油そば専門店 浜そば 東京・湯島





ふと、通勤電車から外を見れば、靄(もや)が出ているらしく、都内の遠くに見える高層ビルディングが、気の利かない宴会プランのように、霞んでぼやけていた。

グレイな気分になっても、外気温が救ってくれる時期の、それでも湿気が強めでもある、そんな五月半ば火曜日の朝だった。

陽気が良くなった事もあり、また御徒町湯島寄り界隈へ足を運んで見た。またこちらへと言う感じになり、入店する事にした。

中へ入って券売機の前に立ち、温玉浜そばW盛880円に、トッピングキムチ100円ボタンも連打。冷水が一番出入り口寄りに置かれてそこへ着席。

ドアの目の前の席で、春日通り沿いに位置するこちらだけに、多くの人が行き交うのが見え、多くの車が通り過ぎている。

ドアはガラス製で、中からは外が良く見えるものの、スモークが利かせてあり、外から中は見え辛くなっている。

すいてれば入店しようとするのか、時折り店内を覗く為に、顔を近づける通行人がいて、ちょっとした人間交差点模様が垣間見れる。その中にはそのまま入店して、後続客として入って来る人も勿論いる。

ちなみに今月の26日に、負死鳥カラス氏のプロレスが開催される様で、先日訪問した店舗にもあった、そのポスターが目の前にある。プロレスはあまり興味ない私だが、興味のある方は是非どうぞ。

麺が太いお店で待つ時は待つが、今日はタイミングが良かった様で、比較的早くやって来た。おお、ビジュアル的にもキムチの赤が映えて、これは美味しそうな油そばだ。

合えそばと言うと、あっさりしていそうな汁なしそばのイメージに取れるが、油そばと言うと油の一文字がこってりと言うイメージを誘導して来る。

例によってラー油とお酢を回し掛け、箸を両手に片方ずつ持ち、下の麺を上へすくい上げ、それを何度か繰り返して行く。

こんなもんかなと、思ったら食べどき。それではとガッツリ行かせて貰えば、それはもう美味い美味い美味い美味い。

熟成感の高いキムチが、ひと仕事もふた仕事もしている油そばで、そこにまた〜りと来る温玉が、風情の高いカイカローの極太麺に絡み、そこそこ入っているウマウマでトロトロの角煮がとてつもなく良く、ザーサイが食感を更に楽しくさせていた。

麺が無くなるまで、顔を上げる事はなかった。豊かな麺量なるも、そこは気が付けば完食。もうやつぱり、ウマウマだった。

(左フォト) 温玉浜そばW盛+トッピングキムチ/店舗外観 (2009.05.12)





午前八時前の総武線電車は、寝ぼけ眼に朝の陽射しが眩しい程で、見上げれば薄く青い色の空が爽快な、月末前日土曜就業日の朝だった。晴れ。そんな今日は少し前にオープンして、一段落ついたであろう、こちらへまた訪れて見る事にした。

麺は浅草開化楼の定評高い、極太ちぢれのチーメンを利用する、正統派油そば専門店のお店。油そばのチーメンは、こちらだけの様。土曜日のこちらはアメ横は遠くないし、ドンキホーテも比較的すぐ目の前。また近くには大喜があり、ラーメンフリークが店頭を何人も横切るだろう。

多少は混んでいるかと思いきや、中に入ると意外にもたまたまなのか、先客二名のみの店内だった。券売機で今回は浜辛そばW盛780円を選び、追加トッピングで温玉・ネギゴマ150円のボタンも連打。平日は周辺のサラリーマンが、結構来店してくれるらしいが、土日曜日はそんなに混まないので、逆に狙い目らしい。先客は既に飲食の最終コーナーで、着手からそう待たずに程なく到着。

おお、もうチーメンのむっちりもっちりした麺が見え、辛み惣菜が具として乗っており、辛みダレは多めに入れていない仕様の油そば。それではと行かせて貰えば、もう旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。

熱い意志を、強い人気で包んだ男たち、ハードボイルド、チーメン’75、だった(相変わらず、おいおい)。温玉を入れるとW盛で900円弱は結構いい値段ながら、それでも満足度が高い油そばと言えた。最近は奇をてらったトッピングが話題を呼んでいるが、そうした食材がまた有れば、それ如何によっては面白いかも知れない。気が付けば完食。いや、結構良かった。

(左フォト) 浜辛そばW盛+温玉・ネギゴマ (2008.11.29)







柔らかで暖かな陽射しが、秋の青い天空から降り注ぐ、11月・霜月中旬の月曜日だった。

某製麺所営業氏のブログは、最近お仕事の方が忙しいのか、以前ほどの更新では無くなってしまった。とは言うものの毎日かかさずに、チェックしているブログの一つである。そんなブログを何気なく昨夜開けば、交通費をかけないで行けるランチゾーン守備範囲内の、御徒町の湯島寄りに浅草開化楼のチーメンによる、油そば専門店が本日から営業を開始する紹介が成されていた。

しかも今日から三日間は、提供する油そばを半額のサービスで行くらしい。そんな訳で、天気が良い事もあり、オープン初日のこちらへ、早速歩いて駆けつけた次第だった。

場所は春日通り沿いで、中央通りと昌平橋通りの昌平橋通り寄りにあり、狭い幅の店舗ながらも風情良く佇んでいた。正午になる少し前に入ると満員で、ちょうど一番奥の方が完食して出て行かれ、タイミングが良かった様ですぐに入店が出来た。

入った右側にある券売機の前に立つと、通常価格780円の油そばの浜そばW盛が、麺量は350gだそうで約束通り390円となっており、それにタッチした後で温玉100円も連打。

メニューは至ってシンプルで、スタンダードの浜そばに、辛味を利かした浜辛そばの、いわゆる二枚看板となっていた。そこにトッピングを追加する仕組みで、セットになっているトッピングもあった。ふと外を見ると、団体さんが到着していて、極太麺のお店だけに危ない所だった。太いゆえに、茹で時間も掛かる。多少の後に到着。

いやいやいや、もう何処から見ても浅草開化楼の麺に、裁断されたチャーシュー(そりゃそうだ)。更にメンマ・刻み海苔・水菜が乗り、トロトロそうな温玉が今にもはじけてしまいそうな感じだった。

ラー油とお酢を気が済むまで回し掛け、お箸を一本ずつ両手に持ち、麺を持ち上げる様に掻き混ぜて行く。下のタレがある程度、全体の麺に行き渡ったら、食べ進めて行く。

それではと行かせて貰えばもう大変。いやいや旨い旨い旨い旨い旨い旨い。もうもう旨い旨い旨い旨い旨い旨い。むっちりしたチーメンに、温玉の黄身が絡み、油そばと名が付くものの、そんな油はギタギタしておらず、逆にそれが大人しい分極太ちぢれの麺が、主役は自分と言い放っている良さがあった。

もー、気が付けば完食。もー、ずばばばばん。いや、もー、良かった。 そう言えば来年は、丑年。

(左フォト) 浜そばW盛温玉のせ/アップ画像 (2008.11.17)


 油そば専門店 浜そば (はまそば)

 住所:東京都文京区湯島3-46-2  定休日:年中無休  営業時間:11:00〜翌朝3:00

 アクセス:東京メトロ銀座線上野広小路駅下車。春日通りを本郷方面に向かって歩き、昌平橋通り
       の少し手前右側。秋葉原周辺拉麺MAPはこちら



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