つけそば中華そば 浜屋 千葉・我孫子





ネットによるとJR我孫子駅周辺に出来た、ラーメン店が結構評判いいらしい。濃厚豚骨・無化調・自家製麺の三本柱だそう。そのお店こそが、こちらであった。

新店が出来る度に時代の主流が、より明確化するのが世の常と言えた。そんなわけで気になる所となり、安食のお店の帰り道こちらにも立ち寄る事にした。

今年の春先に茨城県北相馬郡利根町に1号店が出来たラーメン店の2号店で、いつも北相馬郡なんて聞くと水戸市の先にあるイメージが先行してしまうが、利根町とは利根川の利根で千葉県のすぐ隣りにある町。

県境に沿って走るJR成田線布佐駅から県境の川を越えて程近い場所に1号店はあり、両店は付かず離れずの絶妙な地理関係を保っているように思えた。

店頭に到着すると、そこはやはり今風の黒を基調としたお店で、入り口左寄りに製麺室があり、中にはかちどき製粉さんによる小麦粉配合指定品なのか、浜屋イニシャルのHYが印字された大袋が数袋置かれていた。

券売機で何にしようかと案じたが、目を引いたエビ辛しつけそばを選択。店内はランチタイムの遅い時間ながら、待ち客はおられないもののちょうど満杯で、さすが既に人気店となったこちらであった。

先客が帰られて、程なく着席できる。頭の上には「かちどき製粉・特75」と「日清製粉・オーション」の大袋と、江戸絵のような錦絵が交互にフレームパネルの中に入って並べられていた。

釣り用のルアーが至る所にあり、周辺に手賀沼がある事を思い起こさせる。

また天吊り照明の傘がなぜか小さい木製の風呂桶で、これが落ちて来て頭に当たったらギャグになってしまいそう。(笑)

自家製麺は保存料着色料不使用かん水塩分控えめ。スープは先述の通り無化調、豚骨鶏ガラに日高昆布・シイタケ・四種の節類、そして瀬戸内産と北九州産の煮干しを利用したコラーゲンたっぷりスープという事だそう。程なく到着。

おお、これが何とも見るからにムッチリとした、平ちぢれの太麺がやって来た。そして汁はエビ辛し用の唐辛子が別皿に来て、デフォルトの汁も楽しめる配慮が成されていた。

これは汁に自信が無ければ、出来ない事が裏打ちされており、これは期待が高まった。軽く麺だけつまむと、国産小麦多めで海外小麦も利用された感じがあり、得も言われぬ瑞々しさもあり、その風情が舌をかなり喜ばせてくれた。

それではと唐辛子を入れずに行けば、もうもういやいやいやいや、美味い美味い美味い美味い美味い。

濃厚感があるもののしつこい塩気やコッテリした油感は無い仕様で、そうした場合今までは物足りなさとすり替わってしまうケースもあったが、こちらのそれは不思議と良い醤油の所為なのか定かで無いが、満足感の中で着地させておりこれは見事なシフトだった。

濃厚豚骨に対しての光明さえも見えて来た汁で、魚介感がまた有りがちでなかった。ここにエビ辛し用の唐辛子を入れれば、これがまたオリジナル性もある良さがあり、何ともおそるべしであった。

こうなるとお約束の「気が付けば麺が消えた」だが、来たスープ割りに至るまで、その感動が先細りする事はなかった。いやいやいやいや、自家製麺に汁ともに、時代を一歩リードしていた、そんな気がしたつけそばであった。

(左フォト) エビ辛しつけそば(麺・汁・エビ辛し) (2009.09.23)


 つけそば中華そば 浜屋 (はまや) 我孫子店

 住所:千葉県我孫子市我孫子4-4-1   定休日:火曜日

 TEL04-7182-0407   営業時間:11:30〜14:30/18:00〜21:00

 【麺内容量のグラム数】 
 ※金額:中盛30円 大盛50円 特盛100円 特特盛150円
 つけそば麺内容量:並盛240g 中盛280g 大盛320g 特盛400g 特特盛480g
 中華そば麺内容量:並盛160g 中盛200g 大盛240g 特盛320g

 アクセス:JR常磐線我孫子駅北口下車。階段を降りたら左手に進んで行き、突き当たり左折して
       進んで行った十字路から少しだけ先の右手にあり。



  2009.09.23 今風の黒を基調とした店頭。   2009.09.23 小麦粉の大袋と錦絵が交互に並ぶ天井周辺。



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