中華・定食 八萬亭 千葉・秋山





比較的暗い雲が覆う曇り空ながら雨の気配もなく、北風が冬の到来を告げていた、ともあれ気候は穏やかな月末の休日金曜日だった。

昨日は久しぶりに実は1日中不調で、もうレポートどころではなかった。今日も病み上がりと言う感じであり、また遠征を考えていた日だったがその気にもなれなかった。

さてどうするかといつものようにネット徘徊すると、こちらのチャーハンセット画像に目が釘付けとなった。かくてその訪問先が、すんなりと決まった本日だった。

そんなわけで自宅からそう遠くない、県道180号線沿いの高塚地区にあるこちらへやって来た。これまで何度か店の前を通っているが、入店するのはレポートの通り3年ぶりだ。

さっそく入店すると正午前もあってか先客ゼロの店内。客席フロア寄りでお店の方が入店して来る客を待っておられた。道路寄り奥のテーブル席に腰掛けてから、予定通りにチャーハンセットをお願いした。

前回訪れたとき入店前にジョナサンへ入店したものだが、しばらく前に撤退して閉店おり、今ではカフェの出来ない違う外食店になっている。

しかし周辺にはサイゼリアがあり、今日の食後カフェはそちらになりそう。カフェレストランと謳う外食店は、カフェで入る時スイーツにドリンクバーセットすれば気兼ねなく利用出来て嬉しい。

こちらは1975年の昭和50年に創業した中華店だそう。前回来て口にしたラーメンは、まさしくそんなイメージをトレースしていたものだ。程なく到着。

半ラーメンに半チャーハン、これに餃子3ケだけでなく、タクアン2切れに野沢菜、プチトマトも入るドレッシングがかかったサラダも付いて800円はやはりお得。

それではとラーメンから行かせて貰えば、それはあっさりを絵に書いたような昔ながらの中華そば。醤油の色は濃いものの、実際口にして見ると特に尖ったところもなく、しみじみとした素敵な味わい。

大衆と言う言葉が行き交った時代に生まれたザ・スタンダードだ。明治43年浅草の地に開業した来々軒が醤油ラーメンを初めて提供したと言われている。

醤油味での括りでは、今や豚骨醤油や魚介醤油に煮干醤油など様々な醤油味が存在するが、豚骨鶏ガラで炊いた清湯スープの醤油味が塩ラーメンの次に歴史があるラーメンだ。

交通網が高速化して行く度にラーメンの流行は変わって行くものの、ラーメンのスタンダードはこれからもあっさり醤油ラーメンであり続けるだろう。

半ラーメンながら具材は1人前分入っており、半ラーメンにありがちな貧相な面もなく良かった。やはり前回同様チャーシューがとても美味しく、おそらく自家製かそれに近いものだろう。

チャーハンの方にも手を付け始める。ザク切りしたネギが多めに入る特徴のあるチャーハンで、その内容量はほぼ1人前に近かった。

ネギだけでなくナルト等も多めに入っており、ラーメンと似た優しい味わいと言えた。

味付け自体は薄いが熱した長ネギから来る優しい旨味がそれを補っており、卵も多めに入ってとても美味しいチャーハンと言えた。

餃子も肉餡が多めで美味しく、お新香やサラダも手を抜いてない良さがあった。気がつけば完食。いや、かなりとても実に良かった。

(左フォト) チャーハンセット/セットメニュー/通常メニュー (2012.11.30)


 中華・定食 八萬亭 (はちまんてい)

 住所:千葉県松戸市高塚新田503-1  TEL047-391-5307

 定休日:火曜日 営業時間:11:00〜14:00 ※昼営業のみ

 アクセス:北総鉄道秋山駅下車。スーパーベルクの先にある、県道180号松戸原木線(元市川有料
       道路)に出て左折し、市川方面へ進んで行き、右カーブを更に進んだ右側。徒歩約20分。

  

自宅から程近い場所に、県道180号松戸原木線は有り、まだ高塚に来たばかりの頃は、そこは有料道路になっていて、大野には料金所があり、たまに50円程度を支払って通ったものだった。しかし2000年問題が囁かれた平成12年10月から、無料化されて今日に及んでいる。

そんな県道沿いの比較的自宅からも近い場所の、梨香台ゴルフガーデンの側にある、中華店がこちらであった。ネットで検索しても、出て来ないと思ったら、中華店の「八万亭」と言う店名で、紹介する殆どのサイトは登録されていた。某店を出て自宅に戻る前に、いつの間にか近くに出来ていた、ファミレスのジョナサンでひと休み。そこを出た後、この際だからと、こちらにも入店する事にして見た、そんな昼下がりだった。

自転車を店先に停め、入り口から入店すると、先客2名の店内であった。空いていたテーブル席に座って、メニューからラーメン500円をオーダー。ふと見ると搬出口の上には、定休日と営業時間の案内があり、何と昼間の3時間だけ営業する、そんなこちらだった。程なく到着。

おお、半裁の茹で玉子が横たわり、それを囲むようにして、チャーシュー・ナルト・青菜・メンマ、そして刻みネギが軽くちりばめられた、昔ながらのあっさり醤油ラーメンと言うビジュアルだった。それではと口にして行けば、旨い旨い旨い旨い旨い旨い。

麺が中細ややちぢれの、ややボソボソした風情であるものの、黄色みが通常に比較して若干濃い麺で、スープとの絡みも良い感じがあった。そんな、昭和40年代後半前後の、じんわり加減が良い、中華系ラーメンだった。チャーシューがなかなかで、その他の具も良いシフトを作っていた。気が付けば完食。いや、こちらも、良かった。

(2009.02.15)
  

  2012.11.30 今日も変わらない風情ある店舗。   2009.02.15 ラーメン