであった。


(左フォト) 特製もりそば並盛(麺・汁)/店舗外観 (2009.06.27)


 ラーメン・特製もりそば(自家製中太麺) 日の出屋

 中華そば・特製もりそば 麺量:並200g・中300g・大400g・特大500g

 住所:東京都立川市羽衣町1-8-6 定休日:火曜日 営業時間:11:00〜15:00/17:00〜20:00

 アクセス:JR南武線西国立駅下車。改札前の道を左へずっと進んで行き、大通りに出たら左折して
       その先にある横断歩道を渡る。その前にある細い道を少し進んだ左側の看板がある民家。



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