ぎょうざやさん 千葉・流山 ※閉店
(柏市大塚町に移転して持帰り専門店)







南国の蜃気楼が映す錯覚かのように、遥かまで続く青い空に、春の轍が濁った色もある白い雲をつくらせ、目を落とせば蒲公英の綿帽子が強いそよ風に揺れていた、四月後半休日の日曜日だった。

一度だけ訪問してそれきりのお店が、かなりの数を占めて来た。そんな中でまた行きたい所も、もちろん半端な数ではなくなって来た。

そんな一店舗がこちらで、やっぱり行きたいとなり、本日出掛けて見る事にした。大変廉価なメニューが並びながらも、町の人気爆食店でもある中華店だ。

JR武蔵野線新松戸駅の改札口を出て、すぐ近くにある流鉄線幸谷駅へ向かう。単線の踏切りを渡って駅に着くと、あいにく電車が出たばかりだった。きっぷを買ってホームに入り、時が止まった様な空間となったベンチで、しばしゆっくりと待つ事にした。

そしてやって来た電車に揺られ、終点の流山まで、しばしのローカル旅行となる。線路わきの黄色い菜の花が揺れ、青い空には、初夏に見る感じの、膨らんだ雲が見え隠れしていた。

流山に着いたら駅の改札を左に出て、そこにある跨線橋を利用して、改札口の反対側にあるロータリーへ出る。そこはバスの停留所も無ければ、タクシーが客を待っている事も無い、今も昔とそう変わらない、ただの空間でしかなかった。

そこから伸びる道路を進んで行き、信号のある交差点の先にあるのがこちらだ。やはり日曜日もあり正午過ぎに到着すると、十五人近くが店先で待っていた。たまたま行列が体を成しておらず、最後尾が判らなかったので、その人を探してからその後ろについた。

そして徐々に、前の方が店内へ消えてゆき、私も二十分程度待てば入店できた。

空いていたカウンター席に腰掛け、以前とは別のラーメンと言う考えもかすめたが、結局前回と同じちゃ〜しゅ〜めん520円をオーダーしつつ、その際に夕飯用にとお持ち帰りで、餃子二十個も一緒にお願いした。ちなみに爆食店のこちらだが、餃子一個当たりは、比較的小さめのサイズ。

店内を見渡すと、先客の殆どは注文品が未着で、休む暇無く店主がナベを奮っている。すぐ近くに貼り紙があり、麺は自家製で防腐剤や着色料は使って無い事が謳われており、そのすぐ下には他店よりも量が多めと言う言葉が添えられていた。

他店並みの量でいい場合は、Sまたは小もりと言えば50円引きで対応してくれるそう。また、Lまたは大もりと言えば50円増しで、ちょっとびっくりサイズになり、LLまたは超大もりと言えば100円増しで想像以上の量で提供してくれる事も記載されていた。

先客らのオーダー品が到着する度に、笑顔がそこかしこで、こんな中華店はちょっとないと思う。もちろんその笑顔は、注文品の量に驚いての、ひくついた笑顔ではあるのだが・・・(余計な事書かない)。

先客の到着品をチェックして判ったが、Lの「ちょっとびっくりサイズ」は、正確には「かなりのびっくりサイズ」で、LLの「想像以上の量」は「一人ではまず無理な量の想像できない量」と言えた。そんなこんなの内に、先客のオーダー品が行き渡り、しばし後に私のちゃ〜しゅ〜めんが到着。

おお、さすがこちらの普通盛りで、その量は他店のゆうに大盛り以上。き、気のせいか、以前よりチャーシューの厚みが、かなり増している気が・・・。ドンブリから以前は、はみ出していなかった。

それではと行かせて貰えば、味も良い方向性があり、もう旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。

あっさりめの醤油スープは、じんわりと来るウマ味を、我が舌と泳ぐ麺に巧く馴染んで来て、その麺は低加水の良い風情を造形しつつも、さらにその上でコシが良く、そのこだわりの高さがまたよく判るものだった。

それでチャーシューが完全無欠と言える素晴らしさであって、しかもその全体量のボリュウムが、これなんだからもうハンパない。さらにそれがあなた、しかも520円である。

かなりの量なるも、そこは美味しさも手伝って、気がつけば完食だった。

精算時、餃子を受け取って全てのお支払いをする際、さりげなくチャーハン超大もり(LLサイズ)で、利用するご飯の量をお聞きした所、なんと四合近い白米を使うそうで、やはりおそるべし「ぎょうざやさん」であった。

普通盛で丁度良かった旨も告げて、お店を後にした好青年だった(おいおい)。いや、ちょー良かった。

(左フォト) ちゃ〜しゅ〜めん/日曜日昼頃の店頭/最寄りの流山駅 (2009.04.26)





ローカルな私鉄の総武流山電鉄の終点流山駅に、何やら凄い量の大盛チャーハンを出すお店があるらしい。

しかも大変に廉価で提供していて、しかもさらにその上に超大盛りもあるらしい。で、ラーメンもやっていて、ネットでその画像を見ると、これがなかなか旨そうだった。

そんな訳で某店を出て、その近くで一服した後に小金城址駅まで歩いて、そこから流山行きの電車に飛び乗った。

ローカルな風景が車窓に広がり、電車の揺れ方が尋常では無い、ほのぼのな総武流山電鉄電車。

終点に到着して、改札を出る。なお駅の奥には車両基地があり、子供の頃そこを撮影する為に上がった陸橋を渡った。ロータリーから伸びる、道路を真っすぐ進んだ、道路沿い右側にお店はあった。

中に入ると、ランチタイム遅い時間でも、盛況な店内だった。町の人気店と言う感じ。

一番手前のカウンタ席に腰を降ろして、壁のメニューを見上げると、町の中華屋さんと言う感じで、ラーメンメニューも豊富。なるほど、どれも廉価な金額ばかり。

そこからチャ〜シュ〜メン520円をお願いする。ラーメン関係も普通のお店より、盛りが良い旨のインフォがあった。少しすると、お隣りのタンメンが到着して、びつくり。

丼の上は二郎に負けない、野菜の大きい山が出来ていた。お、おそるべし。程なく到着。

おお、こちらもスープがトレーに、こぼれる盛り良さ。そして予想通りに、美味しかった。どこか素朴で、懐かしいシフトのもの。

ラードが効いて良い感じ。チャーシューが柔らかく、これまた良かった。麺は自家製の様で、低加水気味の中細やや太ちぢれ。これがまた、まずまずだった

さすがについさっき一杯行ったばかりで、スープを残して完食。いや、良かった。

(左フォト) チャ〜シュ〜メン/店舗外観 (2006.02.03)


 ぎょうざやさん

 住所:千葉県流山市平和台4-1-25  定休日:月曜日  営業時間:11:30〜売切れ次第終了

 アクセス:流鉄(元総武流山電鉄)流山駅下車。改札を出て左にある跨線橋を渡り、ロータリー
       から伸びる道路を進んで行き、信号のある交差点を越えた先の右側。徒歩およそ6分。



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