麺者 服部 東京・西神田





暑さがやや一段落の、祭日の月曜日が始まっていた。薄雲が掛かるスカイブルーの空から、注がれる陽射しが柔らかく、テンダネスなカラーに染まる、夏の風もどこか涼しげ。

また神田神保町界隈の古書店へ、出物探しに都営新宿線を利用して出掛けた。

やや早めに自宅を出て、午前中から古書店で物色。午後一時前にはそこから出て、気温が落ち着いた事もあり、今日はらーめんで行こうと思った。

そんな訳で、神保町界隈で祭日でも営業しているお店から、ネットで結構良い評判だった事もあり、一度訪問してかなり御無沙汰になってしまった、こちらへ行く事にした。

夏には涼風満点な「ジュレじゅーしー」と言う名の合えそばが人気らしく、ラーメンは無化調で提供しているお店だそう。

比較的広い店内で特に列も無く、席も数席程度なら空いていた。券売機でジュレじゅーしーなる合えそばも気になったが、ここはやはりと言う事でらーめん700円に、ちゃーしゅう御飯普通250円も選び、近場の空いた一席に腰を降ろし、券をお店の方に渡した。程なく到着。

スープにこだわりがある主張の為か、らーめんにはネギが入っておらず、そう遠くない「九段斑鳩」を意識したものか。そのぶん見た目はやや寂しいものの、ドンブリから香って来るスープの香りは、そんな事を気にさせない程に説得力があるものだった。

オーラの良い麺も、具に隠れていないので、おらおら!と言って来そうだった。それではと口にして行けば、何とも旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い、いやこれは、ズズンと美味い。

チャーシューも厚みがありなかなか。麺の適度な加水感がたまらなく良い風情で、麺の良さがそれこそドンブリの中で陵駕していた。

それはスープが見劣りすると言う訳でも無く、麺に負けないこだわりを感じる魚介豚骨スープで、その麺あってこその素晴らしいラーメンと言う意味と言えた。

ちゃーしゅう御飯も青ネギの色鮮やかに、よく炙ってある肉が食べ易く刻まれており、甘辛な醤油味のタレが、とてつもなくたまらないシフトで、これまたドドンと良かったサブメニューだった。気が付けば完食。

店名の「麺者服部」は、忍者服部半蔵をモジった店名なのか、ふと気になりつつも、恥ずかしがり屋さんの私には聞けず終いで(たまにこうなる)、お店を後にしたそんな昼下がりだった。

どうなんだろう? 気になる・・・(おいおい)。 いや、とっても良かった。


(左フォト) らーめん/ちゃーしゅう御飯(普通)/券売機のボタン群 (2008.07.21)


 麺者 服部 (めんじゃ はっとり)

 住所:東京都千代田区西神田2-1-8 定休日:日曜日

 営業時間:11:30〜16:00/17:30〜22:00※土曜11:30〜15:00

 アクセス:JR中央線水道橋駅東口下車。白山通りを神保町へ進み、三崎町交差点の次の右路地
       を入り少し歩いた左側。又は都営地下鉄神保町駅下車。神保町交差点から水道橋駅へ
       進み、三崎町交差点の一つ手前の左路地は入り少し歩いた左側。各駅から徒歩5分程。

水道橋駅と神保町駅、どちらからも近い。 2004.03 あつもり



今後はもっと歩く事を誓い、神保町のお店で清算して味噌がキーワードの某店が結局見つからず、そこから水道橋方面に足を向ける事にした。(裏通りばかり探したが、表通りの方だった様である)そして何気なく歩いている内に、見つけたのがこちらのお店だったりする。最近開業した感じの、お洒落な和の外装でまとめた感じ。

2003年1月にオープンしたらしい。店内もやはりそんな感じで、焼酎の地酒が並んでいるのを見つけ、どこかのお店でも見た店内の雰囲気があったりする。メニューから、つけめんをあつもり700円でお願いする。程なく到着。
麺が入った四角い和皿に目がひかれる。やはりお洒落である。つけスープは茶濁した豚骨醤油に軽く酢を感じながら塩気を強く感じる節系の仕様。麺が中細やや縮れのコシの感覚がなかなかで、割りスープも用意され、総括的にはこれはアリの、まずまずのあつもりであった。

シナチクにカツオ節がまぶしてあったのが面白い。少し歩けば水道橋駅で、今日は湯島から歩いたので結構歩いた様だが運動しても、らーめんを連食しては元も子も無いのかも知れないと思った今日この頃だったりする。

(2004.03.04)


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